
自宅以外で編集する際、モバイル端末に編集ソフトを仕込んでおくと隙間時間を使って編集ができます。その時使いたいのが編集データを外付けドライブに入れて編集すること。
設定次第で、自宅と出先で編集することができるようになります。
動画編集には外付けSSDが便利
- 自宅以外でも編集したい
- 自宅以外で作業するノートPCを持っている
- 編集環境を良くしたい
モバイル端末自体にはデータを保存するスペースはほとんどないため、外付けドライブを用意します。
一昔前までは、動画素材のような大容量のデータを保存するには、HDDしかありませんでした。最近はGoogleドライブ、iCloudなどのクラウドサービスにデータを保存する方法もありますが、容量などの制限もあって実用的ではありません。
そこで注目したいのがSSDです。SSDとはSolid State Drive(ソリッドステートドライブ)の略です。価格が下がってきているので、動画編集をするなら、絶対にSSDがオススメです。
外付けドライブを使った動画編集
DaVinci ResolveのようにMacとWindows両方で使えるソフトであれば、自宅ではWindowsPC、出先ではMacで編集することも可能です。
選ぶ際の注意
外付け(ポータブル)SSDの中には、たまにWindowsまたはMac専用のものがあります。
自分のパソコンのOSに対応しているかどうか確認しましょう。最近は「exFATフォーマット」と呼ばれる両OSに対応した共通仕様のものがあります。
外付けドライブをを選ぶとき注意したいのが転送速度です。最優先はUSB3.0以上を選ぶこと。HDDは安価で大容量ですがUSB 3.0でつないでも130MB/sと読み込みに時間がかかります。その点、値は張りますがデータ転送速度が爆速のSSDなら素材のコピーだけでなく、モバイル端末とつないで編集するときも超楽です。
例えば
G-Technology SSD 外付 ポータブル G-DRIVE Mobile SSD R-Series。最大読み込み速度560MB/sのデータ転送速度というのですから、単純計算で四倍早いわけです。USB3.0を使うのでしたらSSD一択ではないでしょうか。
おススメSSDドライブ
SanDisk PortableSSD 1TB
G-Technology SSD 外付 ポータブル 1TB
G-DRIVE Mobile SSD R-Series USB3.1 Gen2 26601
WD ポータブルSSD 1TB USB3.0
バッファロー SSD 外付け 960GB ポータブル
まとめ
SSDを使った動画編集は一度使い慣れると癖になります。なぜなら速度が速いからです。ただし、データを外付けSSDに保存するわけですから万が一のことも考えてバックアップなどの危機管理は忘れないようにしましょう。
- 処理速度が速い・転送速度が速い
- 小さくて軽い
- 衝撃に強い
- デメリット価格が高い(HDDの倍)
- たまに死亡する(1,000〜10,000回ほどと言われている)
目安となる容量4Kなどの高画質高音質の動画を編集するのなら映像ファイルは、1分間で350MB以上と言われます。したがって最低2TBは欲しいという人もいます。
私のようなハイビジョン画質(1K)ならば一日撮影しても32GBのメモリー一枚で足ります。編集データの空きスペースを見込んでも500GBもあれば大丈夫です。