「VEO3で動画作ってると、声だけほしい時ってありません?」
たとえば、ナレーションとか、掛け合いトークとか。
でも、ずんだもんとか四国めたんみたいなメジャー音声だと、
「あ、これAIの声ね」って、すぐバレるんですよね。
僕も最初そうでした。
動画の構成はいい感じなのに、声を入れた瞬間に“安っぽくなる”というか…。
そこで出会ったのが、ElevenLabsとFish Audio。
どっちも、AIが超リアルな人間の声を作ってくれる“音声生成ツール”です。
今回はこの2つを、実際にYouTube向けの掛け合い動画を作る想定で比較してみます!
🎙️【2025年最新版】ElevenLabs vs Fish Audio|YouTuberが得する AI音声ツール を比べてみた!
🎧 シーン1:AIに「もう一人の自分」をしゃべらせたい
想像してみてください。
自分が喋ってる横で、「ツッコミ担当のAIキャラ」が返す。
テンポもよくて、まるでラジオ番組みたいな掛け合い。
でも、ここで問題が。
「どのAI音声使う?」ってなったとき、
既存のキャラボイスはどれも“聞き覚えのある声”ばかり。
ElevenLabsとFish Audioなら、
その壁を一気に壊してくれます。
🧠 ElevenLabs:声のリアルさ、異次元です
まずは「ElevenLabs」。Free Text to Speech & AI Voice Generator | ElevenLabs
もうね、最初に聞いたとき思わず「え、これ人間じゃん」って声出ました。
AI特有の棒読み感がほぼゼロ。
息づかい、声の震え、ちょっとした「間」まで再現されてて、
本当に“そこに人がいる”感じ。
◎メリット
- 人間らしさがダントツ 感情のニュアンス(喜怒哀楽)を自動でつけてくれる。 たとえば「えっ!? まじで!?」って台詞が、本気で驚いてる感じになる。
- マルチスピーカー対応 英語だけじゃなく、日本語もかなり自然になってきた(2025年現在)。
- 自分の声を学習させて“分身ボイス”を作れる これ、YouTuber的には最強です。自分が全部喋らなくても、AIが続きやってくれる。
✕デメリット
- 無料枠はすぐ限界に達する 無料プランだと、生成できる文字数(キャラクター数)が少なめ。
- 商用利用には有料プラン必須 YouTube収益化を狙うなら、月5ドル〜の有料プランが必要。
- 日本語のイントネーションがまだ完璧じゃない時もある
とはいえ、リアルさで言えば現状トップクラス。
「人間の声で勝負したい」ならElevenLabs一択です。
🐟 Fish Audio:コスパと自由度のバランスが神!
続いて「Fish Audio」。最高のAIテキスト読み上げ & 無料の音声クローン | Fish Audio
こっちは中国発の音声生成プラットフォームで、
ElevenLabsより“声の種類の多さ”と“自由度”がすごいんです。
◎メリット
- 無料でも結構使える! 登録するだけで数千文字分の音声を生成可能。 YouTubeのショート動画やナレーションに十分な量。
- 声のカスタマイズ性が高い ピッチ(声の高さ)やスピード、感情の度合いまでスライダーで調整OK。
- 海外の声優風ボイスが豊富 英語・中国語・韓国語のAI音声が充実。海外風のキャラ動画にも◎
✕デメリット
- 日本語の自然さはElevenLabsにやや劣る 特に長文のナレーションだと、少し機械的に感じることも。
- 音声の商用利用ルールがやや複雑 無料枠だと商用NGな場合があるので、規約チェックが必要。
- UIが英語ベースで慣れるまでちょっと大変
でも、「無料で試してみたい」「コスパ重視でYouTubeに使いたい」なら、
Fish Audioのほうが気軽に始められます。
🧩 使い分けのリアルなシーン例
僕のおすすめは、「掛け合い動画ならFish Audio、ナレーション動画ならElevenLabs」。
たとえば――
🎬 トーク動画
A:「いや〜このAI、マジですごいっすよ!」
B(Fish Audioの声):「ほんとに?また怪しいの買ってきたんじゃないの?」
このテンポ感を、ElevenLabsで再現しようとすると少し時間がかかる。
でもFish Audioなら、スピードや声色を調整して即掛け合いが作れます。
逆に、
📖 ドキュメンタリー風ナレーション
「――それは、ひとりのクリエイターの小さな実験から始まった。」
こういう“しっとり系”のナレーションは、
ElevenLabsの圧勝。息づかいのリアルさが映像とハマるんです。
💰 コスパ比較(2025年10月時点)
ツール名 | 無料枠 | 有料プラン | 商用利用 | 日本語対応 |
---|---|---|---|---|
ElevenLabs | 約1,000文字/月 | $5〜/月 | 〇 | ◎ |
Fish Audio | 約3,000文字/月 | $10〜/月 | △(要確認) | ○ |
ざっくり言うと、
- 品質を取るならElevenLabs
- コスパを取るならFish Audio
って感じです。
🚀 まとめ:結局どっちが得するの?
タイプ | 向いてるツール | 理由 |
---|---|---|
YouTubeナレーション系 | ElevenLabs | 声が自然で感情豊か |
掛け合い系トーク動画 | Fish Audio | 声の種類・スピード調整が簡単 |
コスパ重視の初心者 | Fish Audio | 無料でも十分遊べる |
ブランド化したいYouTuber | ElevenLabs | 自分の声を学習させてAI化できる |
🎤 最後にひとこと
AI音声って、最初は「なんか冷たいな」って感じるかもしれません。
でも、うまく使えば“自分の分身”が増えるような感覚なんですよ。
たとえば、忙しいときにAIが台本を読んでくれる。
声を出すのが苦手でも、自然なトーク動画が作れる。
そういう“小さなサポート”が積み重なって、
「YouTubeの更新が続けられる」っていうのが、一番のメリットかもしれません。
こんにちは、フルタニです。放送局で番組作りをしてました。YouTuberが得する AI音声ツール を徹底比較を書きます。