【Pr】 映像から 不要なものを消す 5つの方法Premiere Pro

フルタニ

こんにちは、フルタニです。放送局で番組作りをしてました。 不要なものを消す を書きます。

最近の写真アプリ。すごいですね。

写りこんだ不要なものも一発できれいに消してくれます。

ところが動画の場合は厄介です。

Premiere Proで動画編集をしていたら、画面に余計なものが映り込んでいて困ったことありませんか。

  • 空を横切る鳥や飛行機
  • 街角の通行人や看板
  • 写りこみや汚れ、シミ

苦労して撮影した動画や決定的なシーンならなおさらですね。

画面の中に映りこんだ不要なものを除去する方法をお教えします。

動画編集で使うAdobeCC。公式HPから契約するよりも、約50%(約4万円)ほど安く利用できる方法があります。1年間の学割版AdobeCC込みでAdobeCCの使い方が学べる「Adobe CCライセンス付属 Adobeマスター講座」です。

映像の中から 不要なものを消す 5つの方法Premiere Pro

動画は写真に比べ邪魔なものを消すのは大変です。

それは消したい部分が時間とともに動くからです。

飛行機のように一定の速度で移動するものもあれば、人混みのようにランダムな動きをするものもいます。

なので、邪魔なものを消すのは「動きを追尾する」「ものを消す」という二つの作業を同時にこなさなければなりません。

この面倒な修正作業を自動化してくれるのがPremiere Proです。

  • 複製したクリップを使い、不要な部分をマスクする方法
  • マスクした部分にトランスフォームをかける方法
  • 切り抜いたクリップをぼかして貼り付ける方法
  • Photoshopの機能を使う方法
  • After Effectsの機能を使う方法

不要なものを消すには五つの方法があります。

1.複製したクリップを使い、不要な部分をマスクすることで背景の使える部分に差し替える

クリップを複製し、同じ映像をレイヤーに重ねます。

次に不要な部分をマスクで切り抜きます。

背景のレイヤーにある複製したクリップの再生位置を前後にずらします。

すると、マスクの部分に不要な部分が映りこんでいない部分が差し変わります。

クリップの再生のタイミングをずらすことで、不要な部分が写っていない部分がマスクで切り抜かれた不要な部分を埋め、消えたように見せることができます。

マスクした部分はその動きをトラッキングする必要があります。

囲いが追尾するように[マスクパス]を使って囲いをキーフレームを打ちながら移動し、黒い穴をアニメーションにします。

下の動画はFilmoraのチュートリアルですが、マスクの使い方など基本は同じ動作なので参考になると思います。

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2.トランスフォームを使って 不要なもの を消す

クリップをコピーしてレイヤーを二層にするのが手間がかかる。

そんな場合は、不要な部分にマスクをかけて[トランスフォーム]というエフェクトを使います。

続いて[エフェクトコントロール][トランスフォーム]の中にあるマスクを使って消したい物にマスクで囲います。

トランスフォームのマスクは、その名の示すように指定した場所の映像を置き換えることができます。

なので、位置の値を少し動かしてみます。横に動かしたところ不要な部分が移動しました。

画面の使える部分を指定することで、あたかも不要なものが消えたように見せることができます。

デメリットは、マスクで空けた穴にうまくふさがる背景を見つけないと使えない点です。

「不要なものもの」を囲ったら、その動きをトラッキングします。

トラッキングとはPremiere  Proが対象物の動きを自動追尾するしくみです。[マスクパス]の横にある再生ボタンを押すことで動作します。

トラッキングして位置情報を読み込んだら[トランスフォーム]で「不要なもの」が映っていない背景をずらして表示します。

3.不要な部分にブラーをかけてなじませる

画面上にゴミやホコリがあっても気にならない映像にすることができます。

使うのは[ブラー]エフェクトです。ブラーとはぼかしのこと。

画面に[ブラー]をかけるといい感じにデテールがぼけます。この仕組みを使ってゴミやホコリを目立たなくするのです。

青空に浮かんだ風船を消します。

修正したいクリップをタイムライン上に置いて選択したままAltキーを押して映像をV2トラックにドラッグして複製します。

するとタイムライン上に新たにできたクリップを選択します。

[エフェクト][ブラー&シャープ][ブラー(ガウス)]をV2トラックの複製クリップに適用します。

続いて[ブラー(ガウス)]の中にあるマスクを使って対象物にマスクをかけます。

ブラー(シャープ)の中にある[ブラー]の数値をあげていきます。

すると消したい対象物がうまい具合にぼけて周囲の映像となじみます。

参考になるチュートリアル動画はこちら。

4.使える映像に差しかえる

クリップの状態によっては「不要な部分」に「使える映像」を差し替えてしまうやり方もあります。

同じく風船が映ったクリップを使って作り方を見ていきます。

まずクリップをAltキーを押しながら上のレイヤーに複製します。

[不透明度]の中にあるマスクを使って対象物をマスクします。

続いて[反転]にチエックを入れます。反転にチエックを入れるとマスクで囲った内側が透過されるようになります。※画像ではわかりやすくするため下のトラックをずらしました。

次に、下のトラックを選択し、[モーション]の値を任意の変えます。風船のあったあたりに青空の部分を持っていきます。※画像ではわかりやすくするためV2を非表示にしています。

するとV2のマスクの「不要な部分」が下のレイヤーの青空に置き換わったことで消すことができました。

画面が移動している場合はキーフレームを使いながら輪郭線を変えることで「不要なもの」を覆い隠しながらアニメーションします。

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5.Photoshopで 不要なもの を加工・再編集する

これは、対象物が動いている動画には使えない方法です。さらにPhotoshopのような画像加工ソフトが必要になります。

しかし、対象が動かない場合はかなり使える方法です。

方法は単純です。

動画から修正したい部分を静止画で切り出し、Photoshopを使って画像を緻密に修正します。

修正が終わった静止画をPremiere Proに読み込んでパッチ当てのように貼り付けるのです。

いわば「異種格闘法」。

デメリットは手間がかかる点。

動画の中で静止していても、クリップが連続ていたりすると、それぞれに対応していく必要があるので被写体が動かないシンプルな動画に向いてます。

クリップをTIFF形式の静止画にしたものをいったんPhotoshopで編集して「不要なもの」を消します。

「不要なもの」が消された静止画をPremiere  Proにもどし消去したい範囲にマスクをかけます。

すると「不要なもの」が修正された映像によって覆い隠されます。

参考.After Effectsで 不要なもの を塗りつぶす

Premiere ProはAfter Effectsと連携することができます。

映像合成に特化したAfter Effectsを使うことでより高度な作業ができるようになります。

この場合は、premiere Proのトランスフォームで使った手法とほぼ同じコンセプトです。

違うのは、Premiere Proは、画面をそのまま移動させたものだったのに対し、After Effectsは近くの画面のデータを読み込んでよく似た画面を合成してしまう点です。

「不要なもの」を囲ったところに、その周囲の情報をもとにAfter Effectsに新たな背景画像をつくらせて塗りつぶすことで、馴染ませることができる「変身ごまかし法」です。

Premirer Proで処理したいカットを動画ファイルにファイル名はworkなどとして書き出します。

After Effectsを起動して、ファイルを読み込みます。

消しこみたい範囲を指定します。

After Effectsには動画の余計な要素を消す方法「コンテンツに応じた塗りつぶし」という機能があります。

これを使うことで道路を走る車のようなものも消すことができます。

いい具合に消しこめたらAfter Effectsファイルを保存します。

再度Premiere Proを立ち上げます。

不要な部分を除去したAfter EffectsデータをPremiere Proに読み込ませて再編集して完成です。

デメリットは二つのソフトを立ち上げデータを行き来させるため、時間がかかること。

入れ替えが長時間になる場合、低スペックのパソコンには重いAfter Effectsはかなりの負担になるという点です。

必要に応じて使う最後の手段として考えましょう。

映像の中から 不要なものを消す DaVinci Resolve18

ついでにDaVinci Resolve18で不要なものの消し方を紹介します。

DaVinci Resolve18では、画面の質感などの編集はカラーページから行います。

様々なエフェクトはプリセットの形で用意されています。

当然画面のバレ消しのツールも充実しています。

中でもおススメが「デッドピクセル修正」というプリセット。

初心者ならば、一回覚えれば、消したいテロップやロゴなどのバレ消し作業が、汚部屋の片付けみたいに面白くなります。

別記事で解説しました。

映り込んだ 邪魔なものを消す デッドピクセル修正 DaVinci Resolve18 | ぶいろぐ

iPhoneの撮影した動画から 不要なもの を取り除く方法

iPhoneで撮影した動画はアプリを使った不要な部分を取り除きます。

スマホはSNS動画投稿などに利用する機会が多いため、ちょっと便利な動画アプリが充実しています。

よく知られているアプリは次のようなものがあります。

  • SNOW
  • Photo Retouch
  • Apowersoft画像背景消しゴム
  • Snapseed
  • Meitu
  • 写真消しゴム

結論から言うとスマホの方が簡単です。

ゴミのようなものを取り除くには、消したい部分をなぞるだけでOKです。

きれいに修正するコツも簡単です。

  • 消したい物より少し外側からなぞること
  • 一度に修正するのではなく、範囲を小さくドットを打つようにして重ねていくこと

すると境目がほどよく馴染むようにきれいに加工できます。

直感的な操作で不要な部分が加工処理できるので初心者の人には便利です。

処理済みの動画を編集したければ、アプリ内で編集ソフトを使って編集するか、PCに転送してPremiere Proで編集すればokです。

早く済ませたいならスマホで完成。

しっかり作りこむなら、スマホで処理までしてPremiereProで編集するというやり方もありです。

まとめ

映像の中に移りこんだ不要な部分の消し方にもいろいろな方法があることがわかりました。

ただし、どのやり方もソフトに処理をまかせることから微妙な斑が出てしまいます。

プロの現場は、例えば傷やゴミ、変色したフィルムの修復の場合。

ここではフレーム単位で静止画に落とし、一つ一つ画像をクリーニング処理するのです。

ここまで徹底するとかかるコストは膨大なものになります。

「不要な部分」の削除は必要最小限に済ます方法を選ぶことが一番です。

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参考記事はこちら

【Premiere Pro】映ってしまったいらないものを消す方法|トランスフォーム、不透明度 | モブニコミウドン

【Premiere Pro】動画編集で不要なものを削除する ~バレ消しの活用~|MiniMets

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