【2022年末】自作でOK 動画編集おススメ パソコン のスペック と選び方

パソコン のスペック
フルタニ

こんにちは、フルタニです。放送局で番組作りをしてました。 パソコンのスペック を書きます。

動画編集用ソフトはピンキリです。

よくあるのが「30万円を超える“超ハイスペックパソコン“でないと動画編集ができない」という思い込みです。

私なら、「それは誤解です」と断言します。

高い機材がないと動画が作れないことはありません。

数年前ならともかく、最近のスマホやビジネスPCでも十分動画編集できます。

そこで、なるべくコストをかけず使いやすい編集環境をつくる方法をご案内します。

自作でOK 動画編集おススメ パソコン のスペックと選び方

私は、三年前に作った自作PCで編集しています。

長尺の動画を書き出すときは遅くてイライラすることはありますが、それでもカット編集には不満を感じません。

3DCGの編集やエフェクトを多用する場合はたぶん力不足です。

高性能なPCは所有欲を満たしてくれます。

だけど、高度な編集をする機会なんてそうあるものではありません。初心者が普通に使うスマホ編集でもたぶんOKです。

限界効用提言の法則にあてはめてみると、お金をかけただけメリットが増えるかというと微妙な支出なのです。

げんかいこうよう【限界効用】 逓減(ていげん)の法則(ほうそく) とは、一定期間に消費される財の数量が増加するにつれて、その追加分から得られる限界効用は次第に減少するという法則。

初心者でもコストパフォーマンスを感じられるPCのスペックとは何か。どうすればてな入るかまとめました。

動画編集用パソコンの選び方

YouTubeなどに動画を投稿したり、クオリティの高い動画作品を作りたいのであれば、ある程度のスペックを持つPCが必要です。

しかし、よくあるのが目的と手段を間違える間違いです。

スペックが高いPCを持ったからといってすごい動画が作れるわけではありません。

まずは自分が「どんな動画をどのように編集するか」を確認しましょう。

目安となるのは画面の解像度と作業量です。

ここで「8K高画質の動画を編集したい」とか「blender」などを使って3D映像編集にチャレンジしたい答えた人は超ハイエンド、30万円コースのPCを検討してください。

そうでない人は、30万円を超え“超ハイスペックパソコン“を選ぶ必要はまったくありません。

日常の買い物用に高級外車を乗り回すようなもので、見栄を張る以外のなにものでもありません。

お値打ちな価格帯は”ハイエンドスマホ”を目安にしよう

ストレスなくYouTubeを編集するにはいくらかかるの?

初心者が感じる疑問の一つがYouTubeの動画投稿に使える環境について。

スマホでも十分動画編集ができる時代になりました。

ということは上位互換にあたるPCにはそれ以上のパワーがあるということ。

動画編集に適した価格帯を調べるには、スマホの価格を目安にするのもひとつの考え方です。

スマホ編集でストレスを感じたら同価格帯のPCで編集してみましょう。

3万円~10万円前後の低価格帯のノートPCでもフルHDの動画は編集できるはずです。

「値段は若干高くても、コスパに見合った環境がほしい」

そんな時、バロメーター代わりになるのがiPhoneの価格です。

iPhone 14が119,800円〜、iPhone 14 Plusが134,800円〜、iPhone 14 Proが149,800円〜、iPhone 14 Pro Maxが164,800円〜

最新の機種は4K動画編集もこなせる機能を持っています。

YouTubeなどの動画投稿・配信や、プレゼン動画、結婚式ビデオ程度の動画制作もできないことはありません。

さすがに編集機能をコストカットした激安PCでは無理な編集はできませんが、この価格帯を参考にすれば目的のPCの目安がつきます。

編集環境の心地よさは、時と共に変化します。

最新のiPhoneの価格と比較することで、自分の気持ちが整理できます。

見た目の機能や余分なサービスが不要ならば、メーカー製を諦めて自作を選択できるのもPCの持つ長所です。

私のように中古寄せ集めのパーツを使えばさらにコストカットできます。

CPUやGPUは汎用性が高いので、ゲームまで楽しめる環境が手に入ります。

とくに、動画編集を自宅など据え置き環境で行うことが多い人はデスクトップPCがおススメです。

ハイエンドスマホの価格帯を基準に選ぶと心理的にも納得できます。

本体だけで13万円、ディスプレイを含めて17万円あれば十分です。

モバイル環境での編集が中心なら、ノートを選ぶことになりますが、その場合はAppleのMacbook Airを選んでおけば無難でしょう。

動画編集機能が飛躍的に向上したのはM1という最新チップが搭載されたためです。

このM1チップが乗ったMacbook Airは2021年版の中古が9万円程度で手に入ります。

動画編集初心者の人は「ハイエンドは17万円台まで」と決めてPCを選ぶことをお勧めします。

デスクトップタイプのスペック

動画編集に必要なパソコンのスペックは次の四項目で決まります。

  • CPU
  • GPU(グラフィックボード)
  • メモリ
  • SSD

この四項目に加え、マザーボード、PCケース、電源なども必要に応じて検討が必要です。

メーカーの製品は組み合わせを微妙に変えることで価格差をつけています。

メーカーの補償が得られる代わりに、必要ではない機能にお金がかかる場合も少なくありません。

自作の場合は、組み立ての知識と自己責任のリスクがありますが、無駄な部分にお金をかけずに最適な環境が作れます。

CPU

編集に使うPC選びで最重要なのは人間の頭脳にあたるCPUですが、選び方は結構単純です。

理由はメーカーがIntelとAMDの二社にかぎられること。

商品も売れ筋の型番がある程度まとまっているからです。

IntelならCore i5、AMD製ならRyzen 5が最低条件です。

何がやりたいか目的を決める→使いたいCPUを決める→CPUに対応するマザーボードを決める

以上の流れになります。

私が現在編集に使っているCPUはRyzen 7 2700Xです。DaVinciに適したマルチスレッド対応という理由でインテルから乗り換えました。最新のボードはサポートされない世代になったため、そろそろアップグレードしたくなりました。でも、実用上問題なく動画編集できます。

GPU

GPUは画像性能に深くかかわる上動画編集の工程で一番最後の「書き出し(エンコード)」という作業を担うパーツです。

DaVinci Resolve ではGPUの機能も使うことで編集を高速化しています。

CPU選びはインテルかAMDかを選べば決着がついていたのに対し、GPU選びは大変です。

GPUは商品の種類がメモリー搭載数含めメチャ多い上に、開発元メーカーや商品化するメーカーもいて、おまけに商品の鮮度もすぐ変わるためです。

GPUの型番は「RTX3070」のように表記されています。RTXの部分はメーカー名を表しています。RTXはNvidea、RXはAMDです。数字の部分は性能です数が大きくなるほどハイパワーです。
ちなみにプレステ5に相当するGPUはRTX3060相当、CPUはRyzen7 3700Xが近いと言われます。
プレステと比較対象する意味はありませんが、今を見るための一つの指数として参考にしています。

新製品の開発も頻繁で、価格もハイエンド一枚数十万円するものもあります。

なので、初心者から見ると「GPU何選んだらいいかわからない」状態になりやすいのが特徴です。

メーカーごとの性能の違いはありますが、YouTube動画編集程度の作業では目に見えるような違いは出ません。

出るとしたらゲームをする時に感じる見た目の違いや多少のカクツキ程度です。

マニアでないと正確な商品選びは難しいことから、売れ筋の価格帯で選ぶしかありません。

私が使っている自作PCのスペックは中古で買った「NVIDIA GeForce GTX1660(約二万円)」と「AMD Ryzen 7 2700X(約二万円)」です。メモリは16GB(六千円)。4K編集もプロキシを使うことでストレスなく編集できます。
最近遅いなと感じるのは書き出し時間です。長尺動画のエンコードが入るとPCが編集に独占されるため、時短したくなりました。
※1660の性能はこちらで確認できますGeForce GTX 1660/1660Ti/1660SUPERグラボのおすすめ11選!価格も紹介【2022年最新】  | eスポーツをはじめよう!

品揃えが多すぎて選びにくいGPU界隈。その様子が最近急に変わり始めました。

店頭に並ぶお買い得商品が絞り込まれてきたのです。

台風の目といえるのが、GeForce RTX 30シリーズです。

以前あまり見かけなかったGeForce RTX 3080、3080 Ti、3090、3090 Ti を対象としたセールなども始まり、にわかに熱をおびはじめています。

GeForce RTX 30シリーズの叩き売りです。

こうした動きには背景があります。

それはなぜかというと、GPUの使い道の変化です。

GPUは動画編集やゲーム用途として使われる割合は低く、ほとんどは仮想通貨のマイニングに使われます。

マイニング需要の増加に伴い、2020年からビデオカードの価格は高騰、メーカーは競って開発競争を続けてきました。

しかし、コロナが落ち着いた頃から仮想通貨は暴落。

それにより、仮想通貨のマイニングに使われていた高性能のGPUの叩き売りが始まりました。

在庫のダブ付きがGPUの価格に変化を生んでいるのです。

中古パソコン店の店頭を見ると、ミドルレンジのGeForce RTX 3060は新品で6万円程度の値段で販売されています。

一つ上の3070の平均価格帯は新品で10万円近くですが、GeForce RTX 3070/3070Tiグラボのおすすめ19選!価格も紹介【2022年最新】 | eスポーツをはじめよう!後述するように中古は6万円付近まで下がっています。

次期GPU「GeForce RTX 4000」シリーズの発売も間近に迫り、在庫処分が当面続くとみられます。

中古で数多く販売されている商品が消費者としては狙い目であることがわかります。

メモリ

メモリは16GB 4K動画以上の編集を目指すなら32GBが目安です。

SSD

動画編集には処理速度の速いSSDが必須です。

一般的なYouTube動画の編集なら500GB程度の容量があれば問題ないですが、高画質の動画編集をするなら素材が増えます。

また、最近のマザーボードは高速のM2SSDスロットが付いている場合がほとんどです。

予算が許せばM2SSDを選びましょう。

私が更新するとしたら

冒頭で掲げた予算規模、本体だけで13万円、ディスプレイを含めて17万円の予算内で自作PCを検討してみます。

まず、CPUはコスパの良いAMD Ryzen 7 3700X 16GB。

ATXタイプの箱に入れるため、マザーボードはROG STRIX B550-F GAMINGという組み合わせを考えます。

  • Asustek ROG STRIX X570-F GAMING は新品で29,077円
  • AMD Ryzen 7 3700Xはファン付き 24,090円
  • 512GB SSD の価格帯は3,200円 M.2SSD SATA なら5,800円(可能ならM2を選択)
  • メモリ CT2K8G4DFRA32A/ DDR4 SDRAM / 16GB(8GB × 2枚組)セット 6,480円
  • 電源とケース 8000円+4000円

以上で合計約77,447円

7万円の予算以内で購入できるGPU(中古)は

  • MSI GeForce RTX 3070 VENTUS 2X OC RTX3070/8GB(GDDR6)/PCI-Eが56,800
  • Gainward GeForce RTX 3070 Phoenix 8GBが57,800

という商品になると思います。

上記、RTX 3070 Tiは「GeForce RTX 3070」の上位モデルという位置付けの機種。スペックを引き上げた影響からか、RTX 3070 Tiの消費電力はRTX 3070と比べると70Wも増えている(220W→290W)のが特徴です。

合計およそ135,500円。これにWindowsOSとキーボード、マウス、ディスプレイを加えれば総額です。

中古パソコンの部品交換であれば、交換する部品代だけなので安くなります。

また、古いパーツはメルカリなどで売却できるので費用をさらに抑えることができます。

参考までに同価格帯のBTOパソコンと比較するとスペックの違いがよくわかります。

【比較機種】159,800円
ASUSROG Strix GA15
AMD Ryzen™ 7 3700X 16GB
NVIDIA® GeForce® GTX 1660 Ti
512GB SSD

信頼と実績。問題が起きたら丸投げできるメーカー品を選ぶか。

それともリスク覚悟で自作の道を選ぶか。

私はパーツの交換で長期間使い続ける自作の道を選びました。

まとめ

半導体不足で電子機器の価格が上昇しているというニュースです。

しかし、PC周りに関しては半導体不足の影響は既に消えている模様。

むしろ円高で輸入品の価格が上昇している点が悩みの種です。

ただし技術革新はまだまだ加速し、それに伴い旧機種は値下がりしていくことが予想されます。

blenderをやりたい人におススメのPCを書きました。

【2022前半】 Blender (ブレンダー)におすすめのパソコン | ぶいろぐ

PCを安く買うには社会情勢を見極めながら必要なものだけ手に入れる知恵が欠かせません。

最後までご覧いただき、ありがとうございました。

今後とも「ぶいろぐ」をよろしくお願いいたします。

参考 PS5よりもPCの方がお値打ち