【Pr】初心者向け ビデオエフェクト の使い方 Premiere Pro

こんにちは、フルタニです。放送局で番組作りをしてました。 ビデオエフェクト を書きます。

エフェクトとは動画に好みの演出「効果」を付けることです。

PremiereProに読み込んだ動画ファイルは[エフェクト]をかけることで様々な効果を付け加えることができます。

とはいえ、初心者にとっては編集画面の使い方そのものがわかりにくいので解説します。

なお、エフェクトの効果はPremiereProの中だけで完結するので、上書きさえしなければ素材に影響しないので安心してください。

準備

PremiereProの画面は自由にカスタマイズできるので、わかりやすいように初期設定画面を使って解説します。ちなみに[ウィンドウ][ワークスペース][初期設定]でこの画面にすることができます。

まず、エフェクトをかけたい動画素材をタイムラインに読み込みましょう。

調理に例えると、まな板の上に置かれた食材のようなもの。

この動画ファイルに対してエフェクトをつけていきます。

操作は「エフェクトコントロールパネル」でおこないます。

Premiere Proのエフェクトには、

• 基本エフェクト
• 標準エフェクト

の2つがあります。

基本エフェクトはデフォルトで適用されているモーション、不透明度、タイムリマップ、ボリュームの四つで削除できません。

標準エフェクトは目的に応じて「エフェクトコントロールパネル」に追加するエフェクトです。

標準エフェクトを追加する

標準エフェクトを追加するには[ウィンドウ][ワークスペース]から[エフェクト]をクリックします。

すると、初期画面の右側に[エフェクト]が表示されました。

面下手いものが見つからなかったら、検索窓にエフェクトの名前を入れるとそのエフェクトだけ検索できます。

このエフェクトの中から必要なものをタイムライン上の動画にドラッグ&ドロップすることで適用することができます。

エフェクトは絵具、タイムライン上が画材、エフェクトコントロールがパレットと見立てると難しそうに見えるエフェクトの世界がわかりやすくなります。

エフェクトの設定方法

今回は、画面をぼかす[ブラー]を選びます。

すると、クリップの表示が変わります。

これでクリップにブラーが適用されました。

しかし、そのままでは画面は変わりません。

調整を行うのが[エフェクトコントロール]です。

表示されていない場合は、画面上のメニューバーから[エフェクトコントロール]を選択します。

エフェクトコントロールは初期設定段階でも、移動や回転などの基本的なエフェクトが用意されています。

調理に例えると、料理に使う包丁や計量道具のようなものです。

パネルをスクロールダウンすると[ブラー(ガウス)]の項目が追加されているのがわかります。

それぞれの項目にある数値を変えたり、作業用のタイムラインやキーフレームと呼ばれる目印を使うことでエフェクトの程度を調節することができます。

エフェクトはいくつも追加することができます。

ブラーをかけたまま拡大縮小する。配色を変えるなどエフェクトはかけ放題です。

なので、自分のイメージを含まらませて見ましょう。

よく使うエフェクト

Premiere Proには100を超えるエフェクトが用意されています。

ビデオエフェクトの中でよく使われるエフェクトをご紹介します。

クロップ　

動画の表示領域をトリミングするため使われるのがクロップです。

例では、円アイコンで適用範囲を決めています。これに位置と上下左右の％を指定することで切り抜きができます。

ブラー（ガウス）

ブラーは動画をぼかすエフェクトです。該当撮影などで映りこんだ人物や著作物などを処理する時などによく使われます。

Ultraキー　

Ultraキーはエフェクト内にあるスポイトを使って指定した色を抜くときに使われます。

写真の画像は背景の緑をキーにしたもの。このように指定した色だけ編集できます。

グリーンバックの背景を透過する時などによく使われます。

ワープスタビライザー

手ぶれ補整に使われます。画面を少し拡大し、動画内にある任意の場所をトラッキング・補正することで池沼解像度は犠牲にしてでも見た目手振れを押さえて見せる効果です。

エッジのぼかし

動画境界線をぼかす際に使われるエフェクトです。

削除・やり直し

作業途中でやり直したくなったら、一歩前に戻れるショートカットキーを使います。

Windowsは「Ctrl＋Z」Macは「⌘＋Z」です。

参考動画

まとめ

エフェクトは動画をスムーズに切り替えたり、見え方を改善したりするのに便利な機能です。

エフェクトを使って、1ランク上の編集をめざしましょう。