【初心者向け】 DaVinci Resolve 20のAIダイアログマッチャーの使い方|声の音質をピタッと揃える神機能!

フルタニ

こんにちは、フルタニです。放送局で番組作りをしてました。 DaVinci Resolve 20のAIダイアログマッチャーの使い方を書きます。

動画制作や映像編集をしていると、セリフの音質がバラバラになって困った…という経験はありませんか?

• 外ロケで録った声とスタジオ収録の声が明らかに違う
• アフレコのセリフが浮いて聞こえる
• 一部だけ声を録り直したら、違和感が出てしまった…

そんなときに活躍するのが、DaVinci Resolve 20に搭載された「AIダイアログマッチャー」です!

DaVinci Resolve 20の「AI機能」は、ほとんどSTUDIO版(有償版)の限定機能です。

🧠 AIダイアログマッチャーのすごいところ

この機能は、あるセリフの音の雰囲気(音量・音の響き・トーンなど)を、他のセリフにそっくりそのままコピーしてくれる、超便利なAI機能です。

たとえば…
• 雑音で録り直したセリフも、現場録音っぽく馴染ませられる
• 別の日に録った声でも違和感なし
• ナレーションやアフレコのクオリティが一気にプロ仕様に!

つまり、音のプロが行っていた細かい調整を、AIが一瞬で再現してくれるんです。

🛠 使い方はとってもカンタン!【2ステップ】

✅ ステップ①:元のセリフから「音の雰囲気」をキャプチャ

1. 雰囲気をコピーしたいオリジナルのセリフクリップを選択
2. メニューの「クリップ」>「AIツール」>「ダイアログマッチャー」へ
3. 「ダイアログプロファイルをキャプチャ」ボタンをクリック!

これで、元のセリフの音の特徴が保存されました。

✅ ステップ②:別のセリフに適用する

1. 音の雰囲気を変えたい別のセリフクリップを選択
2. 同様に「クリップ」>「AIツール」>「ダイアログマッチャー」へ
3. 今度は「プロファイルを適用」ボタンをクリック!

たったこれだけで、2つのセリフの音がまるで同じ環境で録音されたように統一されます。

🎧 適用後も安心!微調整・解除もOK

AIダイアログマッチャーは、適用後にオン・オフの切り替えや削除も可能。

試しに適用してみて、
• 音が不自然に感じたらオフに
• 違うバージョンに切り替えて再適用

といった微調整もできるので、初心者でも失敗を恐れず使えます。

💡 こんな場面で超便利!

  • 雑音が入って録り直したセリフを、元の音と自然に合わせたい
  • ロケとスタジオで録った声の音質を揃えたい
  • セリフの途中だけ音質が違って気になる時
  • ナレーションを複数人で録っても、全体の統一感を出したい

動画編集において、音の違和感は視聴者の没入感を大きく損ねてしまうので、こうした調整は超重要です!

📌 まとめ:音のプロじゃなくても、音声編集はここまでできる!

DaVinci Resolve 20の「AIダイアログマッチャー」は、まさに“声の魔法”

  • アフレコや録り直しの音が自然に馴染む
  • 違う収録環境でも統一感のある音質に
  • 操作は2クリックで完了!
  • 初心者でも安心して使える設計

動画制作の質をグッと上げてくれる頼もしい機能です。
ぜひ一度、使ってみてくださいね!