
映像編をはじめたばかりの人。とりわけ編集ソフトを触り慣れていない方は、編集ソフトをどうやって操作するのか迷うと思います。マウスを使うことで編集はできますが、それだと時間もかかって大変です。
わたしもいまだにマウスを卒業できませんが、ショートカットキーをなるべく使うようにしています。
ショートカットキーを一つ覚えるだけで、編集の手順が整理できるので、時間も短縮できます。
基本のショートカットキー

ivanovgood / Pixabay
パソコンの編集ソフトはキーボードが使えるので操作が楽。タイトルやテキストの文字もキーボードがあると入力速度は超速です。
- Ctrl+Z 一つ前の作業に戻る
- Ctrl+Shift+Z 戻り(Ctrl+Z)をやり直す
- Ctrl+X 選択したクリップをカット
- Ctrl+C 選択したクリップをコピー
- Ctrl+V 選択したクリップをペースト
よく使う5つのキーボードを覚えるだけでも体感的に効率が上がったことが実感できるはずです。
編集に便利なショートカットキー
ショートカットキーを覚えるには、DaVinci Resolveを起動しながら、チュートリアルを見て練習することが早道です。
チュートリアルだけ見て学んでもかまいませんがが、具体的に編集しながら学ぶと自分がつまづく場面が具体的にわかるので、飲み込みが早くなります。
特に効果的なのは動画編集でいちばんよく使うのは、編集(エディット)ページです。
このページを来ショートカットキーで操作できるようになると、編集速度が二倍速くなります。
編集(エディット)ページを開いた時点からショートカットキーが使えます。いちばん良く使うのは動画を機動したり停止したりするキーです。
- LもしくはSpaceキー メディアを再生する
- K 再生の一時停止
- J 逆再生
- Shift+L 早送り
- Shift+J 巻き戻し
- K+L 1フレームだけ再生
- K+J 1フレームだけ逆再生
- / ループ再生
キーボードにJKLは横一列に並んでいるので覚えやすいと思います。
次によく使うのが編集点を決める時使うキーです。
- 編集点の上に再生ヘッドを置いてE 編集点の確定
- Ctrl+ =(Shiftとー)タイムラインの拡大
- Ctrl+ -(マイナス) タイムラインの縮小
- Shift+] クリップの再生ヘッドから右側が削除
- Shift+[ クリップの再生ヘッドから左側が削除
- Ctrl+Shift+右方向へ 後方向にスワップ編集(クリップ入れ替え)
- Ctrl+Shift+左方向へ 前方向にスワップ編集(クリップ入れ替え)
これ以外にイン点はI、アウト点はOを覚えるといいでしょう。
編集作業中に便利なショートカットは
shift+Z タイムラインをちょうどいい大きさにします Ctrl+ F 動画をモニター全画面に切替ます
ショートカットは全部で100を超えるといわれます。当然自分が使わない組み合わせもあるので、全部覚える必要はありません。必要なショートカットから徐々に身につけましょう。
DaVinci Resolveを使うなら絶対に覚えておきたいショートカット16選 | Vook(ヴック)
マックの場合はこちら
マックユーザーの方向けにはVOOKがまとめ記事を掲載しているので確認ください。

DaVinci Resolve ショートカットリスト | Vook(ヴック)

ショートカットキーの登録についてはこちらから。このレベルになると仕事で使う方が対象となるのでライトなユーザーには無縁かと思います。

カスタマイズするには
ショートカットキーは自分の好みに合わせてカスタマイズすることができます。
方法は別記事にまとめました。
まとめ
慣れてくると「もっとこっちの方がいい」と思える方法が見つかるものです。
上達のコツは手間のかかる高度な技を無理して学ぶよりも、地味な作業を少しでも多くそして早くこなしていく方法を身につけること。つまり手抜きの技を身につけることです。
その都度見直し、自分なりのやり方を変えていくのが長続きの秘訣かもしれません。
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