【Pr】 映像の中から不要なものを消す 5つの方法Premiere Pro

フルタニ

こんにちは、フルタニです。放送局で番組作りをしてました。 映像の中から不要なものを消す を書きます。

最近の写真アプリ。すごいですね。

写りこんだ不要なものも一発できれいに消してくれます。

ところが動画の場合は厄介です。

Premiere Proで動画編集をしていたら、画面に余計なものが映り込んでいて困ったことありませんか。

  • 空を横切る鳥や飛行機
  • 街角の通行人や看板
  • 写りこみや汚れ、シミ

苦労して撮影した動画や決定的なシーンならなおさらですね。

画面の中に映りこんだ不要なものを除去する方法をお教えします。

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映像の中から不要なものを消す 5つの方法Premiere Pro

写真に比べ動画の場合、邪魔なものを消すのはなかなか大変です。

そのわけは時間とともに被写体が動くからです。

被写体の動きに合わせて消す場所も移動させなくてはなりません。

面倒な修正作業を自動化してくれるのが編集ソフト。

五つの方法をご紹介します。

1.不要なもの をマスクで切り抜き、複製したレイヤーを下に重ねてずらす方法

オリジナルの動画から動画を複製し、片方の動画の使える部分を切り出して動画に重ねるという方法です。

片方のタイミングをずらすことで、余計なものが写っていない部分だけ使う「きりぬき法」です。

素材をタイムラインに置き[エフェクトコントロール]から[不透明度]のツールを使って「不要なもの」の周囲を囲います。

すると囲いの中が黒い穴のようになります。

囲いが追尾するように[マスクパス]を使って囲いをキーフレームを打ちながら移動し、黒い穴をアニメーションにします。

黒い穴を埋める背景をつくるため、タイムラインに置いたクリップを複製(Altキーを押しながら上のレイヤーにドラッグandどろっぷするだけ)します。

二つできたレイヤーのうち、下に置いたレイヤーの[マスク]を消去します。

下のレイヤーに置いたクリップをタイミングを前後にずらします。

すると「不要なもの」の背景が置き換わって見えるようになります。

下の動画はFilmoraのチュートリアルですが、マスクの使い方など基本は同じ動作なので参考になると思います。

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2.不要なもの に周囲の映像をかぶせて消す方法

[不透明度]のツールを使ってクリップの中の「不要なもの」を囲うところまでは同じです。

囲った部分に近くにある画像を使う点が違う「重ね法」です。

まずクリップをAltキーを押しながら上のレイヤーに複製します。

範囲指定するのは「不要なもの」ではなく、「不要なもの」の代わりにする背景の映像です。

その映像は「不要なもの」をカモフラージュできる周辺の映像です。

[エフェクトコントロール]から[不透明度]のツールを使って「不要なもの」の周囲を囲い、マスクの位置をずらすことで「不要なもの」を覆い隠すことができます。

画面が移動している場合はキーフレームを使いながら輪郭線を変えることで「不要なもの」を覆い隠しながらアニメーションします。

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3.トランスフォームを使う方法

1のように[不透明度]のツールを使ってクリップの中の「不要なもの」を囲う方法です。

違うのは囲った部分に充てる画像を周囲から流用する点です。

使えるパーツをよそからもってくる「横取り法」。

デメリットは、よく似た部分が見つからないとできない点です。

「不要なものもの」を囲ったら、その動きをトラッキングします。

トラッキングとはPremiere  Proが対象物の動きを自動追尾するしくみです。

[マスクパス]の横にある再生ボタンを押すことで動作します。

トラッキングして位置情報を読み込んだら[トランスフォーム]で「不要なもの」が映っていない背景をずらして表示します。

この方法のメリットはレイヤーを重ねなくていいこと。

簡単に「不要なもの」を処理できることです。

4.Photoshopで不要なものを加工・再編集する方法

これは、対象物が動いている動画には使えない方法です。さらにPhotoshopのような画像加工ソフトが必要になります。

しかし、対象が動かない場合はかなり使える方法です。

方法は単純です。

動画から修正したい部分を静止画で切り出し、Photoshopを使って画像を緻密に修正します。

修正が終わった静止画をPremiere Proに読み込んでパッチ当てのように貼り付けるのです。

いわば「異種格闘法」。

デメリットは手間がかかる点。

動画の中で静止していても、クリップが連続ていたりすると、それぞれに対応していく必要があるので被写体が動かないシンプルな動画に向いてます。

クリップをTIFF形式の静止画にしたものをいったんPhotoshopで編集して「不要なもの」を消します。

「不要なもの」が消された静止画をPremiere  Proにもどし消去したい範囲にマスクをかけます。

すると「不要なもの」が修正された映像によって覆い隠されます。

5.After Effectsで塗りつぶす方法

3のように、消したい部分に上書きする動画が手に入らない場合は、別途よく似たパーツを作る必要があります。

動画のパーツをつくるにはAfter Effectsの持つ高い合成技術を使います。

「不要なもの」を囲ったところに、その周囲の情報をもとにAfter Effectsに新たな背景画像をつくらせて塗りつぶすことで、馴染ませることができる「変身ごまかし法」です。

Premirer Proで処理したいカットを動画ファイルにファイル名はworkなどとして書き出します。

After Effectsを起動して、ファイルを読み込みます。

消しこみたい範囲を指定します。

After Effectsには動画の余計な要素を消す方法「コンテンツに応じた塗りつぶし」という機能があります。

これを使うことで道路を走る車のようなものも消すことができます。

いい具合に消しこめたらAfter Effectsファイルを保存します。

再度Premiere Proを立ち上げます。

不要な部分を除去したAfter EffectsデータをPremiere Proに読み込ませて再編集すして完成です。

デメリットは二つのソフトを立ち上げデータを行き来させるため、時間がかかること。

入れ替えが長時間になる場合、低スペックのパソコンには重いAfter Effectsはかなりの負担になるという点です。

必要に応じて使う最後の手段として考えましょう。

映像の中から不要なものを消す DaVinci Resolve18

DaVinci Resolve18で編集中の人いませんか。

DaVinci Resolve18では、画面の質感などの編集はカラーページから行います。

様々なエフェクトはプリセットの形で用意されています。

当然画面のバレ消しのツールも充実しています。

中でもおススメが「デッドピクセル修正」というプリセット。

初心者ならば、一回覚えれば、消したいテロップやロゴなどのバレ消し作業が、汚部屋の片付けみたいに面白くなります。

別記事で解説しました。

映り込んだ 邪魔なものを消す デッドピクセル修正 DaVinci Resolve18 | ぶいろぐ

iPhoneの撮影した動画から不要な部分を取り除く方法

iPhoneで撮影した動画はアプリを使った不要な部分を取り除きます。

スマホはSNS動画投稿などに利用する機会が多いため、ちょっと便利な動画アプリが充実しています。

よく知られているアプリは次のようなものがあります。

  • SNOW
  • Photo Retouch
  • Apowersoft画像背景消しゴム
  • Snapseed
  • Meitu
  • 写真消しゴム

結論から言うとスマホの方が簡単です。

ゴミのようなものを取り除くには、消したい部分をなぞるだけでOKです。

きれいに修正するコツも簡単です。

  • 消したい物より少し外側からなぞること
  • 一度に修正するのではなく、範囲を小さくドットを打つようにして重ねていくこと

すると境目がほどよく馴染むようにきれいに加工できます。

直感的な操作で不要な部分が加工処理できるので初心者の人には便利です。

処理済みの動画を編集したければ、アプリ内で編集ソフトを使って編集するか、PCに転送してPremiere Proで編集すればokです。

早く済ませたいならスマホで完成。

しっかり作りこむなら、スマホで処理までしてPremiereProで編集するというやり方もありです。

まとめ

映像の中に移りこんだ不要な部分の消し方にもいろいろな方法があることがわかりました。

ただし、どのやり方もソフトに処理をまかせることから微妙な斑が出てしまいます。

プロの現場は、例えば傷やゴミ、変色したフィルムの修復の場合。

ここではフレーム単位で静止画に落とし、一つ一つ画像をクリーニング処理するのです。

ここまで徹底するとかかるコストは膨大なものになります。

「不要な部分」の削除は必要最小限に済ます方法を選ぶことが一番です。

Premiere Proの編集スキルを上げたいならば、GIVさんのYouTubeチュートリアル動画がオススメです。Premiere Pro入門書と合わせてご利用ください。

著:GIV(宮本 裕也)
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