サムネイルを作る時、全体的に影が暗く見える画像を明るくしたいことありませんか。
Photoshopの[イメージ][色調補正][明るさ]を使って明度をあげる場合がありますが、もう少しソフトに明るくしたいときは画像を重ねて[スクリーン]を使う方法もあります。
影が暗く見える画像を明るくするPhotoshop
影の暗く見える左の画像を、右の画像のように少し明るめにします。
Photoshopに画像を取り込みます。
Ctrl+CとCtrl+Vで画像を複製します。
上のレイヤーを選択し、[フィルター][ぼかし][ぼかし(ガウス)]をかけます。
ガウスをかけることで見た目の印象がソフトになります。
※バキッとした印象にしたいときはぼかしをかけず、次の[描画モード]に進みます。
ぼかしの程度は半径8.0程度にします。
すると画面にぼかしが入ります。
レイヤースタイルを表示して、[レイヤー効果][通常の描画]の[描画モード]を[スクリーン]にします。
不透明度は100で最も明るくなります。0にするとスクリーンの効果がゼロになります。
スクリーンを使うと、必ず元の色より明るくなります。
光の三原色(RGBカラー)の色の混ぜ方と似ていて、色を足せば足すほど白に近づきます。
黒の部分はそのまま下の色を透過させますので、 黒がそのまま表示され、逆に白い部分は白のまま維持されますので画像が明るく見えます。
まとめ
画像を明るくするだけなら、[イメージ][トーンカーブ補正]などを使えば簡単です。
しかし、方法はそれだけではありません。
ひと手間かかりますがレイヤーを複製して重ね、[スクリーン]を使うような方法を使えばしゃれた演出も期待できます。
いくつかの引き出しを持っておくと何かの時に役に立ちます。
こんにちは、フルタニです。放送局で番組作りをしてました。 画像を明るくする を書きます。