Suno で“ボーカル無し”の曲を安全&快適に作る方法

フルタニ

こんにちは、フルタニです。放送局で番組作りをしてました。 Suno の悩み 解決方法を書きます。

こんなお悩みが届きました。

動画制作に使う曲はボーカルがあると使いにくいのでボーカル抜きにしたいです。著作権利的にも相手が増えるので面倒。解決策を教えて。

動画編集やってるとね、
ボーカル入りBGMはめっちゃ使いづらいんですよ。

  • トークとぶつかる
  • 空気感が崩れる
  • 収益化で誤検知されやすくなる
  • 権利処理もややこしくなる
  • 編集者が泣く(←これ大事)

なので結論、

動画用BGMは「インスト(instrumental)」一択でいい。

で、Sunoでインストを作る方法は実はかんたん。
ポイントだけパッと押さえておくと 量産体制がめちゃくちゃラクになります。

Suno で“ボーカル無し”の曲を安全&快適に作る方法

① プロンプトに「instrumental only」または「no vocals」を必ず入れる

Sunoはデフォで歌モードになりがちなので、
ここを 言い切り型 で書くのがコツです。

  • instrumental only
  • no vocals
  • without vocals
  • pure instrumental track

安心を取りたいなら 2つ併記が鉄板。

“lofi hip hop, 85 BPM, warm and cozy, soft piano, instrumental only, no vocals”

これでほぼ確実にボーカルは消えます。

② ジャンルも「インスト向き」を選ぶとより安定する

歌モノ前提のジャンルだと、
たま〜に勝手にコーラスが入ることがあります(笑)

インストに向いてるジャンル例:

  • lofi hip hop
  • ambient
  • chillhop
  • cinematic
  • corporate
  • electronic (minimal)
  • synthwave(ボーカル無し指定で安定)

逆に歌が出やすいジャンル:

  • pop
  • rock
  • anime song
  • edm(vocal chopsが入りがち)

③ “Instrumental ボタン”が実はある(地味だけど重要)

Sunoでは **v4以降「Instrumental」チェック項目(モード)」**が追加されているバージョンがあります。

※UIは時期によって変わるけど、
「歌あり/歌なし」を選べるスイッチがある時は 必ずオフ にする。

④ 既に生成された曲の“ボーカルだけ消す”裏技(編集者向け)

どうしても気に入ったメロディがあって、
ボーカルが邪魔な場合は編集側でボーカル除去できます。

Premiere / DaVinci / CapCut でもできるけど、
精度が高いのは次のあたり:

  • LALAL.AI(ボーカル分離高品質)
  • Moises(簡単で綺麗)

たった30秒で
「ボーカルだけ」
「楽器だけ」
に分かれます。

ただし注意!

🛑 Explore他ユーザーの曲でこれをやるのはNG
あくまで“自分が生成した曲”限定。

権利的な線引きは守りましょう。

⑤ 収益化の安全性という意味でも「インスト推奨」

AI音楽でよくある誤検知:

  • 歌声が “誰かっぽい” と判定されて Content ID が反応
  • 歌詞が誤って既存曲と認識される
  • 音程構造が似てると歌ものの方が危険度が跳ね上がる

つまり、

インスト曲=収益化のトラブルが圧倒的に少ない。

実際、YouTuber・Vloggerはみんな
「歌なしBGM」を定番化しています。

まとめ

「ボーカル入りのBGMね〜……
編集してると、喋りながら“あ、この人も喋ってんな”ってなって、
もう脳がバグるのよ!!」

「だからもう、instrumental only!
これだけ覚えてれば今日から平和に編集できます。」

…ということです(笑)