「うわ、これ……ブラーついてないと、カクカクすぎじゃない?」
ゲーム動画、Vlog、TikTok、YouTube Shorts。
どんなジャンルでも、「モーションブラー」がかかってるかどうかで、映像の“上手そう感”が全然違うって知ってました?
しかも、「モーションブラーかけたいな〜」と思ってPCでやろうとしたら……
「え、After EffectsじゃAIブラー後付けできないの!?」
「Premiereはできても有料プラグインじゃん…」
「AviUtlのブラー、何この微妙なズレ感…」
──って絶望した人、僕だけじゃないはず。
でも、今の時代、救世主はスマホアプリだったんです!
CapCutで モーションブラー をかける方法|スマホ1台でプロっぽい映像に!
■ CapCutが神すぎた件|無料でモーションブラーを後付けできる奇跡
「CapCut(キャップカット)」……こいつ、実はとんでもないポテンシャルを持ってます。
なんと、スマホアプリなのに“AIモーションブラー”をワンタップで付けられるんです!!
しかも、けっこうキレイ。
「モーションブラー=プロ専用」だったのが、まさかの無料。
もうビビります。素直に、悔しいけどすごい。
■ 実際にやってみた!CapCutでモーションブラーをかける方法
じゃあ早速やってみましょう!使うのはスマホ版CapCut。
なので、モーションブラーをかけたい動画素材はあらかじめスマホに転送しておきます。
新しいプロジェクトを作成
「+新しいプロジェクト」から編集したい動画を選びます。
この時点で注意!
⚠️ モーションブラーは処理がめちゃ重い!
目安:30秒以下の動画がベター
「モーションブラー」機能を呼び出す
- タイムライン下のバーを右へスワイプ
- 「モーションブラー」をタップ!
すると、3つの調整項目が表示されます。
■ モーションブラーの設定って何をどうすればいいの?
CapCutでモーションブラーをかけるとき、いくつか「設定項目」が出てきます。
で、これがまた……
「なんか数値あるけど、何がどう変わるのかサッパリわからん!!!」
ってなるやつなんですよね(←筆者も最初混乱)
なので、ひとつひとつ「どんな効果があるのか」「どんな値にすればいいのか」丁寧に解説していきます!
🔧 設定項目その1:「ブラー」
- 意味:ブラーの“強さ”です!
- 値が高いほど、ブワーッとブレた感じに。
- 値が低いと、ほんの少しの残像だけ。
👨🔧 おすすめ設定:30〜50くらい。
40前後が自然でカッコいい感じ!
高すぎると「お前どんだけブレてんだよ!?」ってなります。
🔧 設定項目その2:「ブレンド」
- 意味:前後のフレームをどれくらい“なめらかに”つなぐか。
- 値を大きくすると、よりスムーズな動きになるけど…ヌルヌルしすぎて不自然になることも。
👨🔧 おすすめ設定:15〜25くらい。
20くらいが一番ちょうどいい!
強くしすぎると「ヌメヌメ動画」になって、逆に気持ち悪いです(まじで)。
🔧 設定項目その3:「回数」
- 意味:モーションブラーを何回重ねるか=フレームの重ね具合
- 多いほど“なめらか”になるけど、処理時間は鬼長くなります!!🔥
👨🔧 おすすめ設定:3〜5くらい。
「重ねれば重ねるほどいい」というわけじゃありません。
スマホが古い人は2〜3にしておかないとアプリ落ちます(経験者は語る)。
項目 | おすすめ数値 | 説明 |
---|---|---|
ブラー | 40 | ちょうどいい残像感 |
ブレンド | 20 | なめらかさと自然さのバランス |
回数 | 3 | 重くなりすぎず程よく綺麗 |
🧠 ちょっとしたコツ
- 動画が長すぎると処理にめちゃくちゃ時間がかかるので、できれば10〜20秒程度で試しましょう!
- 動きが激しいシーンにだけモーションブラーをかけるのもアリ!静止シーンはむしろブラー不要です。
- 一度プレビューしてみて「うわ、やりすぎた」って感じたら数値を下げる勇気を持とう!
■ 処理にかかる時間は?(リアル検証)
僕のiPhone 13 miniで10秒の動画を処理したら、なんと約1分。
「あれ?思ったより……重くない?」
はい、CapCutのモーションブラーは本気です。
ちゃんとAI補完してるからこそ、時間はかかる。でも仕上がりが全然違う!
■ 出力・エクスポート方法
モーションブラー処理が終わったら、右上の「↑」をタップしてエクスポート。
- 解像度:1080p以上推奨
- フレームレート:60fpsだとヌルヌル!
CapCutは「書き出し設定」もかなり細かくできるので、YouTubeでもTikTokでも問題なく使えます。
👍 CapCutのモーションブラーのメリット
- 「スマホアプリとは思えないクオリティ」
- 「AIで自然なモーションブラーが付く」
- 「操作が直感的。初心者にも超やさしい」
- 「AviUtlやAEより簡単で速い」
👎 デメリットや注意点
- 「処理が重い。スマホが熱くなる」
- 「長尺動画には向かない」
- 「商用利用が微妙(ライセンス注意)」
- 「強くしすぎると不自然になる」
■ ライセンス問題|商用利用OK?著作権は?
ここ、地味に大事です!
CapCutで作った映像は、商用利用不可な場合があります。(2023年11月時点、利用規約より)
つまり、クライアントワークや広告案件には要注意。
SNS投稿や個人のYouTube、趣味の動画には十分使えますが、必ず利用規約をチェックしましょう。
■ まとめ:モーションブラーなら、まずはCapCutでOK!
- After EffectsでモーションブラーをAIで後付け? → できません。
- AviUtlでブラー? → かかってるか分かんないレベルです。
- CapCut? → ワンタップでプロっぽい!
もうね、素直に言います。
「悔しいけど、スマホの方がすごい」
僕たち編集者って、ついPC最強神話を信じてしまいがちなんだけど……CapCutはマジで使えます。
初心者はまずスマホで「映像に質感を与える」って感覚を体験してほしい。
慣れてきたらPCで仕上げるもよし、SNS動画はCapCutで完結でも全然OK。
まずは10秒の動画で試してみて。きっと「えっ、俺プロか?」ってなるから(笑)
おまけ DaVinci Resolve ではできる
最後にこっそり告白すると、実は、DaVinch Resolveを使えば映像にプロっぽい動きの滑らかさが加えられます。無料でもFusionを使えば設計できるし、有料版ならもっとラク。気になる人は記事を読んでみてね。
こんにちは、フルタニです。放送局で番組作りをしてました。 CapCutで モーションブラー をかける方法を書きます。