CapCut でテンプレートとして投稿する方法(スマホ版)

フルタニ

こんにちは、フルタニです。放送局で番組作りをしてました。CapCut でテンプレートとして投稿する方法を書きます。

TikTokなど流行している動画よく見ると似たようなものが流れていることに気づく人も多いと思います。実はこうした動画はテンプレートを利用して作られたもの。初心者でも簡単に凝った動画が作れるTikTokのサービスです。

テンプレートはCapCut上で利用できるように用意されていることが多く、動画も簡単に作成することが可能です。

✅ CapCutでテンプレートとして投稿する方法(スマホ版)

CapCutでいう「テンプレートとして投稿」とは、自分が編集した動画プロジェクトを“テンプレート化”して他のユーザーに公開・共有できる機能です。

つまり「動画そのもの」ではなく、自分の編集スキル・構成をフォーマット化して、他のユーザーが使える形にするもの。

たとえば、音楽やエフェクト、トランジションなどが組み込まれた動画を「テンプレートとして投稿」すると、誰でもその構成を使って動画を作れるようになります。

使われ方の例:

  • TikTokで流行している動画構成をテンプレにする
  • 商品紹介のテンプレートを作る
  • 思い出ムービーなどで同じスタイルを複数人で使い回す

✅ メリット(利点)

① 編集スキルが広がる・拡散される

  • 他の人が自分のテンプレートを使うことで、自分のセンスや編集スタイルを拡散できる。
  • 特にTikTokと連携している場合、「このテンプレートを使う」ボタン経由で拡散しやすい

② コンテンツの量産が簡単になる

  • テンプレートを作っておけば、同じ構成の動画を差し替えだけで量産可能
  • チームやブランドでの運用にも便利。

③ ブランド化・信頼性アップ

  • クオリティの高いテンプレートを作ることで、編集者としての信頼や認知が上がる

④ フォロワーとの接点ができる

  • テンプレート使用者がコメントしたり、リメイク作品を投稿するなど、ユーザーとの交流につながる

❗ デメリット(注意点)

① 構成が真似されやすい

  • 誰でも使えるため、独自の編集アイデアがコピーされやすい
  • 特にバズったテンプレは、似た動画が大量に出回る可能性あり。

② 素材の著作権に注意

  • BGMや画像・動画に著作権がある素材はテンプレート公開に使用できない
  • 商用利用目的なら、特に素材の使用許可が必要。

③ クラウド容量に制限あり

  • テンプレートはクラウド上で共有されるため、無料プランでは容量(1GB)に制限あり
  • 容量オーバーの場合はCapCut Pro(月額課金)が必要。

④ 動作が重くなる場合も

  • 複雑なエフェクト・高画質素材を含んだテンプレートは、他人の環境で動作が重くなる可能性あり。

🔸 ステップ①:動画を編集して完成させる

作り方は簡単です。まずはテンプレートにしたい動画をCapCutで通常通り編集します。

  • カットやBGM、エフェクトなどを設定
  • 写真・動画の差し替えで使いやすいように構成する
  • テキストなどのカスタマイズ要素を「プレースホルダー」的に作っておくと親切です

🔸 ステップ②:プロジェクトをテンプレートに変換する

  1. 編集画面の右上にある「共有」アイコン(↑のマーク)をタップ
  2. 「テンプレートとして公開」を選択
  3. テンプレートのタイトル、説明文、タグを入力
  4. 「テンプレートを公開」をタップしてアップロード完了

📌 公開時には CapCutとTikTokアカウントが連携 している必要があります。ログイン・連携しておきましょう。

🔸 ステップ③:テンプレートURLをシェアする

公開が完了すると、CapCutがテンプレート用のURLを自動生成してくれます。

  • このURLをSNSやブログでシェアすれば、他のユーザーが「このテンプレートで作る」ボタンから利用可能になります。
  • TikTok連携していれば、TikTok上でもテンプレートとして拡散できます。

🔍 注意点・よくある質問

項目内容
テンプレートを非公開にしたいCapCut内「マイテンプレート」から削除可能
テンプレートを編集したい元プロジェクトを再編集し、再度投稿し直す必要があります
収益化できる?TikTokとの連携が強く、フォロワー数や再生数に応じたインセンティブの対象になる場合があります(TikTokクリエイター報酬プログラムなど)

まとめ:テンプレート投稿はこんな人におすすめ!

  • SNSで動画を発信しているクリエイター
  • チームで動画制作をしている人(統一した構成を使いたい)
  • 動画編集の練習・ブランド化をしたい人
  • TikTok・Instagram向けに量産投稿を考えている人