動画広告を内製化する算盤勘定

内製化の算盤勘定
フルタニ
こんにちは、フルタニです。放送局で番組作りをしてました。

仕事でWeb広告媒体を作りながら趣味で動画制作を楽しんでいます。たまに聞かれるのが広告用の動画制作を社内で内製化する時のメリットについてです。

Adobeが使えたり、動画編集ができる人材は限られている上に、簡単なデザインを制作会社に頼むにはコスト的に見合わないという現実があるからでしょう。

私も、ちょっとしたチラシを作ろうとして出入りの制作会社に相談したら思いもよらない金額と煩わしい社内手続きにびっくりしたことがありました。

ならば、自分で作った方が早いし・・・・!!

そんな悩みを持つ人の参考になればと思います。

内製化とは何か

内製化とは、動画制作の企画から制作までの一貫工程を社内で担うことです。最近はソフトも月額課金が一般的になり、高額のソフトを購入する必要はありません。若い人の間には動画になじんでいる人も多く、ちょっとした画像加工ができる人も増えています。

そうした社内人材を活用してコンテンツを作るのが内製化です。ディレクターや撮影、編集、ナレーション、完プロまで全て社内の人材が担います。

内製化のメリットはスピードとクオリティの向上です。スピードとは思いつきからできあがりまでの間隔が短いこと。打ちたいと思った時すぐに広告が打てることが最大のメリットです。

依頼主はすぐそばにいるし、依頼者も制作者も広告をつくる意味や事情を熟知していることから、きめの細かい広告を作ることができます。できあがったコンテンツの著作権についても、制作した人には著作人格権を配慮するだけで調整は可能。権利は会社のものとなります。

一昔前までは、撮影や編集にかかる高額な機材費がネックになっていました。しかし、今ではiPhobeに代表される安価で高機能な撮影機材の登場や、編集ソフトの充実でスキルさえあればそこそこの動画が作れるようになりました。

デメリット

デメリットは製作スタッフの力量にコンテンツの質が制約されれることです。

スキルを持つ制作会社にまかせるわけではないので、出来あがったコンテンツの品質は社内人材のスキル次第ということになります。

経費についても劇的にコストダウンすることは期待できません。外注費はカットできますが、コンテンツ制作には時間がかかるので、人件費や機材費を見込まなくてはなりません。

決め手は人材

内製化に必要なのは動画制作のスキルを持った人材です。動画制作のスキルを持った社員を専従化させることで、社内の情報を自由に取材できる立場を生かして、現場の要望を細かく吸い上げることができます。

外注する際必要な、コンプライアンス、守秘義務の確認をする必要がないのでスピードとクオリティの向上がはかれるのです。

社内に人材がいない場合でも内製化に向けた制作体制を作ることができます。一つはフリーの制作者に常駐してもらうこと。もう一つは制作会社に人材を派遣してもらうことです。

この場合、社内の動画担当者は企画と予算管理などの社内調整を行い、制作担当者とコミュニケーションをとることで動画制作作業を分担します。

高度な動画制作、例えば特撮やモーショングラフィックスの制作などが発生した時のみ、その部分だけを外注化することで難易度の高い映像制作に挑むことができます。

動画制作を外注すると、ちょっとした動画でもかなりの制作費がかかります。しかし、動画の質よりも、情報を適切に届けることが目的ならば、今ある技術や予算の範囲内で作れる動画があります。

例えば、スチール撮影素材だけで作る動画とか、社員が顔出しナレーションを行うようなシンプルな動画です。このような動画なら企画次第で実働1〜2時間で制作体制を組むことだって可能です。

情報を適切に届けるために欠かせないのが継続性です。定期的にコンテンツを作り届けることが成果に繋がります。無理なく動画広告を制作し続ける運営方針を決めることが内製化のメリットを最大限に引き出すと行っても過言ではありません。

まとめ

世の中に動画の環境が根付き始めています。企業担当者の中には、動画広告に手を出したいと思うけど、どのような動画を制作したらいいか?どのように向き合うべきか?制作体制はどうしたらいいか?期待より不安を抱える人も多いのではないでしょうか。

迷ったらとりあえず、自分の手で簡単な動画を作ってみることをお勧めします。それでも迷ったら参考になる本をご紹介します。小さく始め長く継続するうちに解決策が見つかると思います。




ABOUTこの記事をかいた人

元テレビ番組制作者。再就職→窓際→WEBコンテンツ制作で復活。64歳にして動画制作に自分の価値を見いだしました。目指すのは地域に根ざした"伝える系"の動画制作です。スキルアップと感謝の気持ちを持ちながら楽しく生きていきます。編集のお手伝いも始める予定です。