【Pr】 ショート動画 も簡単 編集ソフトで縦長編集する方法

縦長動画作り方
フルタニ

こんにちは、フルタニです。放送局で番組作りをしてました。 ショート動画 を書きます。

縦長の画面が見やすいことから、スマホで楽しむショート動画がブームです。

パソコンの動画編集ソフトは基本横長のサイズで固定されているので、縦長動画を編集するのにどうしていいかわからない場合が少なくありません。

普段私たちが使っているPremiereの編集画面。横長ですよね。縦サイズの動画を編集するにはどうしたらいいのでしょうか。

縦長動画の編集方法をご紹介します。

編集ソフトで 縦長編集 する方法

動画を掲載するプラットフォームはinstagramです。

instagramにする理由は簡単。利用者が多いこと。

比較的仲間内で利用するケースが多いのでこうしたキャンペーンが拡散しやすいからです。

Premiereのような編集ソフトを使うのにも理由があります。携帯アプリでも簡単な編集はできます。しかし、素材が集まり編集ポイントが増えてくると素材の入れ替えやエフェクト、テロップの加工などの量も増えます。

すると画面の小さな携帯の、しかも作業スペースが限られたアプリでは整理しきれなくなる。というか、狭くてごみごみした机の上で仕事をするのがイヤになります。

ということで、作業はPC環境、編集はPremiere、アップロードはinstagramというとライアングル構造が出来上がりました。

縦型動画を編集するには

さて本題です。横長動画の編集がデフォルトのPremiereで、縦型動画の編集です。

答えは

シーケンス設定

をいじることです。

シーケンス設定とは、Premiereを起動して新規プロジェクトを設定したあとに行う動画のきまりづくりです。新規プロジェクトを画家のアトリエとするならシーケンス設定は作品を描くキャンバスのようなもの。

シーケンスの設定を調整することで、横長のキャンバスを縦長のキャンバスに変えることができます。

【初めてのPremiere Pro】シーケンスってなぁに?設定はどうしたらいいの? | Vook(ヴック)

実際にやってみましょう。

ファイルから[新規][シーケンス]と進むと

[新規シーケンス]のパネルが出現します。

[編集モード]の中の表記を[カスタム]に変え、[フレームサイズ]の値を

1080×1350

に変更してOKを押します。これで終了。

編集画面は縦長の仕様に代わりました。あとは粛々と編集するだけです。

出来上がった動画は 形式:H.264 プリセット:ソースの一致-高速ビットレートで書き出します。

さて、出来上がった動画はどうやってinstagramに投稿すればいいかというと、いくつか問題があります。一つは、instagramは携帯端末版からしかアップロードできないこと。instagramのアップロード動画には三つの方式があることです。

最初の課題については、携帯端末に転送して携帯端末アプリから投稿するしかありません。

こちらの解決策については別生地にまとめていますので参照ください。

二つ目の課題についてはタイムラインに投稿することです。

instagramで動画投稿三つの方法

Instagram / Reprodução

タイムライン

タイムラインに最長1分の動画投稿ができるinstagram。投稿できる動画の推奨サイズは3種類あります。

  • アスペクト比が1:1で1080×1080
  • アスペクト比が1,91:1で1080×566の横長
  • アスペクト比が4:5で1080×1350の縦長
インスタストーリーズのトップ画面

ストーリーズ

ストーリーズは一日しか動画が残らないサービスです。こちらはさまざまなサイズの画像を投稿することが可能です。

IGTV

また、instagramには「IGTV」というサービスがあります。「IGTV」とは「Instagram TV」の略称です。

端末に保存されている動画のみ投稿が可能なサービスで、ビデオ配信を目的として追加されました。最短15秒~最長1時間もの動画を投稿することが可能です。

ファイル形式はMP4に限定されますが、アスペクト比が9:16の縦型動画か16:9の横型動画をアップロードできます。

アップロードした横型の画像は再生時に上下に黒みが出ます。これは枠に合わせて映像の横幅を縮めたためです。

一度投稿した動画のタイトルの編集はinstagramの編集機能を使って行います。編集はパソコンでできるのに、パソコンからIGTVの投稿を見ることはできません。

まとめ

これからの動画は縦長の動画に注目が集まるでしょう。携帯端末は横長のテレビとは違ってどこでも簡単に視聴できるからです。

おまけにいつでも簡単にスイッチを押せるのでユーザーの時間をたやすく奪うことができます。通信はさらに爆速になり価格も下がる時代がすぐそばまで来ています。

動画制作を志す人は縦長動画の動向にも気を配りながらスキル上げを目指すべきだと思います。