広告案件の作り方に注目「ラファエル式秒速タイムマネージメント」

秒で決めろ!秒で動け!
フルタニ
こんにちは、フルタニです。放送局で番組作りをしてました。

覆面と過激な動画でチャンネル登録者数155万人を集める人気YouTuberラファエル。高卒、パチンコ店勤務、自衛隊入隊、営業職という下積み人生から這い上がり、YouTuberとして成功という波瀾万丈の人生の持ち主です。

その彼が、これまで動画の中でも語ってこなかった独自の仕事術を語り尽くした新刊が『秒で決めろ! 秒で動け! ラファエル式秒速タイムマネージメント』を読みました。

「秒で決めろ! 秒で動け! ラファエル式秒速タイムマネージメント」

「僕がビジネスの主軸にしているのは、生き馬の目を抜くYouTube業界だ。生き残るためにはスタートダッシュが肝心だ」

普通の人が抱くYouTuberのイメージといえば、やりたいことをやり尽くし、それでお金を稼ぐ自由なイメージです。ところが著者はそれでは成功しないといいきります。

YouTubeでは「やりたいこと」を動画にしても成功はせず、「できること」を特性にした方が、良い結果が得られます。自分の「できる仕事」をこなすことこそ、成功への最短ルートをとるテクニックです。

この本で著者が語るのは、動画投稿という世界をビジネスとして捉え、どのようにしたら儲けられるかという仕事の構築法です。本書の冒頭もサラリーマンとしての営業職時代に身につけた人間鑑定法から展開されます。動画で見慣れた顔とはひと味違うラファエルの素顔を垣間見ることができます。

(1) ラファエル Raphael – YouTube

ラファエルは「時給日本一のYouTuber」と呼ばれているそうです。彼がこだわるのは広告です。

YouTubeでは広告よりも儲かるのが「広告案件」と呼ばれる広告です。これはスポンサーがYouTuberに直接、商品の宣伝などを依頼するものです。年間六十本ほどの広告案件を制作できるのは、工数を少なくし、徹底的に効率化して動画制作を行うことです。

動画を投稿する制作者の視点に立つと、制作者はどうしても中身の質に関心が向かいがちです。ところが著者は、一本の動画制作にテレビ局のような方法。打ち合わせに何時間もかけるような作り方は時代遅れだと喝破します。

広告案件を自分自身で営業すると、プロデューサー、ディレクター、演者である本人がクライアントの要望をきちんと把握できるので、その場の判断で自分にあった企画を提案しやすくなるわけです。もちろん実際の動画制作も、工数が少なく、効率よく実行できます。

映像にも映画や広告、投稿動画と様々な作り方があるので、一見暴論のように聞こえますが、著者は新しい時代の見られ方に対応するためには、作り方の姿勢も見直すべきだと一歩も譲りません。

その実績は登録チャンネル数と収入という二つのファクトが裏打ちしているので説得力があります。

ラファエル (らふぁえる ) プロフィール

YouTuber、実業家。大阪府生まれ。定時制高校を卒業後、パチンコ店に勤務。その後、自衛隊や営業職などを経てYouTuberに転身。自衛隊で鍛え抜かれた肉体、営業職で培ったトークカとビジネスセンスを武器に、瞬く間に人気YouTuberの仲間入りを果たす。チャンネル名は「ラファエル Raphael」で登録者数は153万人を超える(2020年3月現在)。 著書に「無一文からのドリーム』(小社刊)がある。

内容
  • 著者:ラファエル/モデルプレス 編
  • 2020年4月16日
  • ページ数:224ページ

まとめ

動画制作は初めのうちは一人でも可能ですが、事業として拡大していこうとすると制作パワーがないと回らなくなります。その際ありがちなのが、内容を取るのか本数を取るのかという意見の衝突です。

そその点をクリアして年商5億円まで事業としての動画投稿を軌道に乗せた著者のバイタリティと先を読むビジネスセンスには驚かされます。

時間の使い方、健康管理、コンサルタント、YouTubeビジネスの将来と視点が展開しますが、事業家を目指す人は読んでおいて損しない本だと思います。

セールスポイント
  • やんちゃYouTuberの意外な側面に出会える
  • 広告案件での稼ぎ方という視点が学べる
  • 読んでいるうちにやる気が出てくる

ラファエルの自伝的半生を知るなら「無一文からのドリーム」が興味深いです。




ABOUTこの記事をかいた人

元テレビ番組制作者。再就職→窓際→WEBコンテンツ制作で復活。64歳にして動画制作に自分の価値を見いだしました。目指すのは地域に根ざした"伝える系"の動画制作です。スキルアップと感謝の気持ちを持ちながら楽しく生きていきます。編集のお手伝いも始める予定です。