新しい時代にチャレンジするためのプラットフォームとは何か

フルタニ
こんにちは、フルタニです。放送局で番組作りをしてました。

動画制作や映像の配信のハードルがどんどん下がっています。これまで放送法に守られた放送局や資金力のある映像産業が独占してきた映像づくりが誰でも簡単にできるようになりました。

そのことを明石ガクトさんは「映像2.0」と呼び、自らコンテンツ配信の仕組みづくりを続けています。そんな明石さんがチャレンジする新たな試み。

カルト教団の主催者にような風貌から、狂信的な怪しさを感じさせる人物を感じさせます。

その考え方を知るには本人のトークを聞くしかないと、先日下北沢の本屋BBで行われたトークを聞きに行きました。

実はサウナー「ととのい」ました

サウナ用語で「ととのう」とは、「非日常的な心地よさを得て、こころがリセットされること」をいうのだそうです。

トークの内容は動画2.0とはまるで縁のないサウナの話から始まりました。話を聞いた瞬間、抱いていた カルト教団の主催者の偶像は私の頭の中からはじけ飛び、「ととのって」しまったのです。

なぜととのったのか。

その理由は、好きなものは好きと、自分のやりたいことをストレートに表現する情熱の持ち主であるということが伝わってきたからです。

著書「動画2.0」で明石さんは、既存のメディアでは視聴者が求める映像コンテンツは提供しきれないと断言しています。今私たちが当たり前のように見ている雅楽は16対9の横長サイズです。しかし、だれがこのサイズを標準だと決めつけたのでしょうか。

明石さんは、横長映像の代名詞であるテレビの持つ傲慢さに気づきました。人間の可処分時間をめぐって奪い合いが起きる。しかし、お茶の間に置かれ、帰宅して朝出勤するまでしか可処分時間を独占できないテレビには未来がないというのでする

反対に24時間いつでも取り出せる携帯は、スキマ時間で映像を楽しむことができます。人は携帯を縦に持ちます。縦で見ることができる映像、つまり正方形サイズの映像が本当はスタンダードサイズなのではないかというのです。

可処分時間、人間にフレンドリー、レガシー産業としての放送。こうしたキーワードが私の頭の中を駆け抜けました。若い人の直感には道理があると感じた瞬間でした。

トークから半年ほど過ぎた7月。明石さんが主宰するONE MEDIAが新しい事業をスタートするというニュースが飛び込んできました。

ONE MEDIAが総額4.2億円の資金調達を実施 クリエイターネットワーク事業を開始 第一弾プロジェクト「ONE BY ONE」発表|ワンメディア株式会社のプレスリリース

事業の内容は①国内外の様々なデジタルスクリーンへ動画を配信する② 映画監督やTVディレクター、CMプランナーなどのクリエイターをネットワークし、企画から制作・配信までを総合的にプロデュースするという内容。

クリエイターが新しい時代にチャレンジするための、プラットフォームを誰かがつくらなければいけない。
そこでは進行管理・キャスティング・流通先確保といった、クリエイターが創作に集中するのに必要なあらゆるサポートが求められるはずだ。もし、そんな会社を作れたら?いや、作るしか無い。

明石ガクトのコメント

つまり、映画業界、広告業界、テレビ業界など様々なバックグラウンドを持つクリエイターをネットワークして、既存の媒体にはないプラットフォームで配信できる機会をつくるというものです。

ここでしか見れない映像をつくる

 Photo:Shunichi Oda /Hair & Make: Chichii Katsuki

具体的な例はすでにスタートとしています。 ONE MEDIA のサイトには若手クリエイター同士がコラボしてつくった映像作品がすでに完成。彼らが目標として抱いているイメージのかけらを知ることができます。

トップ女性YouTuberとして、王道のコンテンツを配信し続けるゆうこすと、現代社会に生きる人々の「本当の顔」を描いた作品を生み出す、映画監督のむらなおの同世代クリエイターのコラボレーション。同世代で異なる目線を持つ、のむらなおが友人目線のドキュメントタッチで描くことで、今まで知ることのなかったゆうこすの側面が浮かび上がる…?

ここでしか見れない菅本裕子『すがもとゆうこす日記』 (すがもとゆうこす日記)

「インドカレーをもっと可愛いものに」をテーマに、現役女子大生のスパイス料理研究家として活動する印度カリー子とシネマチックな映像表現を得意とする映像制作ユニット村松優翔 / 渡邉翼がコラボレーション。
料理ハウツーにストーリー性を持たせ、印度カリー子のライフスタイルをポップ&キュートに切り取り、スパイス料理の魅力を伝えるチャンネル。

物語から伝わるカレーの魅力『カレーに恋する女の子』 (カレーに恋する女の子)

個人がメディアを超える影響力を持つ時代

新事業を前に明石さんは映像の持つ可能性をこう表現しています。

キーワードは、クリエイターとキャストのコラボレーションだ。
誰もがカメラで撮影し自らのSNSで発信する時代、個人がメディアを超える影響力を持つようになった。
いつしかインフルエンサーという新しい職業が誕生した。セルフィーでは映せない姿があるとONE MEDIAは考える。クリエイターだからこそ切り取れるヴィジュアルが存在することを僕は信じている。コンテンツを持ったキャストと、編集目線をもったクリエイターの化学反応。そこで生まれる新しい動画の可能性の追求。

かつて動画は資金力のある人たちだけが持つメディアでした。しかし、instagramが映像の大衆化の先導を切り開いたように、動画制作も日用品になりつつあります。

新しい価値は、ユーザーとのエンゲージメントに軸をおいた「見られる」動画コンテンツになることはほぼ間違いなさそうです。

クリエイターとして私も参加したい。

街歩き動画を撮るためのベストチョイス

街歩き動画を撮るにはアクションカメラが最適です。最近のカメラは4K高画質でなおかつジンバルという手ぶれ防止のメカニズムが搭載されているので便利です。

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