【Ae】動画の冒頭を飾る「つかみ用」クリップを作ってみた

つかみ
フルタニ
こんにちは、フルタニです。放送局で番組作りをしてました。

先日、地域のイベントを取材して4分程度の動画をつくりました。

基本ノーナレーション編集でつくるため、撮影した素材だけでは今ひとつリズムが出ないことがあります。そこでオープニングだけ別撮りすることにしました。

動画は冒頭1分が勝負

動画を見てもらうには立ち上がりの一分間が勝負だと言われます。今回動画にしたイベントではインスタグラムに投稿された写真を使って動きのあるオープニングをつくってみました。

使ったのはインスタグラムに投稿された写真の中からセレクトした8枚の画像です。委託先から画像使用の許可を得て、Aftre Effectsでアニメーションにしました。

Aftre Effectsでアニメーション

YouTube動画のサイズは1980×1080つまりフルハイビジョンです。インスタグラムの投稿画像はふつう1080×1080の正方形。縦はぴったりですがそのまま並べると横に少しはみ出します。左右に並んだ画像を組み合わせてアニメーションにします。

コンポジション設定はフルハイビジョンサイズの1920×1080。尺(デュレーション)は7秒にしました。つかみに使う動画なので印象に残る程度で長過ぎない尺にします。

次に使用する画像を読み込み、タイムラインに並べます。

ここではわかりやすいように最初のペアを読み込みました。

続いて画像の位置合わせをします。マウスを使うと画像を動かしたり、サイズを変えたりすることが出来ます。中心線を決めその左右に画像を配置します。

画像の位置合わせは、このあとソースのトランスフォームの中でも似たような位置合わせ作業がありますが、作業の意味がまったく違います。ここは建築にたとえると足場作業という意識でしっかり位置や大きさを決めます。

まず左側の画像動かします。ソース名の下にある画像名に注目。移動したい画像名の左にある[>]を押すと[トランスフォーム]という操作パネルが現れます。さらに[トランスフォーム]の[>]を押すとアンカーポイント~不透明度までの表示があらわれます。

画像を選択したらタイムラインを01sまで進めます。位置の部分にマウスを置いて時計マークをクリックすることでキーフレームと呼ばれる位置決めをします。

タイムラインを開始点に戻し、画像の[位置]の横にある二組の数字のうち左側の数字の部分をマウスで触り1648付近まで増やしていきます。すると画像が下の方に移動していくのがわかります。数字が意味するのは左がx軸、右がY軸です。画像からは中心に向かってゴム紐のようなマークが伸びているのがわかります。

冒頭で画像を合わせるとき画像を上下左右に動かして位置を決めましたが、その動きとはまったく違う考え方です。

タイムラインを見ると位置の部分に開始点と01sの部分のあわせて2箇所にダイヤマークが現れました。

これがアニメーションのマークです。試写するためテンキーの0を押すと動画の試写再生がはじまります。

この操作を右側の画像にも同じように行います。右の画像は上方に移動します。すると画像は上下から移動するアニメーションになりました。

左右二つの画像にアニメーションが付け終わったら、いったんタイムライン上のアニメーションした位置にマーカーを打ちます。タイムライン左にあるマーカーをドラッグして移動することで設定できます。

二つの画像の表示をたたみます。二つの画像を範囲指定して右クリックをします。一覧の中から[プリコンポーズ]を選択します。

プリコンポーズとは、例えるなら、机の上にあるいくつかの書類をクリアーファイルに入れて一つにするような作業です。

こうすることで仕分けしたグループごとに違う動きを付けることが出来るようになります。

以上でワンカットめの作業が終わりました。

続いて同じような作業を2カット目は[位置]のx軸を使った左右の動き、3カット目は逆の上下、4カット目は[スケール]を使って画像を拡大するアニメーションです。

この組み合わせを15フレーム程度の短い間隔で並べるとテンポのあるアニメーションができあがります。

完成したら動画に描き出し、そのファイルを素材として編集ソフトに読み込んでさらに編集を重ねます。

できあがりがこちら。

After Effectsで作画した7秒の動画ファイルをDaVinci Resolveで読み込み編集しました。動画ファイルに変換するとDaVinci Resolveでも読み込めます。

7秒のオープニング素材と本編部分の編集点はDaVinci Resolveのトランジションプラグインで特殊効果をかけています。

このプラグインは別記事で小異しています。

動画のテンポを上げる上で重要なのは音楽です。幸いなことにフリーの音楽サイトEvoke Musicから「2020003000026673_6」という楽曲を発見することができたのでメリハリの効いたカットになりました。

まとめ

いかがでしたでしょうか。アニメーションに使ったのは、ほとんどキーフレーム操作だけ。基本技を身につけておくと、あり合わせの素材で手間をかけずにアイキャッチが作れるようになります。




ABOUTこの記事をかいた人

元テレビ番組制作者。再就職→窓際→WEBコンテンツ制作で復活。64歳にして動画制作に自分の価値を見いだしました。目指すのは地域に根ざした"伝える系"の動画制作です。スキルアップと感謝の気持ちを持ちながら楽しく生きていきます。編集のお手伝いも始める予定です。