Premiere ProとAfter Effectsの 連携方法

連携方法
フルタニ

こんにちは、フルタニです。放送局で番組作りをしてました。 Premiere を書きます。

Premiere Proで編集中のクリップに、テロップアニメーションとか、ちょっと凝ったエフェクトをかけたくなったことありませんか。

クリップをいちいち編集して読み込むのは超面倒です。

ところがクリップをAfter Effectsのコンポジションに置き換えると、2つのソフトが連携して瞬時にエフェクトを共有することができます。

連携方法 を解説します。

Premiere Proで編集中のクリップをAfter Effectsで編集する 連携方法

city with river in middle during cloudy day
Photo by Grzegorz Zdanowski on Pexels.com

Premiere Proのタイムライン上にある任意のクリップをAfter Effectsで編集するには、まず編集したいクリップを選択します。例としてクリップ名は「001.拡張子」とします。

右クリックして[After Effectsコンポジションに置き換え]を選択。

すると別名で保存の画面になるのでPremiere Proで編集中のプロジェクト名で保存します。

After Effectsの管理画面が開きます。

先ほど指定したPremiere Proのクリップが読み込まれているのが確認できます。

After Effectsのタイムライン上にはPremiere Proの「001.拡張子」が現れています。

After Effectsに読み込まれた「001.拡張子」のクリップを編集するPremiere Proと同期して編集画面に反映されます。

Premiere ProでAfter Effectsのコンポジションを読み込む方法

すでにAfter Effectで制作ずみのコンテンツをremiere Proで読み込むにはどうすればいいかというとDynamicLinkを使います。

Adobe Dynamic LinkとはPremiere ProとAfter Effectsなど、Adobe製品同士で簡単に連携ができる機能です。

Premiere Proを開いて[ファイル] → [DynamicLink] → [After Effectsコンポジション読み込み]をクリックします。

[After Effectsコンポジション読み込み]画面が表示されるので、一覧の中から読み込みたいコンポジションファイルを選択します。

OKボタンを押すとコンポジションファイルがPremiere Proに読み込まれます。

素材の1つになったのです。

このファイルをタイムラインに入れるとそのまま編集することができます。

DynamicLinkは2つのソフトの橋渡しをする共通ルールのようなものなので、逆のことも可能です。

After EffectsでPremiere Proのシーケンスを読み込むには、[ファイル] → [Adobe DynamicLink] → [Premiere Proシーケンスの読み込み]を選択します。

読み込みたい相手、つまりPremiere Proシーケンスを読み込みすれば、After Effectsの素材として使えるようになります。

DynamicLinkを使ったやり取りをしていると、どちらか片方を変更すると、リンク先にも変化が瞬時に伝わります。

注意点

同時連携するといっても、おおもとは別のソフトです。

プロジェクトのありかがバラバラになっていると後々引っ越しするなどした際、ファイルが行方不明になって困ることがあります。

必ずPremiere ProとAfter Effectsのファイルはわかりやすいようにまとめておくことを推奨します。

まとめ

連携させることで、何度も書き出ししたり映像を修正したりする手間などが省けます。

動画制作スキルが爆上がりするので、使いこなしてみてください。