
放送局の中に閉じこもっているとあまり分からないのですが、外部の人と接触して感じるのは、もはやテレビはありふれたメディアの一つであると言うこと。
特に昨今動画を使いこなしたいという人たちが急速に増えています。

facebookの広告で見たこのサービスもその一つ。
フリーの映像素材とテキスト原稿。音声自動認識技術を組み合わせて、インハウスつまり業者に委託することなしに社内で動画を作ってしまおうという 法人向けソフトウェア・アズ・ア・サービス です。[1]提供しているのは動画広告サービスなどを運営するオープンエイト。利用料金は月額15万円だとか。
このように
「動画をマーケティングにいかしたい」
「動画を活用してみたいけどどうすれば良いのかわからない」
そんな動画初心者さんや、企業担当者さん。そして制作者さんば動画を巡って先陣争いを繰り広げているわけです。
新しい動きはネットを調べると簡単に見つけることが出来ます。
この記事では、動画制作をビジネスに繋げるヒントをご紹介します。
インタビュー映像を制作する仕事
映像作家の宮部勝之さんが営むサービスです。内容はインタビュー映像を制作するサービス。依頼者の話を聞いて映像化するのが主な仕事です。

インタビュー映像制作「こころインタビュー」サイトオープン記念キャンペーン | とるつなぐ
インタビューといっても質疑応答のような簡単なものではありません。
自分の能力を広くPRすることで新たな出会いや展開をサポートするのが宮部さんの提案するサービスの狙いです。

たとえば、接客業など人と接することが多いサービス業に携わっている人が、新規のお客様を獲得する手段として動画を使うケース。
開発した新商品を広く世の中に伝える手段として動画を使ってPRするケース。
会社や仕事の紹介、商品のPR、ビデオメッセージなど一時間ほどじっくり話を聞きながら撮影した映像を約3~5分の映像にまとめる仕事です。
納期はおよそ一週間。 完成した映像は、動画投稿はもちろん商品としての販売もOKと使い方は自由です。費用は個人からの依頼はおよそ10万円。法人の場合はおよそ20万円ということです。
ざっくり査定してみましょう。
時給3千円の映像制作者が打ち合わせを含め撮影3時間、編集のべ8時間、後処理1時間の10時間で30千円。機材費としてカメラ、音声、照明30千円/日。音源、編集機材、修正費用等10千円、管理費20%で14千円と
きつめの査定でも74千円になるので価格的にはリーズナブルと考えていいと思います。
これから5Gの時代を迎え、コンテンツは写真から動画へとますますリッチ化していきます。しかし、動画を使いこなせる人は動画を使って発信したいと願う人に比べて多くありません。
人の話をしっかり聞き、セラピストのように依頼者の魅力を引き出して映像化する仕事は興味をそそられます。


人材紹介
編集、撮影、ディレクター、制作進行など映像産業で働いた経験があるフリーランサーと仕事を仲介するサービスです。
クリエイターのスキルや経験の希少性や価値を正しく理解し、導入企業に対してその価値をしっかりとアピールすることが可能です。
映像という比較的ニッチな分野にまでこうしたマッチングサービスが現れたところに、映像産業自体の持つ伸びしろを感じます。

動画クリエイターの方へ|Crevo Partners(クレボパートナーズ)
動画アフィリエイト
いっぽうこちらはASPを手がけるA8サイトで見つけた新サービス『ViiBee(ビービー)』。
スマホアプリを使って、自分が好きな商品を選択し作成したPR動画が収益に繋がるというもの。
8月に登場したばかりのいわばアフィリエイトブログの動画版です。
自身で商品を購入してから動画を投稿することを前提としたサービスのようです。
プレゼンテーションが得意な人にとっては簡単に動画を投稿でき、動画を見た人が購入してもらえれば収入になると思います。
ひっょとするとこの分野から新しいタレントが出てきて世の中の人気をさらっていく予感がしてなりません。
まとめ
Googleマイビジネスにも動画を貼れるようになりました。
PowerPointでプレゼン資料を作ったことがある人なら誰でも、いや、もしかしたらそれよりもずっと簡単に、動画が作れるかもしれない時代が来ています。
動画に興味がある方はためらわず行動あるのみです。行動することでスキルを上げてポジションを取りに行きましょう。
References
↑1 | 提供しているのは動画広告サービスなどを運営するオープンエイト。利用料金は月額15万円だとか。 |