動画編集で稼ぐ ため初心者がやるべき4つの鉄則

稼ぐ 動画編集
フルタニ

こんにちは、フルタニです。放送局で番組作りをしてました。 動画編集で稼ぐ を書きます。

最近こんな質問をよく聞きます。

動画編集で食べていきたいのですが、使うソフトはadobe premiere proがいいですか?

本気で続けるには同業者から学ぶのが一番です。

Twitterの検索窓に「#動画編集募集」と打ち込むと、動画編集で食べていくためのヒントが見つかります。

初心者が動画編集で稼ぐには

動画編集はもうかると思って始めてみたが競合が増えすぎてつらい。

最近そんな声を耳にします。動画投稿の世界は拡大しているのに仕事が見つからないというお悩みです。

それは当たり前です。どんな仕事も自分の足で探さないと見つかりません。

ではいくら稼げるのか。動画編集者から見た平均単価は甘いものではなさそうです。

副業で稼ぐ平均月収は4万7千円というのは覚えておいていいかもしれません。

本業だと15万。

時給換算400円。

編集はそんなに甘いものでもないことがわかります。

編集で案件を獲得しようと思う初心者の方が、まずやるべき鉄則をまとめました。

鉄則
  • 編集ソフトはAdobeのプレミアを選ぶ
  • 編集スキルを身につける
  • ポートフォリオを作って公開する
  • SNSで営業する
  • 編集ソフトはAdobeのプレミアを選ぶ

    編集コストをできるだけ切り詰めたい私が選んだソフトはDaVinci Resolveでした。

    カットやテロップ入れ、モザイクはもちろん、色の調整、映像の合成、音声の編集までできる上、After Effectsを使わなくてもアニメーションまで作れる優れものです。

    ところが編集で案件を獲得しようと思ったらかなり不利です。

    なぜなら編集ソフトを指定した注文が圧倒的に多いのです。

    クラウドワークスなどで検索すると出てくるのは「編集条件はPremiereでの編集で、プロジェクトファイルも納品してね」というものが目立ちます。

    「DaVinci Resolveで編集したいのですが」と言っても、相手はなんのことかわかりません。

    というか、変なソフトを使っている怪しいヤツと思われるのが関の山。

    聞き入れてもらえないでしょう。

    相手が業者の場合、あなたは編集業務を請け負うコマになります。当然相手は編集のプロ。

    編集を手分けして行っています。複数で編集データをやり取りするには同一ソフトを使うのが当たり前。つまりAdobe Premiere一択にならざるを得ないのです。

    編集を商売にするなら有料のAdobe Premiereを契約しておくことをお勧めします。

    編集スキルを身につける

    相手が編集を委託する目的はふたつあります。

    一つは編集ができないからできる人の力を借りる。もう一つは編集にかける時間を節約するため外注する。です。

    “編集ができる”という条件に含まれるのは次の要素です。

    1. カット、テロップ入れ等の簡単な編集スキルがある
    2. 映像を並べ替えることで物語を構成する力がある
    3. SEやナレーションなど、音まわりの調整ができる
    4. 色補正に関するスキルがある
    5. アニメーション、CG等の制作スキルがある

    このうち、YouTubeなどの動画編集代行に含まれるスキルは①カットとテロップ、③BGM付け、⑤アニメーションでしょう。

    ②の構成力が求められるのは取材系、コマーシャル系の動画編集。④の色補正は映像クォリティを求める動画になるでしょう。

    時間を節約するために外注するという要求にこたえるには、手数が早いという別のスキルが求められます。

    単調なコンベア作業にひたすら耐える忍耐力。

    その作業効率を一ミリでも引き上げようというカイゼン能力。

    どちらかというと工場労働的な編集力が自慢できる人にはうってつけです。

    編集スキルを身に付けるには①れべるであれば基本独学で大丈夫です。

    しかし②はある種の教養が必要ですし、③、④は究めようとするとそれだけで食べていける世界が広がります。⑤はチュートリアル動画で最低限のことは学べます。

    ただしこれも食べていくためにはスクールで基礎や人脈を作ることをお勧めします。

    初心者にすすめる「動画編集」学習方法
    デザイナーがすすめる動画編集スクール5選

    ポートフォリオを作って公開する

    編集者として稼ぐには、集客・営業力が求められます。「動画編集が儲かる」ということが知れ渡り、世の中には自称”動画編集者”があふれています。

    当然スキルもピンからキリまであります。発注する側から見ると、どの編集者に仕事を委託すればいいかわかりません。ですから、編集者としてはおカネを払ってもらうに足りる能力や実績があることを示す必要があるのです。

    ショーウインドーのように自分をPRしていくことが解決の早道です。

    ではどうやって自分をPRするかというと、一番手軽なのが自分のYoutubeチャンネルを開設して、自分が作った動画作品を公開することです。

    YouTubeチャンネルを開設するメリットは、まずチャンネル自体が広告になります。依頼者からはチャンネルを見ることで編集者のスキルや適性、相性などを判断することができますし、気に入れば連絡手段にも使えるのです

    YouTubeチャンネルを獲得したら営業用の名刺などに三次元urlを貼り付けておけば、スマホで確認することも楽です。打ち合わせの際、説明するより見てもらえばいいので時間の節約にもつながります。

    チャンネルの三次元バーコードの作り方も紹介しています

    仕事を受けるには

    さて、問題は注文してくれる人を探すこと。

    営業です。私の場合はドキュメンタリー系の動画づくりが専門なので足で依頼先を探しましたが、普通の動画編集ではネットで案件を探すことが中心になるはずです。

    最も手軽な方法は、クラウドワークスやランサーズのようなクラウドソーシングがあります。

    しかし、クラウドソーシングからの仕事選びには簡単に仕事が見つかる反面デメリットがあります。

    クラウドソーシングをフリーランスが使うことを、おすすめしない理由

    件の内容の割には単価が非常に低いということ。さらに仕事相手の素性が見えにくいので低俗な内容の動画やブラックな案件を引き当てる可能性があります。

    特に注意すべきなのは「テストで一本編集してもらい、その出来次第で契約する」というような案件です。

    時間をかけて編集したもののその後音沙汰ナシでタダ働きさせられたという話はごろごろ転がっています。

    SNSで営業する

    一番確実な方法は、顔の見える相手と交渉することです。よく使われるのがTwitterを使うこと。検索窓に「#動画編集者募集」と打ち込むと、動画編集を依頼したいという案件を見つけることができます。

    その中から自分のスキルにあった内容を選び、直接DMを送って自己アピールするのです。

    当然相手には同業他社から返信メールが届いているはずです。

    競合の中から目立つように自己アピールした方が成約率が高まります。

    消耗戦を避けよう

    営業の際、避けなければいけないことは「消耗戦を避けること」です。

    消耗戦とは際限のないコスト競争です。能力に見合った作業でないとお互いウインウインの関係になりません。

    契約もその時限りとなるだけでなく、仕上がりも雑になりかねません。

    反対にいい関係ができると、改善につながる提案が出やすくなります。

    作業時間の短縮ができるようになると時間単価が上がります。

    出来上がった作品にもパワーが生まれることで視聴者の拡大につながります。

    まとめ

    おさらいします。

    高額な案件獲得という目的もあります。

    しかし、動画編集の仕事は持続的な契約が生活を安定させる上で重要です。

    自分のスキルを上げながら、自分という商品を高く買ってくれる人を探し、安定した関係づくりを目指しましょう。