こんにちは、フルタニです。放送局で番組作りをしてました。
先日制作した動画がメディアに掲載されました。(嬉しい)
YouTubeのすごいところは、自分にタレント性がなくても動画づくりを仕事にできることです。「あんたの動画は人気がなくて売れないけれど、動画づくりの腕なら買うよ」という人はいます。探す努力さえ惜しまなければ道は開けるのです。
これまでの成績を振り返ると
YouTubeに動画投稿を始めたのが今年1月。
これまでに15本の動画を投稿しました。毎週一本必ず動画を作るのが自分のペースです。
プロのYouTuberとは全然比較にならないほどショボい成績です。しかし、日を重ねるにしたがって総再生時間が伸びていくのがわかります。単純に比較はできませんがプログではこうはいきません。書き始めて反応がで始めるまでに三ヶ月、収益が出るのに半年近くかかるなんてザラです。
それでも見てくれる人がいたのはなぜだったのでしょう。
小さな世界にこだわる
Embed from Getty Images私の動画の主戦場は地域情報を伝えることです。地域ニュースと言ってもいいかもしれません。関心を持って見てくれるのは多分地域にお住いの方々。全国をターゲットにするYouTuberから見たら蟻のような小さな世界が相手です。
そもそも視聴者が少ない分野で稼げるのと言う声が聞こえてきます。
それもそのはずです。YouTubeで稼ぐのは一昔前より難しくなりました。
こんな数字があります。
4千時間/年間
チャンネル登録者数1,000人。
これはYouTubeがお金を払ってくれるポジションにつくために到達しなくてはならない基準。つまりハードルです。
新たなチャンネルが収益化を有効にするためには過去 12 か月間の総再生時間が 4,000 時間以上であり、かつ、チャンネル登録者数が 1,000 人以上いることが必要となる新しい条件を設けます。
日本版 YouTube クリエイター ブログ: クリエイターを保護するための YouTube パートナー プログラム(YPP)の新たな変更点に関するお知らせ
総再生時間4,000時間を獲得するためにはどれくらいの再生回数が必要かというと、4,000時間÷自分の平均視聴時間になります。
4,000時間は分に換算すると240,000分。年間でです。
私の平均視聴時間は約2分なので必要な再生回数はというと、
240,000÷2(分)=12万回(年)=1万回(月)
が必要な再生回数になります。 再生時間は2万分ですね。
冷静に考えると到底無理な数字です。これが達成できたとしてもチャンネル登録者数が 1,000 人以上というハードルを越えるのもなかなかむつかしい数字です。
私はこの数字を当てにしていません。
私が目指しているのはこのゴールではありません。では何かと言うと自分自身を商品化することです。
信用と信頼
Embed from Getty Imagesこれから10年先を見通して考えると、動画投稿の世界も信用第一になるはずです。こんなTwitterをしました。
単にフォロワー数が多いだけといった「目立ったものが勝つ」時代は長くは続きません。量ではなく質の高い情報を求めていることはグーグルが宣言しているからです。量に加えて質が問われるようになり、発信者の持つ本質的な信用の価値が飛躍的に高まります。信用を創造できるような映像制作の出番です。
— furutani (@kenfru3) 2019年5月5日
おおもとになった考え方は「1日3時間だけ働いておだやかに暮らすための思考法」です。
堀江貴文さんや西野亮廣さんもいうように、この本では信用が次の時代のキーワードになると説明しています。
地域にはまだまだ自分のことを売り出したいニーズは隠れています。なぜかと言うと、地域の話題を取り上げるマスコミはほとんどないからです。ブログを中心としたネットメディアは山のようにありますが、彼らのほとんどはまだ写真や活字が中心。動画を使った展開はようやく始まったばかりです。私がめざすのはその隙間にあるニーズ。それを動画制作の技能を通じてすくい上げるのが目的です。
また見てやろうかという人が一人でも話題にしてくれれば輪が広がります。そんな人たちが見たいのは深い話。マスコミのように広く浅い網を投げても獲物はかかりません。狭いけど深く掘ることが重要なのです。掘っていくうちに出てきた新事実が話題になりファンが増えることを狙います。
問題解決
一人でいくら頑張ったところでハードルを越えるのはムリゲーです。ならばどうすればいいか。できることはただ一つ、大ヒットを飛ばすのではなく、地道にファンを増やすことです。
これまで地域のネタを拾い続けてきましたが、取材していると声をかけられることも出始めました。キーワードは信頼です。
再生回数はゴミのような数ですが、やっていて思うのはしっかりコンテンツを作っているうちは数字が右肩上がりの傾向を示していること。
YouTubeの世界も完成とはいえず、未踏の大地が広がる世界です。これは踊り場に差し掛かったブログの世界にはない明るい傾向です。ということで、しばらく取材・構成物の動画を作り続けようと思います。
チャンネル登録よろしくお願いします。