静止画を使って動画を作りたい。でも「難しそう」「時間がかかりそう」と感じていませんか?
そんなあなたに朗報です。たった1枚の画像と簡単なテキストだけで動画が作れるAI「Vidu(ヴィドゥ)」に注目が集まっています。
今回は、初心者でも基本無料で使える「Vidu」の魅力をわかりやすく解説します。
無料で画像からアニメが作れる!動画生成AI「 Vidu 」の使い方を超初心者向けに解説
✅ Viduとは?
中国・清華大学とShengshu Technologyが共同開発したAI動画生成ツールで、以下の特徴があります。
- 最短10秒、基本30秒以内で動画生成ができる
- 画像 or テキストだけで高品質動画が作れる
- アニメ調とリアル調の切り替えも簡単
- 無料でも月20本程度作成可能
生成時間も早くコスパが高い。さらに、日本人を含めた東洋系の人物の再現が得意という点が注目ですね。
🔰 初心者でもできる!Viduの基本操作(テキストtoビデオ)
アカウント登録

AI動画生成 – 想像するものがViduで実現 | Vidu AI
はじめての人は公式ページから入って右上の「サインイン」をクリックします。

アカウント登録は自分の持つgoogleアカウントを登録すると即完了。自動的にログインして「ホーム画面」に切り替わります。

サービスは基本無料。初めての人には140クレジットがあらかじめ付与されています。また毎日その日だけ使える20クレジットもプレゼントされます。
動画を生成する手順
まずはテキストから動画を作ります。「ホーム画面の」「テキストから動画」をクリックします。すると編集画面に切り替わります。

Viduの売りは動画の高速生成です。

デフォルトは高画質ですが、早く生成したい人は画面左上のボタンを切り替えることでモードの変更ができます。

まずは設定。スタイル(リアル/アニメ)、解像度はYouTubeショート動画の投稿を目指すので1080p。アスペクト比は縦型に変更します。動きの振れ幅と数量は変更しません。
今回はSeaArtで見かけたこの画像を参考に動画を作ってみます。

表題「スーツを着た女性のクローズアップで、腕を組んでいます」とプロンプトをコピーして入力欄にペーストします。

「Create Video」をクリックすると生成が始まります。

待つこと5分で動画が完成しました。

生成されたのは日本人ではなく外国人女性。眼鏡もかけています。イメージは外れましたが動作や画像の品質は期待通りの高品質でした。
初めての人にはプロンプト作成もAIがサポートしてくれます。「Inspire Me」や「Enhance Prompt」機能を使えばいろいろ補正できるかもしれません。
画像から動画を生成
画像から動画を生成するには編集画面の「画像から動画」を選択して画像をアップロードします。

プロンプトは同じものを使いまわし「生成」をクリックします。

画像から動画生成にかかった時間は約5分。結果はご覧の通りです。
💡 裏技・注意点
- Googleアカウントを複数使えば無料枠を増やせる
- 高画質化したいときはアップスケール機能(4クレジット)
- 日本語プロンプト対応(Enhance PromptはON推奨)
- 商用利用したい場合は有料プランが必要
✅ Googleアカウントを複数使えば無料枠を増やせる
Viduでは無料プランでも月に80クレジット(約20本分の動画)を使えます。複数のGoogleアカウントを使えば、それぞれで無料枠を利用できるため、実質的に生成回数を増やすことが可能です。
✅ 高画質化したいときはアップスケール機能(4クレジット)
動画の画質をさらに綺麗にしたいときは、アップスケール機能を使えば高解像度に変換可能です。1回の使用で4クレジットを消費するため、使いどころは考えて使うのがコツ。
✅ 日本語プロンプト対応(Enhance PromptはON推奨)
Viduは日本語でのプロンプト入力も対応済み。ただし、精度を高めたいなら「Enhance Prompt」機能はONにしておくのが安心。プロンプトの意味を補完・修正してくれる機能です。
✅ 商用利用したい場合は有料プランが必要
無料プランでは商用利用(例:収益化動画や広告制作など)は不可。商用目的で使う場合は、Standardプラン以上の有料プランへの加入が必要です。
メリットとデメリット
✅ Viduのメリット
- 画像やテキストから高品質な動画を自動生成
初心者でも数クリックでアニメ風やリアル調の動画が簡単に作れます[2]。 - 生成スピードが非常に速い
わずか10秒で4秒間の動画を生成可能。時間効率が抜群です[4]。 - UIが直感的で使いやすい
専門知識がなくてもすぐに操作できる設計です[6]。 - 無料プランでも試せる
ある程度の制限はありますが、無料でAIの性能を体験できます[1]。 - 日本語プロンプト対応
Enhance PromptをONにすれば、日本語でも自然にプロンプトが通ります。
⚠️ Viduのデメリット
- 無料プランには透かしや解像度制限がある
商用利用や高画質動画の生成には有料プランが必要です[1]。 - 商用利用は有料プラン限定
収益化や業務用途では無料では使えません[2]。 - 日本語UIは未対応
英語または中国語表記のため、翻訳ツールの併用が必要。 - 生成時間の固定(4秒)
現時点では長尺動画を直接生成する機能はありません。
まとめ
今回、実際にViduを使ってみましたが、本当に直感的な操作で高品質な動画が作れることに驚きました。たとえ映像制作が初めての方でも、画像やテキストだけでプロ並みの映像を生成できるのは大きな魅力です。
無料プランには透かしの表示や解像度アップの制限などいくつかの制約がありますが、それでも生成される動画のクオリティ自体は非常に高く、AIの性能をしっかり体験できるのがうれしいポイントです。
Viduは、YouTube用動画・MV・ショートムービーなど、さまざまな映像用途に対応できる汎用性の高いAIツール。「手軽に映像制作を始めたい」「自分の世界観を形にしたい」という方には、まさにぴったりのサービスと言えるでしょう。
まずは無料プランからでも構わないので、ぜひ一度Viduを試してみてはいかがでしょうか。
こんにちは、フルタニです。放送局で番組作りをしてました。 「 Vidu 」の使い方を書きます。