いやぁ、ついに来ましたね Sora2 一般公開(段階的)。
もう世界中がザワザワしてるわけですが……、
──でも 「日本でまだ使えないんだけど?」
っていう人、多いんですよ。
そこで救世主が登場します。
はい、openartAI です。
このプラットフォーム、いわゆる“AI動画の集合住宅”みたいなサイトで、
最新の sora2 / Veo3 / WAN2.5 などのモデルが 一つの画面から選べちゃう。
で、今回作るのが
Lo-Fi 無限ループ映像。
つまり TikTokやYouTube でよく見る「Live wall Paper(壁紙)」。
夜の部屋で猫が伸びしてたり、
電車の窓がスーッと流れてたり、
コーヒーの湯気がフワァ〜って上がってる
アレです。
これを 安く・簡単に・高品質で 作るのが今回のゴール。
Sora2が使える openartAI で作るLo-Fi無限ループ映像のつくり方
openartAIとは

openartAI は、複数の最新AIモデル(sora2、Veo3、WAN2.5 など)を一つのサイトで利用できる動画・画像生成プラットフォームです。Seedream 4.0 – AI Image Generator | OpenArt
画像から動画、テキストから動画まで幅広く対応し、モデル切り替えも直感的。各モデルの強みを比較しながら最適な生成ができます。

openartAI は最新の画像や動画モデルが全て1箇所に揃っている“AI動画の総合スタジオ”のような点がイチオシポイントです。さらにsora2特有のあの鬱陶しいスカしもなしで生成できるのも大きなメリットです。


基本無料で始められますが、動画生成のクレジット消費は早いので、私の場合は短期間で契約が解除できる月額プランを一か月だけ契約しています。
だいたい一ヶ月使うと自分にとって適量がわかるので無駄遣いを避けることができます。
最終ゴールを設定しよう
まずゴールを整理します。動画生成はお金をかけようと思えばいくらでもかけられる沼です。
なので、生成する動画のテーマは、潰しのきく汎用性の高いジャンルで作り始めることにしています。なので・・・
🎯 目的 : Lo-Fi 無限ループ映像をつくる!
🛠 方法 : 高品質の画像を使って
“動きのベースになる画像”を生成し
→ それを使って 10秒ループ動画を作る。
💰 効果 : なるべく コストを抑えつつ
“雰囲気バチバチのLo-Fi映像” を量産できる。
こんなざっくりした方針を決め、動画生成基本計画とします。
🪄 STEP1:まずは “動きのベースとなる画像” を用意しよう
最初のステップは超シンプル。
Lo-Fi ループの“どの部分を動かしたいか”を決める。
これが決まってないと迷子になります。
例としてこんな Lo-Fi 映像が人気です:
- 🚬 タバコの煙だけがゆっくり揺れる部屋
- ☕ マグカップの湯気がふわっと漂う机
- 🚃 電車から夜景がゆっくり流れていくシーン
- 🌧 雨粒だけがガラスをつたう窓辺
- 💡 ネオンサインが淡く明滅する路地裏
“動き”を 1〜2 箇所に絞ると ループが美しくなるのでおすすめ。
🎨 STEP2:ベース画像を作る
openartAI にアクセスすると、
動画モデルだけでなく 画像生成モデル も選べます。
Lo-Fi向きのおすすめ画像モデルはMidjourney ですがopenartAI を使って生成もできます。
トップページ左サイドバーの「model or Character」をクリック。するとギャラリーページが開きます。この中から画像モデルを選びます。nano bananaもありますが、高精細な画像を作るにはSeeDreamsで始めることをお勧めします。
- Flux.1:雰囲気のある光、人物が自然
- Playground v2.5:柔らかい絵作り
- Stable Cascade:アニメ調のLo-Fiに強い
ここで “動いてほしい雰囲気の一枚絵”
を作ります。
例えば「タバコの煙」ループを作りたいなら:
プロンプト例:
anime style, cozy nighttime room, a man sitting by the window, soft warm ambient lighting, cigarette resting on ashtray, thin smoke rising slowly, lo-fi aesthetic, cinematic lighting, ultra-detailed, warm color palette, gentle shadows, nostalgic mood, studio ghibli inspired, 8k –v 5 –ar 16:9 –q 2
--v 5 はバージョン指定(Midjourney V5)、--ar 16:9 は横長構図、--q 2 は品質向上。warm color palette や nostalgic mood はlo-fi感と夜の静けさを演出。
他にも「雨音が聞こえる部屋」や「猫が膝に乗っている」などの要素を加えると、さらに情緒的なシーンになりますよ。

この“煙が立ち上る瞬間”の空気感を美しく描けるものを選びましょう。
ここでのコツは…
✔ 画角をできるだけ固定した構図にする
→ ループがきれいになる。 変に動画がズームインしたりパンしたりすると動画のつなぎ目がつながらなくなるのでアウト。固定がベストです。
✔ 大きな動きが起こりそうな構図は避ける
→ 例えば駅で人が歩き回っているとかはNG。
決まり絵を1枚作っておけば後がめちゃ楽。
🎥 STEP3:openartAI で動画生成 — 真骨頂です
さあ、ここからが本番。

openartAI の左サイドバーから「Video」をクリック。動画生成メニューを開いて
モデルを sora2(最新版) にセット。

すると、
Start Frame と End Frame の欄が出ます。
ここがポイント!
🎯【超重要】開始フレームと終了フレームに 同じ画像 を入れる
これが “無限ループの魔法” です。
- Start Frame → さっき作った画像をドラッグ&ドロップ
- End Frame → 同じ画像をドラッグ&ドロップ
すると、AI は
「開始と終了が全く同じ位置で終わる」
という動きをつくってくれます。
これが 完全シームレスループ の秘密。

Midjourneyにも機能はありますが、動画の精度がイマイチです。
🧠 STEP4:GPTに“動きプロンプト”を作ってもらう(重要)
openartAI の面白いところは、
「動きを文章で説明するのが難しい問題」を
GPTが全部やってくれるところ!
ChatGPTのボットCinematic Prompter
を開いて自分が描きたい動きを指示します。
例えば、動画にしたい画像をプロンプト枠内にドラッグ&ドロップします。
10秒のループ動画。タバコの煙だけを動かし、自然にシームレスにつながる動きで。
これだけ入力すると、
“煙の揺れ方・空気感・ディテール・速度”それに音声まで
具体的に書いた膨大な超高精度プロンプト を GPT が出力します。
あなたはそれをコピペするだけ。
初心者でもプロみたいな仕上がりになります。
🎬 STEP5:オプション設定
⏱ Duration → 10秒(ループ動画としてちょうどいい)
🏆 Quality → Pro(sora2 の質を活かしたい)
📝 Negative Prompt 最近のモデルは無しでもOK。
必要なら GPT が出してくれた内容を入れる。
🔊 Auto Sound / Auto Speech Lo-Fi動画なら 不要 です。チェックを外しましょう。本格的にBGMを足したいならばSUNO AI一択です。
🎉 STEP6:生成ボタンを押す → 完成!
生成が完了すると、
あなたの Lo-Fi ループ動画が完成します。
sora2 は動きの自然さと光の表現が桁違いなので、
湯気・煙・光・水・街の明かり
こういう“微細な揺らぎ”を表現するのに本当に強い。
YouTube の Lo-Fi 系動画と比べても
むしろ プロクオリティになるレベル です。
🌙 コレクションに加えたい【定番】効果的なLo-Fiシーン例
① 「夜のワンルーム、PCのモニターの光がゆっくり揺れる」
キーボードの隣で、
マグカップからほわ〜〜っと湯気。
猫が丸くなって寝てる。
最高です。
② 「雨の電車。窓の外の街の光が滲みながら流れていく」
これ永久に見ていられるんですよね。
音楽と合わせると“世界の車窓から”の癒やし版。
③ 「深夜の喫茶店。ネオンがパチ…パチ…と明滅」
Sora2の照明表現が光るジャンル。
④ 「レコードが静かに回る部屋」
円運動はループに相性抜群。
⑤ 「屋根裏部屋で本を読む少女。窓の外だけがゆっくり動く」
物語性が出て、ロング視聴に強い。
🙌 まとめ
✔ sora2 は動きの美しさが異次元
✔ openartAI なら一般ユーザーでも使える
✔ Start / End Frame を同じ画像にしてループ
✔ 動きプロンプトは GPT に丸投げ
✔ Lo-Fi は「微細な揺らぎ」だけ動かすと最強
これを覚えておけば、
あなたの Lo-Fi チャンネルは一気にプロ化します。













こんにちは、フルタニです。放送局で番組作りをしてました。 Sora2が使える openartAI を書きます。