「YouTubeは1本作るだけでヘトヘト……。ショートまで作る気力が残ってない!」
これ、動画投稿を続けている人なら一度は思いますよね(笑)。
せっかく20分かけて動画を作ったのに、そのまま公開して終わり。実はこれ、かなりもったいないんです。
最近はYouTubeもInstagramもTikTokも、「短い動画」で新しい視聴者に見つけてもらう時代。長尺だけでは入口が少なくなってきています。
そこで活躍するのがOpus Clipです。
Opus Clip|長尺動画を「バズりそうな切り抜き」に自動変換
Opus Clipは、YouTube動画やウェビナー、セミナー、対談などの長尺動画をAIが分析し、「ここは最後まで見られそう」「ここは盛り上がっている」という場面を自動で探して、ショート動画に仕立ててくれるサービスです。
OpusClip: #1 AI video clipping and editing tool
海外のYouTuberを見ていると、「ショートを大量生産するならまずOpus Clip」というくらい定番の存在になっています。
実際に使うとこんな流れになります
例えば20分のYouTube動画を投稿したとします。
内容は、
- AIツールを5つ紹介
- それぞれ実際に使ってみる
- 最後におすすめランキング
という構成だったとしましょう。
普通なら、
「ショートも作ろうかな……」
と思って編集ソフトを開き、
「ここかな?」
「いや、この説明がないと意味が伝わらないな……」
なんて動画を何度も見返すことになります。
ここでOpus Clipに動画をアップロードすると、
AIが
「この30秒はインパクトがあります」
「ここは単独でも内容が伝わります」
という候補を自動で見つけてくれます。
さらに、
- 縦動画へ自動変換
- 顔を自動で追いかけるリフレーミング
- 字幕の自動生成
- 強調テロップ
- SNS向けレイアウト
まで、一気にやってくれます。
完成すると、
20分の動画から8~10本くらいのショート候補
が並ぶイメージです。
「えっ、こんなところ切り抜くの?」
と思うものもありますが、中には「そこ切るか!確かに面白い!」という発見も結構あります。
私ならこう使います
例えば私は動画編集ソフトの解説動画を作ることがあります。
1本30分かけて解説動画を作ったとします。
でもSNSでは、
「CapCutの無料版でロゴを消す方法」
だけ知りたい人もいれば、
「DaVinci ResolveのAI機能」
だけ見たい人もいます。
そんな人たちに30分動画を最初から見てもらうのは、正直ハードルが高い。
そこでOpus Clipに動画を入れると、
- 「CapCutだけ」の30秒
- 「DaVinciだけ」の45秒
- 「一番便利だったAI機能」だけ40秒
というように、入口になるショート動画を一気に作れます。
ショートから興味を持った人が、「もっと詳しく知りたい」と長尺動画へ流れてくれる。
つまり、
**ショート動画を作るツールというより、長尺動画への”予告編メーカー”**として使う感覚です。
これ、YouTubeを本気で伸ばしたい人にはかなり相性がいいと思います。
もちろん万能ではありません
とはいえ、「AIだから全部任せればOK」というわけではありません。
AIは盛り上がっている場面を見つけるのは得意ですが、
「この一言だけ切り抜くと誤解される」
「前後の説明がないと意味が通じない」
という部分までは判断できないこともあります。
なのでおすすめは、
AIに10本作ってもらい、人間が3本選ぶ。
このくらいの役割分担です。
いや、この作業だけでも十分ありがたいんですよ。
ゼロから探すのと、「候補が10本並んでいる」状態では、編集時間がまったく違います。
無料でも試せる?
無料プランも用意されています。
ただし、処理できる動画時間には月ごとの上限があります。
長尺動画を毎日のようにアップロードしている人だと、無料枠は意外と早く使い切るでしょう。
逆に、
「週に1本YouTubeを投稿している」
くらいなら、一度試してみる価値は十分あります。
実際に使ってみると、「ショート動画ってこんなに簡単に作れる時代なんだ……」と、ちょっと驚くはずです。
私が面白いと思うのは、動画を作るAIではなく、すでに頑張って作った動画をもう一度働かせてくれるAIという点。
1本の動画を作ったら終わりではなく、その動画から5本、10本と新しい動画を生み出す。
そんな「動画の再利用」を一気にラクにしてくれるのが、Opus Clip最大の魅力です。
こちらは、読者が勘違いしやすいポイントなので、瀬戸さん風に「おっ、これは儲かるかも!」という期待を一度受け止めてから注意喚起すると印象に残ります。
「これなら切り抜きチャンネル量産できるじゃん!」と思った人へ
ここで一つ、ちょっと待ってください。
Opus Clipを見ていると、
「長尺動画を入れるだけでショートが10本できるなら、芸能人やYouTuberの切り抜きチャンネルも簡単に作れるじゃん!」
……と思った人、いるんじゃないでしょうか。
私も最初は頭をよぎりました(笑)。
でも、その使い方はおすすめできません。
というのも、YouTubeは近年、他人のコンテンツを加工しただけのチャンネルに対する審査を以前より厳しくしています。
AIで自動的に切り抜いただけの動画や、独自の解説・編集・付加価値がほとんどない動画は、YouTubeパートナープログラム(収益化)の審査で問題になる可能性があります。
つまり、
「AIで大量生産して広告収入!」
という夢のような話ではないんです。
Opus Clipが本当に力を発揮するのは、自分で作った動画を再利用するときです。
例えば、
- 30分の解説動画を10本のショートにする
- セミナー動画から見どころだけ抜き出す
- 自社の商品紹介をInstagramやTikTok向けに作り直す
こんな使い方なら、制作時間を大幅に短縮できます。
要するに、Opus Clipは「他人の動画で稼ぐ道具」ではなく、「自分のコンテンツを何度も活用する道具」と考えるのが一番しっくりきます。
せっかく便利なAIです。
収益化停止のリスクを抱えながら使うより、自分の動画制作をラクにするための相棒として使う方が、長い目で見ても安心ですよ。











