「静止画も素材だ」多人数の出演者をもれなく使う演出方法とは

フルタニ
こんにちは、フルタニです。放送局で番組作りをしてました。

動画制作のハードルが下がって、誰でも簡単に情報発信ができるようになりました。しかし他人と力をあわせて動画作品をつくるのは結構大変です。先日こんな質問に答えました。

文化祭の動画制作係で撮影と編集をしなければいけません。
MV再現をすることになり岡崎体育のmusic videoの再現をすることになりました。
明日放課後クラスで撮影するのですが、どうやって撮影したらいのかかりません。 条件としてクラス全員を出さなきゃいけません。
どうやって撮ってどうやって繋げれば良いのかわかりません。効率の良い方法は何かないですかね?
色々アドバイスお願いいたします。

放送局時代、つねに放送日という締め切りに追われていたので他人事ではありません。助け舟になるかどうかわかりませんが知恵を絞りました。

クラス全員を出演させるには

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Photo by Philip Justin Mamelic on Pexels.com

「テーマ自由」というのが一番作りにくいものです。したがって動画をうまくつくるコツはある種の制限を加えるとうまくいきます。しかし、「クラス全員の出演」という条件をクリアーするには知恵が必要ですね。そこでこんなアドバイスを伝えました。

写真素材を使いこなす

多人数の出演者をもれなく使う演出方法として考えられるのは、全員の写真を撮影し、その素材を数フレーム単位でつないでいく方法があります。

テレ東の「出没!アド街っく天国」のコーナー「ガールズコレクション」が(素材は動画ですが)イメージしやすいかと思います。

音楽のテンポに合わせて映像をインサート編集。一本調子にならないように間合いを変えたり、アニメーションをつけたりして演出します。

ただしこの方法は長尺になると見ているうちに飽きてくるので。サプライズをつくってあげないと持ちません。

たとえば全体をいくつかのシーンに分け、ストーリー仕立てするなど最後まで引っ張るギミックを考えるのです。序破急ですね。

これができればウケる動画になると思います。

静止画の活用方法

動画編集に慣れてくると「静止画なんて動画に編集できないよ」と思うことがあります。でもそれは大間違い。静止画には静止画の持つ情報量があるのでうまく引き出すことができれば動画に匹敵する素材になります。

たとえば先日つくったこの動画。

取材時間が制約されていたため、イベントの前半しかさつえいできませんでした。このままではイベントがどんなものなのかわかりません。

そこで動画の委託元にお願いして、イベントを写真撮影してもらい、その写真を動画に取り込みました。

まとめ

動画制作をうまくやるコツは、相手になにを伝えるか考えること。つまり作り手のメッセージの強さが鍵を握ります。

なにかを伝えるためには順序だてて説明することや、相手の心を動かすための熱意が必要です。この要素を考えながら動画の設計をすることがポイントです。

そうした土台をつくることができれば、どうやって見せたらいいかが見えてきます。写真を連打というのはそのための方法の一つです。ほかにもっといいやり方が見つかればそちらを選べばいいのです。

試行錯誤を繰り返すうちに、きっとベストなやり方が見つかります。見つかったその方法が自分の個性になるのだと思います。




ABOUTこの記事をかいた人

元テレビ番組制作者。再就職→窓際→WEBコンテンツ制作で復活。64歳にして動画制作に自分の価値を見いだしました。目指すのは地域に根ざした"伝える系"の動画制作です。スキルアップと感謝の気持ちを持ちながら楽しく生きていきます。編集のお手伝いも始める予定です。