Premiere Proで動画編集をしていると、複数のクリップにトランジション(画面切り替え効果)を一括で適用したい場面がよくありますよね。1つ1つ適用していると時間がかかりますが、実は簡単にまとめて適用する方法があります!この記事では、初心者にもわかりやすく手順を解説します。
Premiere Pro で複数クリップにまとめてトランジションを適用する方法
トランジションって何?
トランジションとは、1つのクリップから次のクリップに切り替わる際の効果です。例えば、フェードアウトで静かに終わり、次のシーンにフェードインするような効果がよく使われます。Premiere Proでは、ドラッグ&ドロップで簡単に適用でき、動画にプロっぽさを加えることができます。
まとめてトランジションを適用するメリット
• 時短になる:1つずつ適用する手間が省ける。
• 統一感が出る:同じトランジションを複数の箇所に適用できる。
• 効率アップ:複数のクリップに素早く編集を加えられる。
手順:まとめてトランジションを適用する方法
1. シーケンスにクリップを配置
編集する動画をタイムラインにドラッグして配置します。このとき、複数のクリップが並んでいることを確認してください。
2. デフォルトのトランジションを設定
Premiere Proでは「デフォルトのトランジション」を設定することで、一括適用が可能になります。
1. エフェクトパネルを開く
• 画面右側の「エフェクト」パネルを開きます。(見当たらない場合はメニューの「ウィンドウ」→「エフェクト」を選択)
2. トランジションを選択
• 「ビデオトランジション」→「ディゾルブ」→「クロスディゾルブ」など、お好きなトランジションを右クリックして「デフォルトのトランジションに設定」を選択します。
3. 全クリップを選択
1. タイムラインでトランジションを適用したいクリップをすべて選択します。
• Windowsの場合:Ctrl + 左クリック
• Macの場合:Command + 左クリック
4. トランジションを適用
1. **Ctrl + D(Windows)/ Command + D(Mac)**を押します。
• これにより、選択したクリップ間にデフォルトのビデオトランジションが一括で適用されます。
2. 音声にもトランジションを追加したい場合は、**Shift + Ctrl + D(Windows)/ Shift + Command + D(Mac)**を押してください。
注意点
• クリップ間に隙間がないことを確認
• トランジションを適用するには、クリップ同士が隙間なく接続されている必要があります。空白がある場合は、トランジションが適用されません。
• デフォルト以外のトランジションを適用したい場合
• 個別に違うトランジションを適用したい場合は、エフェクトパネルからドラッグ&ドロップで設定してください。
まとめ
Premiere Proの「まとめてトランジション適用」は、初心者でも簡単に使える便利な機能です。この方法を使えば、作業時間を短縮でき、より効率的な編集が可能になります。トランジションを上手に使って、動画のクオリティを一段階アップさせましょう!
こんにちは、フルタニです。放送局で番組作りをしてました。 Premiere Pro で複数クリップにまとめてトランジションを適用する方法を書きます。