編集の魔法 とは

フルタニ
こんにちは、フルタニです。放送局で番組作りをしてました。 編集の魔法 を書きます。

動画投稿が目的で動画編集をはじめた人の話を聞いていて感じるのは、テレビ局の番組編集(主にドキュメンタリー)と編集に対するアプローチの仕方に大きな違いがあることです。

どちらがいいというわけではありませんが、この違いを理解しておかないと会話が成り立たなくなるかもしれないのでまとめました。

動画編集には二つの流儀がある

両者の違いは「粘土細工」と「木彫り彫刻」の違いのように感じます。

粘土細工は素材をちぎったり加えたりしながら作るのに比べ、「木彫り彫刻」は直接素材を削っていきます。

投稿動画の編集はどちらかというと「木彫り彫刻」のようなものです。

撮影した素材をそのままそっくりタイムラインに乗せて、不要な部分を細かく刻んだり、順番を入れ替えながら尺を縮めていきます。

このとき使われるテクニックが「ジェットカット」という方法。頭から再生しながら言い間違いや無音の部分を「リップルカット」、つまりクリップをトリミングした時に隙間(リップル)ができないようにする編集テクニックです。

仕上がりが速い編集法

いっぽう、番組編集は撮影してきた素材をいきなり尺にする。つまり完成形にすることはありません。

編集の魔法

大体の場合、素材の中身を試写しながら使えるカットを紙に書き出し、頭の中で並べ変えながら倍の長さの「荒編」にします。

その荒編をもとに足したり引いたりしながら、素材を入れ替え尺を目指すのです。このやり方はフィルム時代から使われてきたもので、一種のレガシーかもしれません。

このやり方の利点は、仕上がりが速いことです。一見、粘土細工のように切ったり貼ったりする作業は時間がかかるように見えますが、実は、撮影前からざっくりとした完成イメージは出来上がっていることが多いのです。

番組を作る際は、必ず取材した結果をもとに構成を作ります。ストーリーボードのようなものです。何が起きるかわからない現実を描くうえでも、想定稿として構成表は作ります。

粘土細工とはいえ、この構成に沿って撮影したものを細かく入れ替えながら尺にするわけです。

つまり回答があらかじめわかっている問題を解くわけですからプラモデルを組みたてるようなもの。圧倒的に早いのです。

ただしこの方法には限界があります。それは想定稿を越えられないことです。

編集の魔法

制作者の間でよく使われる言葉に「予定調和」というものがあります。予定調和とは、筋書き通りに収まったというようなものです。リアルな現実は時として予想を超えた動きをします。そのリアルな現実を無視していいのかという批判がこの言葉にかくされています。

撮影してきた素材を切り出して完成をめざす動画編集は素材勝負です。構成という予定稿がない分編集は難航します。タイムライン上に並んだ映像の断片から何ができるのか、制作者自身も迷います。

場合によっては素材を撮り直したりするなど全体構成を一からやり直すことだってあります。しかし、試行錯誤が入る分時間はかかりますが、出来上がった作品は思いもかけなかったいいものになることがあります。

そんな作品を制作者は「編集の魔法」と呼ぶのです。

編集の基礎を学ぶには

基礎は有料の教材で学ぶのがイチバンです。

編集の基礎を習得する時に、有料の教材か、無料の情報で学ぶか。 ここが一番迷うのではないでしょうか。

最近はYouTubeでIllustratorの使い方動画もたくさん動画が上がっていますし、やろうと思えば無料で学ぶことができます。

実際、素晴らしい動画がたくさんあるのも事実。 ただ、「効率よく、早く習得したい」のであれば、有料のUdemyのIllustrator使い方講座を、セールの時に買ってしまって学習するのがコスパと効率を考えると一番いいと思います。

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