
動画に限らず、モノづくりを支えるエネルギーは、人のつくった名作を見ることです。
評価の定まった古典もいいし、一流作家のコンテンツをじっくり眺めるのもまたよし。
でも、いちばんいいのは優れたクリエイターの作品そのものを見ることです。
目次
SNSに動画投稿する
クリエイターをすぐ近くで見ることができる場所があります。
毎年九月の初めに東京・上野の東京藝術大学で開かれる”藝祭”です。
その様子をTwitterに動画投稿しました。
毎年この時期の楽しみは東京芸大の藝大祭。プロの卵たちの才能とエネルギーに圧倒されます。撮影もOK。入場料もかからないので気軽に楽しめます。お薦めはアニメーション上映会。映像体験が楽しめます。#藝大祭 pic.twitter.com/r7e746FHxU
— furutani (@kenfru3) September 8, 2019
三日間の会期の中日の朝10時。会場はもう見学客でいっぱいです。
学園祭といっても、つくるのは東京藝術大学の学生たち。プロを目指す画家や彫刻家、デザイナーの卵たちです。
東大入試よりも難関と言われる競争を乗り越えてきた逸材たちが年に一度、創作の全てを披露するもの。現場には、大学祭とは次元の違うパワーとエネルギーが満ち溢れています。
Twitterに掲載しするのは短い動画。これとは別にYouTube投稿用に少し長い動画も撮ります。
こちらはYouTubeを意識して撮ったものです。
素材の撮り方はそれぞれのメディアに合わせ、意識的に撮り方を変えてみます。
すると違った出来上がりになることがわかります。
撮り方を変える
どのように撮り方を変えるのか。まずは、Twitterの場合です。
Twitterへの動画投稿時間には上限があります。短い時間の中で伝えきるにはあれこれ撮影し、編集もできません。
そこで撮り方を絞りました。
- 固定撮影
- 会場の象徴的な風景
- 尺は20秒
まとめると3点になります。
Twitterの場合、個性的な個別の作品を撮影することも大切ですが、逆に情報をあまり伝えないことも効果があります。
藝祭が今開催中であることを示す看板。そしてその前を川の水のように流れ去る人の列。
あれこれ欲張って撮影するのではなく情報を捨ててみました。
これだけで、藝大祭のパワーを感じてもらおうという試みです。
藝大祭の魅力は、イベントそのもののクオリティの高さから、強い集客力にも定評があります。
カメラを振り回さないのもコツの一つ。あれこれ見せたくなる欲求を抑えて定点観測にこだわることで見えてくるものがあります。


撮影の仕方を変えてみる
YouTube用ではワンカット長回しを心掛けました。
ワンカット長回しは現場の臨場感を際立たせる力があります。撮影はぶっつけ本番。その場の出来事に反応しつつ、ゆったりと見て回ります。
カットはできるだけ切らないというのが前提なので、カメラはダイナミックかつ滑らかに動かさなければなりません。
見せるところはしっかり止まることで動きにメリハリをつけていきます。
同じ題材も意識的に撮り方を変えてみると、編集が意識できるようになってきます。
Twitter動画は公開した瞬間、ハッシュタグに反応した人たちから閲覧回数が伸びました。
つまり、瞬間的な宣伝効果が強いのです。
宣伝効果を高めるための撮り方とは何か?ワンカット長まわしにふさわしい撮り方とは何か?動画投稿のポイントを高めるための解決策が使い分けの中から見えてきます。
動画投稿の閲覧数を伸ばしたいなら、投稿先に応じて撮影の方法や公開のやり方を工夫するのが得策です。
したがって、YouTubeなどに投稿した本編と連動させることで、本編単独で公開した動画を上回る集客に繋がるかもしれません。
街歩き動画を撮るためのベストチョイス
街歩き動画を撮るにはアクションカメラが最適です。最近のカメラは4K高画質でなおかつジンバルという手ぶれ防止のメカニズムが搭載されているので便利です。

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