【Pr】一括してエフェクトをかける 方法Premiere Pro

調整レイヤー
フルタニ

こんにちは、フルタニです。放送局で番組作りをしてました。 一括してエフェクトをかける を書きます。

Premiere Proを使ってカットを繋げたあとで、繋げたカットにまとめてエフェクトをかけると作業の効率化ができます。

その時使うツールが「調整レイヤー」です。

仕組みは簡単ですが、準備がやや複雑なのでその方法を解説します。

複数のカットに一括してエフェクトをかける「調整レイヤー」

Premiere Proではカットごとにエフェクトをかけることができます。しかし、編集してつくったシーンごとに一括してエフェクトをかけた方が効率的な場合があります。

そのとき役に立つのが調整レイヤーです。調整レイヤーは、映像素材のようにタイムラインに置くことができます。

調整レイヤーはその下の層に全てエフェクトをかけることができます。映像や画像に、直接エフェクトをかけてしまうと直しがききません。ところが素材の上にかけた透明シートにエフェクトをかけることで元データをいじらずにエフェクトをかけることができるのです。

【Adobe Premiere Pro】結構便利!?調整レイヤーを使いこなそう!! | 動画編集で生きる

ただし、編集画面には表示されていないので、その都度セッティングしなくてはなりません。

まず、Premiere Proの「プロジェクト」を開きます。

右下にあるアイコンをクリックすると選択項目が表示されます。

中程にある調整レイヤーをクリックすると設定画面が現れます。幅と高さは動画の縦横サイズを入力してOKを押します。

プロジェクトに「調整レイヤー」という素材が現れるので、ドラッグ&ドロップでタイムライン上に並べます。

かけたい範囲を指定します。

範囲の設定が終わったら、かけたいエフェクトを選んでタイムライン上の調整レイヤーにドラッグ&ドロップします。

すると使いたいエフェクトが左側のエフェクト欄に出現するので、必要な値を入力すればできあがりです。

エフェクトは複数登録することができます。

上記のケースでは[レベル補正]をかけてました。左側にレベル補正と表示された項目一覧が生成されました。

値を入力するとモニター画面に結果が繁栄されるので、感覚的に微調整ができます。