投稿動画のベストな時間尺とは【経験則】

動画のサイズ
フルタニ
こんにちは、フルタニです。放送局で番組作りをしてました。

動画制作を始めたばかりの人がこんな質問をしてました。

  • 動画制作をはじめたけれど、必要な尺・時間がイマイチわからない
  • YouTubeでウケる動画の平均時間が知りたい
  • 忙しい現代人を振り向かせるには短い時間がいいというけど本当か

動画を作りたいけど適切な時間がわからないというお悩みです。対する答えを見ると、

  • YouTube視聴者が求めているのは「面白い動画」や「興味深い動画」です
  • 基本的には長すぎない方が最後まで見てもらえる可能性が上がります
  • YouTubeのアルゴリズムからいうとできる限り長く視聴される動画がいいようです

長さではないと言われても、「食べたいものを作れ」ということと同じで答えになっていません。短ければいい。長い方がいい・・・。どっちなんだと思います。

映像には、視聴者を無意識に引き止めるための制限時間のようなものがあります。その制限時間を意識して動画の尺、つまり長さを設計するのが大切です。では制限時間とはどのようなものなのでしょうか。

動画の長さは企画によって決まる

動画は簡単に見はじめることができます。飽きたら簡単にやめることもできるので、イージーなメディアです。

動画制作者からすると視聴者に合わせた動画を作らないと相手にされません。作る側からするとイージーどころではありません。気まぐれな最後まで付き合ってもらうためには、動画作品に見合った時間を計算して作ることが必要です。

動画を作る際、知っておきたいのが動画と時間の関係です。長尺の劇場用映画作品とテレビコマーシャルでは作り方が違うように、動画作品はほとんど時間を計算して作られています。

動画を作る際には、狙いにあった時間を想定して作り始めないと失敗することになるので注意しましょう。

動画作品の基準となる時間の考え方をまとめました。

動画の長さと特徴

動画の長さを決める前に知っておきたい時間があります。それは人がものを認知するためにかかる時間です。その時間は90秒。つまり1分半です。1分半あれば人間は与えられた情報を受け取り消化できるのです。

動画作品はこの1分半という時間を積み重ねたような構造になっています。

15秒

視聴者が最後まで見続けられる長さです。刺激的な映像を使っても飽きがこないため、イメージ映像やテレビコマーシャルなどで使われます。

1分30秒

テレビニュースなどで使われる長さです。アナウンサーの読む原稿は1秒5文字なので、90秒は450字。原稿用紙1枚強になります。いつ、どこで、誰が、何をどうしたという、5W1Hの情報が適度に伝わる長さです。

3分

情報番組の引用動画などで使われます。1分30秒では伝えきれなかった制作者の狙いやストーリー性を盛り込むことができます。視聴者にとっても離脱せずに見続けられる長さです。

5分

企画番組として扱われる長さです。素材やテーマに興味を持った視聴者が選んで見ることが多く、構成など制作者の力量が問われます。

10分以上

しっかりした狙いや物語を作り込むことができるサイズです。視聴者を飽きさせずに最後まで見てもらうため構成力が求められます。

テレビ番組づくりの経験からいうと、動画編集は時間に二乗して難しくなります。手間がかかるのです。例えば5分の企画を作るには着手から放送まで十日程度かかります。30分の番組になると三ヶ月、90分を超える大企画になると一年以上余裕を見なくてはなりません。

自分が作りたい動画とは何か、その動画はどれだけの時間があれば視聴者をつなぎとめることができるのか、時間内で着地できるように編集しなくてはならなくなります。

投稿動画のベストな長さとは

動画には扱うテーマによってふさわしい時間というものがあります。「見てもらうための時間」と受け身になってしまうと答えはいつまでたっても見つかりません。

まずは自分が作りたいテーマは何か。テーマが決まったら、そのテーマにあった動画を探し出して研究するのです。

  • ストーリーは流れているか
  • テンポはいいか
  • メッセージは伝わってくるか

人の作った動画を見続けていると、その動画を支える構造がだんだん見えてきます。その構造が見えてきて、自分の目指すテーマと一致したらそのれが目指す時間になるのです。

あとはその時間に合わせて編集するだけです。

YouTube動画のベストな長さは?ジャンルに合わせた尺の設定が重要! | TOPICA LAB

まとめ

動画編集は一回で終わるものではありません。どんな動画作品でも最初はゆるく多めに繋いでみて、様子を見ながら不用な部分を削り取っていく作業を繰り返します。

足したり引いたりを何回も繰り返す作業はキリがありません。しかし、作業を繰り返すうちに自分にとってちょうどいい時間配分が見えてくるのです。

作品に必要な時間とは、自分が楽に感じる時間を発見することかもしれないと思います。




ABOUTこの記事をかいた人

元テレビ番組制作者。再就職→窓際→WEBコンテンツ制作で復活。64歳にして動画制作に自分の価値を見いだしました。目指すのは地域に根ざした"伝える系"の動画制作です。スキルアップと感謝の気持ちを持ちながら楽しく生きていきます。編集のお手伝いも始める予定です。