平板な映像に光の漏れを加えるとぐっと印象アップすることができます。
DaVinci Resolve18を使った 光が漏れる効果 の作り方をご紹介します。
Noise Gradientを使う方法
エディットページのタイムラインに効果を適用したいクリップを配置します。
[Generator]の[Noise Gradient]をタイムラインのクリップの上のトラックに配置し、長さをクリップに合わせます。 [インスペクタ]から- [Contrast]を5
- [Brightness]をマイナス1
- [Scale]を0,3
- [Seethe]を0,3
以上に設定すると、雲のようにモヤモヤだった画面がふわっと光が被って見えるようなイメージに変わります。
[インスペクタ]のタブを[Video]タブに切り替えます。 [Composit]モードを[Screen]にし[Opacity(透明度)]を30パーセントにします。すると画面に光が被って見えるようになりました。
クリップの色味に合わせ、[Noise Gradient]の色を調整します。
[インスペクタ]のタブを[Fusion]タブに切り替えます。三つ並んでいるアイコンの真ん中の[Gradient]を選択するとカラーパレットが現れます。
[Gradient]を選択し、カラーパレットの部分をクリックして色を選択するとグラデーションした色味を作ることができます。これで画面全体の光の被り具合に色味を加えることができました。
ライトリークスのテンプレートを使う方法
ダウンロードしたライトリークスのテンプレートをDaVinci Resolve18に読み込みます。
カラーページで右クリック[ノードを追加]から[コレクター]ノードをノードツリー画面に表示します。
エディット画面に戻り、ソース画面の[ライトリークス]をタイムラインにドラッグ&ドロップします。
このままではタイムライン下の映像が見えないので、[ライトリークス]のインスペクタの[合成]を[スクリーン]にします。
不透明度を調整するといい具合の光の被りが生れます。
参考
DavVinci Resolve18には高度なカラー調整機能が付いています。
カラーコレクションとカラーグレーディングは、チュートリアル動画を見ながら体で覚えると上達が早まります。
参考書はこちら。
こんにちは、フルタニです。放送局で番組作りをしてました。 光が漏れる効果 を書きます。