DaVinci Resolve 最新版で動画編集を爆速化!リップルデリートサイレンスの使い方
動画編集していると、誰もが一度は悩む「この空白、無駄だな…」問題。
例えば、Vlogで友達とカフェで話しているシーン。セリフとセリフの間に5秒くらいの沈黙があったり、手元の作業シーンで何も話していない瞬間があると、視聴者はちょっと退屈しちゃいますよね。
これまでは、無音部分を削除するには「オーディオだけ」を対象にする機能はあったものの、映像まで同時にカットするのは手作業が必要でした。
クリップを一つひとつ確認して、切って、前に詰める…これ、正直めちゃくちゃ時間かかります。僕も最初は「これ、本当に半日かかるんじゃないか…」って途方に暮れたことがあります(笑)。
そこで登場、最新版DaVinci Resolveの「リップルデリートサイレンス」
この機能、名前だけ聞くと少し難しそうですが、やってみるとめちゃくちゃシンプル。
要するに、「無音部分を自動で削除して、映像も詰めてくれる機能」です。セリフが入っていない間の映像まで一括で前詰めしてくれるので、編集スピードが格段に上がります。
実際の手順
- タイムライン上で対象の音声クリップを選択
- メニューバーの「クリップ」タブ → 「オーディオ」 → 「リップルデリートサイレンス」を選択
- 調整パネルが表示されるので、上段の「しきい値」を調整
- この値で「無音」と判断する音の大きさを指定します。小さい声まで残したいならしきい値を低め、大きな沈黙だけ消したいなら高めに設定。
- 下段の「最小フレーム数」を設定
- ここで、どれくらいの長さの無音をカットするかを決めます。短すぎるとセリフの息遣いまで消えちゃうことがあるので注意。
- 「リムーブ」ボタンを押すと自動で無音部分が削除されます
たったこれだけです。初心者でも5分もあれば慣れますし、編集効率が驚くほどアップします。
メリット
- 編集時間が圧倒的に短縮 何百カットもあるVlogや講義動画でも、無音部分を一括で削除できるので作業時間が半分以下になることも。
- 映像も音声も同期したままカット 従来は音声だけ削除して映像は手動で詰めていましたが、この機能なら自動で前詰めしてくれる。
- 細かい調整も可能 しきい値や最小フレーム数を変更するだけで、消したい無音だけをカットできるので誤削除の心配が少ない。
デメリット・注意点
- 息遣いや微かな環境音まで消える可能性 しきい値を高く設定すると、セリフの間の自然な息遣いまでカットされることがあります。
- 動画素材によっては微調整が必要 BGMや効果音があるシーンでは、無音判定が正確に働かない場合があります。
- 戻す場合はUndo必須 自動で削除されるので、もし間違えてカットしてしまった場合は、すぐにUndoするか、元のクリップをコピーしてから実行するのが安心です。
リアルな使いどころ
例えば、友達とのインタビュー動画。質問と回答の間に数秒の沈黙があると、視聴者が集中力を切らしてしまいます。でもリップルデリートサイレンスを使えば、無音部分を自動で削除して、自然な会話のテンポに早変わり。
あるいは、解説動画で僕がカメラに向かって話しているシーン。カット前は「えーっと…」「あ、そうだ…」という無駄な間が多いですが、リップルデリートサイレンスで整理すると、スッキリした動画に変身します。視聴者からの「見やすくなった!」という反応は、正直めちゃくちゃ嬉しいです。
まとめ
初心者でも簡単に使えるリップルデリートサイレンスは、時間短縮・編集効率アップ・映像と音声の自然な前詰めという三拍子そろった神機能。最初は設定に少し戸惑うかもしれませんが、一度使いこなせば「これ無しでは編集できない…」というレベルです。
ただし、息遣いや環境音まで削除してしまう可能性もあるので、必ずプレビューで確認しながら調整することが大事。初心者でも少し練習すれば、5分で理解できるので安心してください。
このように、DaVinci Resolveの最新版機能「リップルデリートサイレンス」を使うだけで、動画編集の無駄な時間を一気に減らせます。編集にかかる時間が半分になれば、その分クリエイティブな作業に時間を回せます。まさに「初心者でもプロの効率」が体験できる機能です。
こんにちは、フルタニです。放送局で番組作りをしてました。 DaVinci Resolve リップルデリートサイレンスの使い方を書きます。