Premiere Proでクリップをつなげてシーンを作った。そのシーンに特定のエフェクトをかけたい時便利なのが調整レイヤーです。
普通に使えていた調整レイヤーが突如、あるクリップだけ使えない。
[調整レイヤー]が灰色のまま機能しない状態になりました。
Premiere Proで調整レイヤーが選択できない時の解決策です。
これは故障でもなんでもなく、編集モードになっていないのが原因です。

調整レイヤーを起動するには

画面上を注目。[ライブラリー]という文字が青色になっています。調整レイヤーを起動するには、画面左にある[プロジェクト]をクリックします。
すると、それまでグレーになって選択できなかった[調整レイヤー]が選択できるようになります。
調整レイヤーはプロジェクトと連動しているのです。

1つの調整レイヤーで下に置いた複数のカット全体にエフェクトをかけることができます。

まとめ
映像はデジタルで記録されているので基本的には劣化しないはずです。
ところが編集を繰り返すうちに劣化します。
調整レイヤーは映像の上にラップのように置いてそのラップを加工するイメージです。
色を塗ったり、形を変えたりという行為を調整レイヤーに対して行うわけです。
下に置いた映像は調整レイヤーというフィルターを通じて加工されるので、元のデータは変化しません。映像の品質を落とさないためにも調整レイヤーは習熟したい技術の一つです。
こんにちは、フルタニです。放送局で番組作りをしてました。 調整レイヤー を書きます。