言葉にできない「作りたい世界」を救ってくれる
今日はですね、「頭の中にはイメージあるのに、Midjourneyに投げる言葉が出てこない問題」、これを一撃で解決してくれる神ツールについて語ります。
いや〜、これね。
動画編集でもブログでも、「自分の中に作りたい画像の雰囲気はできている。でも説明できない」って瞬間、めちゃくちゃ多くないですか?
- なんか“映画っぽい”
- ちょっと“未来感”
- 温かいけど、孤独もある感じ
……いや、それ誰か翻訳してくれ!!ってやつ。
そんな時に使ってほしい強い味方ができました。
Midjourneyの「My First Moodboard」です。
Midjourney の神機能「My First Moodboard」完全ガイド(初心者向け)
なぜ思うような画像が生成できないのか?
これ、Midjourneyが悪いんじゃないです。
原因はほぼ100%、プロンプトがフワッとしてるから。
Midjourneyって、めちゃくちゃ優秀なんですけど、
「いい感じにして」
「エモい雰囲気で」
みたいな人間同士なら通じる言葉は、あんまり得意じゃない。
じゃあどうするか。
👉 言葉じゃなくて、画像で伝える。
ここで登場するのが「ムードボード」という考え方です。
ムードボードって何?(超ざっくり)
ムードボードは、
「自分の世界観を、画像の寄せ集めで見せる板」みたいなもの。
ありていに言えばカタログ、メニュー帖、色見本・・・のようなものです。
・色味
・光の雰囲気
・建物の質感
・空気感
こういう「言語化しづらい要素」を、
自分の見つけ出した「こんなイメージ」というムードボードにして
画像そのものでAIに渡すわけです。
例えば普通にmidjournyで生成すると下記のようなちょっと洋風がかった画像が生成されるプロンプトでも

好みの画像をたらふく学習させたMy First Moodboardを作って生成すると

上記のような画像を生成することができます。
My First Moodboardの作り方(ここ超重要)
作業はシンプル。順番にいきましょう。
① 作りたいイメージをひたすら集める
まずはPinterest、Google画像検索、ArtStationなどでOK。
「これ好き」「近い」「なんか刺さる」
理由は考えなくていいです。
それを一つのフォルダにまとめます。
② Midjourneyを起動 → Moodboardsをクリック

Midjourneyを開いたら、
メニューから [Moodboards] を選択。
③「My First Moodboard」に画像を一括投入
初めての人は画面下部にある [My First Moodboard] をクリック、「Upload Image」から、さっき集めた画像をまとめて選択(二回目以降は「New Moodboardから」)
するとアップロードが始まります。アップロードが終わったら「戻る」をクリック。すると下記のようなアイコンが生成されています。

💥 自分専用のムードボード完成!
これがもう、
「俺の脳内をそのまま可視化した板」です。
名前は分かりやすく、ここでは「test」としておきましょう。
これでMidgourny側の準備は一段落。次に作りたい画像の用意を始めます。
次は「作りたいモチーフ」を言葉にする
ここで急に難しく感じる人、多いです。
安心してください。
自分で全部考えなくてOK。
たとえば、作りたいイメージに近い画像を見つけたとします。
この画像の構図やモチーフを作るには、
「midjourny用のプロンプトを日本語で答えて」とChatGPTに丸投げすることで下記のように言語化することができます。
雪が積もるビルの屋上に建つ、緑の屋根のブックカフェ『COFFEE SUPPLY』。
暖かい光が窓から漏れ、手書き風のメニュー看板。
SFっぽい計測機器、むき出しの配管、電飾。
背景には巨大なネオン広告と高層ビル。
静かなカフェと夜の都市の対比。
サイバーパンク、映画的ライティング、高精細。
以上の文章は完成したプロンプトではありません。箇条書きですが、ざっと見ただけでどこに何が配置されているどんなイメージの画像かわかります。
プロンプトは「下書き」だと思う
返ってきた文章は、
必ず自分の目でチェックして、加筆修正します。
・もっと暗くしたい
・SF感を強めたい
・温かい光を足したい
ここは人間の感性の出番。
英語に翻訳する
midjourny用のプロンプトは日本語よりも英語の方が再現性が高くなるといわれています。
なので英語にします。
翻訳には「DeepL」などの無料ツールで大丈夫。

翻訳文をMidjourneyにコピペします。

Moodboard × プロンプトで生成してみよう
いよいよ仕上げ。例えばこんなプロンプトができたとして、
雪に包まれた都会の夜の屋上バルコニー、暖かい照明が漏れるガラス扉の内側にはピンクのカーテンと本棚、白板には"Welcome to my rooftop!"の文字、カラフルなクッション付きのソファと雑誌が置かれたテーブル、遠くに輝く高層ビルとネオン街 アニメーション風、高精細、シネマティックライティング、幻想的な雰囲気、Studio Ghibli × Makoto Shinkai スタイル Snow-covered rooftop balcony at night overlooking a vibrant cityscape, cozy seating with colorful cushions, coffee table with magazines, warm light glowing from inside through glass doors, pink curtains, bookshelf, whiteboard with "Welcome to my rooftop!", distant illuminated skyscrapers and neon streets anime style, ultra-detailed, cinematic lighting, dreamy atmosphere, Studio Ghibli × Makoto Shinkai inspired
- さっき作ったMoodboard「test」を選択
- メニュー画面上のプロンプト枠にプロンプトを入力
- 生成ボタンをポチ
すると……

😳 「え、俺の頭の中、盗み見た?」
みたいな画像が出てきます。

具体例:サイバーパンクなブックカフェ
My First Moodboardのメリットは一度作っておけば何度でも使えて時短につながることですが、ほかにも
- 色味がブレない
- 世界観が一貫する
- 「それっぽい別物」にならない
というメリットがあります。
動画の背景美術にも、ブログのアイキャッチにも、
そのまま使えるクオリティになります。
動画化したい場合は、編集画面の右下にある[Loop]※低モーションをクリックするだけ。
高層ビルの屋上にある書店というイメージでつくった画像。

クリックした瞬間からループ画像の生成が始まります。(生成中と結果は左サイドメニューの[Creat]参照)
midjournyの動画生成にかかるコストは時間制です。私が作ったこの動画の場合13秒生成にかかりました。金銭に換算すると1分5円なので65円ということになります。
動画編集・ブログでの使いどころ
My First Moodboardが大活躍しそうな部分をピックアップするとこうなります👇
- YouTubeの世界観固定サムネ
- Vlogの架空の街・背景
- SF・未来系レビュー動画のイメージカット
- ブログ記事の感情を伝えるビジュアル
特に、
「言葉より雰囲気を伝えたい場面」で無双します。
使用上の注意
Moodboardを利用するには、使いたいMoodboardアイコンをクリックすることでスイッチが入ります。
ただし、いったんスイッチを入れるとスイッチを切るまで再起動後も選択したモードが固定されます。
また、複数のMoodboardを同時ミックスして動画を生成することも可能です。
反対にすべてのMoodboardの選択を解除すると以下のようなエラーが出ます。
Failed to submit: You don't have a personalized style to use with --p for --version 6.1 yet! Please visit https://www.midjourney.com/personalize/p/a620a765-6a81-43a0-be85-76df75907394 to help improve Midjourney and craft your own personalized style. Try again later after you have rated some images; we recommend at least 40.
Midjourney では、--p(Personalized Style)を使うには、事前に自分専用のスタイルを作成しておく必要があるという仕様になっているため、解除する前の–p がプロンプトに残るため、付けて生成しようとすることからエラーになります。
【to use with –p for –version 6.1 yet!】の部分から--p を外して生成すれば、エラーは出なくなります。例【/imagine prompt: 〇〇〇 –v 6.1】
まとめ:My First Moodboardは“感性の翻訳機”
My First Moodboardは、
自分の感覚を、AIが理解できる形に翻訳してくれるツールです。
言葉にできないなら、
無理に言葉にしなくていい。
「好き」を集めて、
「空気」を渡す。
それだけで、
Midjourneyは一気に“相棒”になります。
ぜひ一回、遊び感覚で試してみてください。
たぶん、戻れなくなります(笑)











こんにちは、フルタニです。放送局で番組作りをしてました。 Midjourney My First Moodboardの使い方を書きます。