困った時こそ頼りになる レンタルカメラ の存在感

フルタニ
こんにちは、フルタニです。放送局で番組作りをしてました。 レンタルカメラ を書きます。

急な依頼が届きました。内容は美術館の取材です。

世田谷区にある静嘉堂文庫美術館が移転に伴う最後の美術展「旅立ちの美術」を開催中、緊急事態宣言で公開中止になったのです。

このままでは、公開中止のまま移転の日を迎えてしまう。

これまでお世話になった地域の人たちへ、せめてもの恩返しとして「最後の展覧会」の様子を伝えたい。地域の関係者から動画制作を頼まれました。

撮影機材の悩み

私は元番組制作者。美術やアート番組は現役時代の経験もあります。動画制作者としては千載一遇のチャンス到来というわけです。

でも、困りました。

何が困ったかというと機材です。

私がいつも取材に使っている機材はフルハイビジョンのハンディカム。美術品をありのままに撮影するには力不足です。

  • 解像度は4Kが欲しい。
  • インタビューは外部マイクで収録したい。
  • ズームインアウトは手動で行いたい。

RAW撮影できるカメラで撮影し、編集段階で色味を調整できるカメラができることなら使いたいのです。

こうした機材を購入するには一式で最低50万円程度はかかります。

どうしたらいいか。考えた末にたどり着いたのが、レンタル品を検討することでした。

この記事の読者の方の中には

レンタル品。大丈夫?

そう考えている人もいるかと思いますが、それは誤解です。放送局の経験からいうと、レンタルカメラの方が人気が高いのです。

その理由をお話しします。

レンタルのメリット

テレビ制作の現場では、数多くのプロダクションも参加します。

ニュースや緊急事態対応などに備えて、自前で機材を所有する放送局と違って、プロダクションは企画ありきの請負仕事。

ほとんどのプロダクションは機材を持たずレンタル品を使って日々のコンテンツを作り続けています。

レンタル品のいいところは、最新の機材、企画にあわせた機材が調達できること。

機材の保守管理はレンタル会社の保証付き。取材先で機材がトラブルようなケースはめったに起きません。

私は、プロダクションが持ち込む企画を三年間にわたって査定してきた経験もあります。

その目から見てもレンタル機材の優秀性は納得済みです。

保険が安心

また、制作プロダクションにとって安心な点は保険があることです。

番組制作の現場は大半が屋外などのオープンスペースです。移動する車内であったり、天候的に厳しい場所。海外の場合によってはスラム街などの治安の悪い場所だったりすることもあります。

まれに機材が盗難に巻き込まれることだってあります。

「海外取材中、治安がいいと思っていた路上で拳銃強盗に遭い、高級乗用車が変えるほどのハンディカメラを強奪された」そんな話も耳にしたほどです。

そうした万が一の時、高額な機材に保険が掛けてあるだけで、撮影時の気がかりが一つ減ります

取材交渉や構成検討、ロジスティックスなど難問を同時に抱えながら撮影する立場からするとレンタルの保険は強い味方と言わざるを得ません。

身の丈に合った専門業者放送局などの業務で使う機材の調達は専門の機材業者が対応しています。

レンタル座ビス・身の丈に合った値ごろ感

今回の企画は商用ではなく、地域の記録にとどまります。予算も潤沢にあるわけではありません。

いわば民間に近い値ごろ感で身の丈に合ったレンタル品を見つけなくてはなりません。そんな時探し当てたのがこのサービスでした。

ビデオカメラとデジカメのレンタルはAPEXレンタル

ビデオエイベックスはカメラやパソコンなどのレンタルを軸にした会社です。

ホームページを見るとわかるように、今話題の商品を中心に在庫も豊富にそろえていることがわかります。

今回は、美術品を撮影することから、4Kシネマカメラを中心に検討しました。

Blackmagic Pocket Cinema Camera 4K(BMPCC4K)レンタルサービス

「Blackmagic Pocket Cinema Camera」通称BMPCC-4K。購入すると本体だけで15万円近くするカメラです。

品質はフルハイビジョン、つまり2Kのワンランク上。撮影した素材も色補正や色加工ができるRAW形式と狙い通りの機種です。

目的にかなうカメラが在庫リストの中にしっかり入っていました。

合わせてレンズも見たところ、こちらも計画通りの商品が見つかりました。

オリンパス交換レンズレンタル | M.ZUIKO DIGITAL ED 12-100mm F4.0 IS PRO

こちらはズームレンズです。しかも手振れ補正付き。

BMPCCは手振れ補正がほとんど聞かないのが欠点ですが、その欠点をレンズの方で補ってくれる優れものです。価格はこちらも15万円。

合わせて30万円するセットが二泊三日で2万5千円で体験できるのも興奮です。

ネットで予約したところ数日で配達されることもわかりました。

煩わしい手続きがほとんど省かれ、浮いた時間を取材や編集に当てることができます。

まとめ

今回は急な取材のため特別な対応でした。

日常的な取材にレンタル品はコスト的になじみませんが、この先機材を更新するために高級機材を借りてみるという戦略もあります。

実際、今回のケースでは購入候補に上っていた撮影機材の試用もかねて体験することができました。

また、YouTubeなどに動画を投稿して収益を上げている人はご存じかもしれませんが、レンタルにかかった費用はすべて必要経費として計上できます。

確定申告で税金が戻ってくるのです。カメラ本体を購入した場合も戻ってきますが、大体カメラは高額なので固定資産となり還付金も数年にわたって分割されてしまいます。

レンタル品は価格だけで見ると割高に見えますが、長い目で見ると知識や経験を得られる貴重な機会であることを確信します。

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