iMovie で複数人にモザイクをかける方法|初心者にもわかりやすく解説(iPhone・Mac対応)

フルタニ

こんにちは、フルタニです。放送局で番組作りをしてました。iMovie で複数人にモザイクをかける方法を書きます。

インスタやTokTokに動画を上げたいけれど、写り込んだ人物が心配で動画撮影が無理・・・とお悩みの人がよくいます。

テレビだとロケに帯同するADさんが一人一人に許諾を取ったりしますが。私のようなワンオペだとそんな手間はかけられません。

なので撮影した素材を編集して、オンエアする内容が決まった時点で写り込んだ人物にモザイクをかけたりします。

でも、このモザイク処理編集ソフトによって取り扱いが変わります。

今回は、「iMovieで複数人にモザイクをかける方法」について、

リアルに、感情を込めて、包み隠さず語っていきます!

iMovie で複数人にモザイクをかける方法|初心者にもわかりやすく解説(iPhone・Mac対応)

最初に、冷静な事実をお伝えします。

実は、iMovie単体では「複数の人物に自由にモザイクをかける」ことはできません。

…え?えぇっ!?iMovieってそんな基本的なこともできないの?って思いました?

わかります。僕も初めて知ったとき、軽くショックを受けました(笑)

でも、工夫次第で「代替的にモザイク処理」をする方法はあります。

iPhoneでも、Macでも、それぞれ方法があります。

【iPhone編】iMovieで複数人物にモザイクをかける“裏ワザ的”方法

iPhone版のiMovieでは、直接「モザイクをかける」機能がありません。

でも、モザイク画像や黒塗りのPNGを使えば、ちょっとした代用ができます。

●手順① モザイク画像を準備しよう

ネットで「モザイク PNG」などで検索すると、透明背景のモザイク画像が手に入ります。

あらかじめiPhoneのフォトライブラリに保存しておきましょう。

●手順② 動画とモザイク画像を重ねる

iMovieで動画を開き、モザイクをかけたい部分に「ピクチャ・イン・ピクチャ」で画像を重ねます。

画像の大きさ・位置は調整可能。これで“なんちゃってモザイク”の完成です!

●手順③ 2人目、3人目にも同じように重ねていく

この方法、実は何人でも対応可能!

ただし…画像を1つ1つ配置する必要があるため、ちょっと手間

そして何より、追従しないので人物が動くような動画にはうまくハマりません。

◆iPhone版のデメリット

  • 人物が動くと、手動で位置を調整する必要あり
  • モザイクが動画に追従しないので、ズレやすい
  • 複数人分作業すると手がプルプル震える

◆【Mac編】iMovieで複数人物にモザイクをかける方法

Mac版でもiPhoneと同様、iMovie自体には“モザイク追従”の機能がありません。

でも、Macだとできることがちょっと広がります。

●方法① iMovie+Keynoteでモザイク処理

Keynoteでモザイク風の図形を作成して、動画の上に重ねて書き出すという裏ワザ。

地味に使えます。

●方法② iMovie+外部アプリで連携

本命はこちら。

  • CapCut(無料、使いやすい)
  • DaVinci Resolve(本格派向け)
  • Final Cut Pro(iMovie上位互換)

特に「CapCut」はAIによる顔追従モザイクが簡単にできるので超オススメ。

iMovieでベース編集→CapCutでモザイク、という流れもアリです!

◆Mac版のメリット・デメリット

✅メリット

  • 外部ツールとの連携が自由
  • 細かい編集がやりやすい
  • 画面が大きくて複数人物の処理もスムーズ

❌デメリット

  • iMovie単体では限界あり
  • モザイク追従はできない
  • 外部アプリ併用が前提

◆初心者あるある失敗談

「1人目にはモザイクかけられたけど、2人目を追加しようとしたら画面ぐちゃぐちゃに…」

「なんか位置がズレてて、顔じゃなくて鼻だけにモザイクかかってた…(逆に目立つ)」

これ、僕もやりました(笑)

重要なのは、最初に「設計図」を作ること。

誰に・どのタイミングで・どんなモザイクをかけるかを、紙に描くくらいがちょうどいいです。

◆まとめ:「iMovieだけじゃ厳しい。でも、工夫次第でできる!」

結論を言えば、

iMovieだけで複数人にモザイクをかけるのは、ちょっと無理ゲー。

でも、画像を使う方法や、他アプリとの連携を使えば、初心者でもなんとかなります。

「iMovieはできない」ではなく、「iMovie+○○で可能になる」という視点で考えましょう。

◆個人的おすすめ編集フロー(初心者向け)

  1. iMovieでベース編集
  2. 必要な箇所だけCapCutに書き出してモザイク処理
  3. CapCutから書き出してiMovieに戻して完成!SNSへGO!

この流れが、初心者にも優しく、しかもクオリティ高めに仕上がるのでおすすめです。

動画編集って、「できると思ってたのにできなかった」って瞬間が一番つらい。

でも、諦めずに調べて、工夫して、それでもダメなら人に聞けばいいんです。

このブログが、あなたの「できた!」につながったら嬉しいです。

ではまた次の記事で。よい動画ライフを!