【保存版】動画生成をワンランクアップしたい人が選ぶべき AIサービス はこれ!Artlistと個別AIを徹底比較

フルタニ

こんにちは、フルタニです。放送局で番組作りをしてました。 中程度以上に動画生成を回す人が選ぶべき AIサービス とはを書きます。

動画生成AIの進化が止まらない

最近、「AIで動画を作る」って話、めちゃくちゃ増えましたよね。
テキストから動画を作れたり、静止画を動かせたり、声まで自然にしゃべらせられる。
でもね、実際に触ってみるとこう思いませんか?

「え、どのサービスを使えばいいの?」
「結局、何を課金すれば一番コスパいいの?」

そうなんです。生成AIって、夢みたいなことができる反面、料金体系がまちまちで、
「どこにお金をかけるべきか」が見えにくい。

そこでRKJさんなどクリエイターが普段使いする素材提供サービスArtlistを軸に、総合サービスか?個別AIか?本気で比べてみました。

【保存版】中程度以上に動画生成を回す人が選ぶべき生成 AIサービス とは

僕も最初の頃は、Runway、D-ID、ElevenLabs、Midjourney…
あっちこっち契約して気づいたらサブスク地獄。
月末の請求を見て、「うわ、こんなに払ってたの!?」って青ざめました(笑)。

生成AIは“点”で契約する時代から“面”で使う時代へ

AIの世界って、もともと“特化型”が多かったんですよ。
映像に強いAI、音声に強いAI、画像に強いAI…
それぞれが得意分野を持っているから、個別契約が当たり前でした。

でも最近は「全部入り」のプラットフォームが台頭してきています。
その代表格が、Artlist AI Suite(またはArtlist Max)

クリエイターのための生成AIツールとデジタルアセット | Artlist

たとえばArtlistのAIスイートを契約すると、

  • 映像生成(AI動画 veo3やsora、それにnano bananaが使える)
  • 音声生成(ナレーション)
  • 画像生成(イラストや背景)
  • そして音楽や効果音まで使える素材ライブラリ

これらが一括でクレジット制で使えるんです。

一見すると「オールインワン型サブスク」なんですが、月数本程度の生成を卒業して、数をこなすようになった人におすすめ。実際に使ってみると、その“統一感”がめちゃくちゃ助かるんです。

現場で感じたリアルな違い

たとえば、僕がYouTube動画のサムネからショート動画までをAIで作ったときの話。

Runwayで映像を作って、ElevenLabsで音声を作って、
さらにD-IDでリップシンクさせて…ってやってると、
ツールを行ったり来たりするだけで半日かかるんですよ。

そして地味に辛いのが、「権利関係」。
各サービスごとに「商用利用OK/NG」「YouTube収益化OK/NG」って違う。
だから動画1本アップするたびに、利用規約を読み返してたんです。
これ、正直ストレス。

一方でArtlistのAIスイートなら、
ライセンスが一括で商用利用OK
AIで生成した動画も音楽も、YouTubeでも案件動画でも自由に使える。

つまり、制作の流れが“ストレスフリー”になる。
これは、地味に効いてくるんですよ。

コストパフォーマンスで見るとどうなの?

ここで気になるのが「お金の話」ですよね。
ざっくり比較してみましょう。

個別AIを契約する場合(例)

サービス内容月額費用(目安)
Runway映像生成約12ドル
ElevenLabs音声合成約10ドル
Midjourney画像生成約10ドル
素材サイト音楽・映像素材約10ドル
合計約40ドル前後

機能的には満足なんですが、全部使いこなすと管理が煩雑になります。
あと、クレジットの上限を超えた瞬間に追加課金がドカンと来る(笑)。

Artlist AI Suiteの場合

プランクレジット量月額(目安)
スタンダード約16,000クレジット約30ドル(約4,500円)
アドバンス約40,000クレジット約50ドル前後
プロ約120,000クレジット約80〜100ドル

しかもこの中で、映像・音声・画像を同じクレジットで共通利用できる。
制作量が中〜多めの人(週に2〜3本以上動画を作る人)なら、クレジット単価的にはむしろArtlistのほうが安くつきます。

初めから長期契約するのではなく、まずは「AIスイート」を一ヶ月だけ使ってみました。3,090円/月とちょっと割高な感じがしましたがveo3やsora、それにnano bananaが使えたので十分元は取れました。

メリットとデメリットを整理してみた

【Artlist AI Suiteのメリット】

  • オールインワン:映像・音声・画像をまとめて管理
  • ライセンス一括OK:商用利用もYouTube収益化も安心
  • ワークフローが早い:ツールの切り替えが不要
  • コストの見通しが立つ:クレジット制で上限が明確

【Artlist AI Suiteのデメリット】

  • 画質・精度では特化型に劣る部分もある
     → たとえば、最新のAI映像技術を使いたい人にはRunwayなどがまだ上。
  • クレジット制の概念に慣れが必要
     → 「何秒の動画で何クレジット消費?」を最初は掴みにくい。
  • “たまにしか使わない人”には割高
     → 月1本しか動画を作らないなら、正直オーバースペック。

中級者こそ「Artlist型」が効いてくる理由

僕が一番感じたのは、「制作の流れが止まらない」こと。
たとえば、アイデアが浮かんだ夜中に、
「試しにAIで1本作ってみるか」と思ったとき。

個別契約型だと、
「あ、Runwayのクレジット切れてる」
「ElevenLabsログインめんどい」
みたいな小さなストレスで、やる気が削がれるんですよ。

でもArtlistのAIスイートなら、1つのダッシュボードで全部完結。
動画の流れを止めずに、勢いのまま最後まで作れる。
これって、クリエイティブの世界では本当に大事なことなんです。

結論:本気で回すなら“統合AIスイート”が最適解

もしあなたが、

  • 月に2〜5本以上の動画を作る
  • 音声や画像もAIで作りたい
  • 商用利用の安心感を重視したい

こういう条件に当てはまるなら、
僕はArtlistのAIスイートを強くおすすめします。

逆に、

  • 月1本以下の軽い利用
  • 特定のAI(RunwayやMidjourneyなど)に強いこだわりがある
    という場合は、個別契約の方が安く済むかもしれません。

でも「中程度以上に動画生成を回す」人にとっては、Artlistのような統合型AIは、時間・コスト・クオリティのバランスが圧倒的に良いと感じます。

最後に:AIは「使いこなし」がすべて

生成AIは“魔法の道具”ではありません。
でも、自分の手に馴染むツールを選べば、編集者やクリエイターの「時間」を確実に取り戻してくれます。

動画制作って、結局は「作り続けられるかどうか」が勝負。
だからこそ、ツール選びは“自分の制作ペース”に合うものを選ぶのが正解なんです。

僕は、AIを「編集の相棒」だと思ってます。
そして、その相棒がワンツールで完結してくれるなら──
これほど心強いことはありません。