こんにちは、フルタニです。放送局で番組づくりをしてました。
放送局の時代はリソースには不自由しませんでした。リソースとは撮影用のカメラやスタッフです。企画に必要といえば予算の範囲内でデスクが調整してれました。
組織を離れると途端に困るのはリソースです。手元にあるジンバルカメラが想像以上の働きをしてくれますが、このリソースでは撮れないテーマの依頼が来るとお手上げです。
同じ悩みを抱えている制作者に向けた解決策があります。
目次
ビデオカメラは買うと高い
解決策とは、機材を短期間借りることです。実は放送局でもたまにこの方法を使います。手持ちの機材はフル稼働させ、ピークを超えた時だけレンタルすることで機材を遊ばせないという工夫です。
上を見ればキリがない撮影機材。費用対効果を考えながら機材を選びたいもの。しかし、種類が多いので初めての人には何を選んだらいいかわかりません。
地方公共団体などが主催するするPR動画の公募に応募しようと思っています。撮影機材はどのくらいのレベルのものを使用するのが一般的なのでしょうか。スマホのカメラのレベルでは話にならないものでしょうか。具体的にオススメの機材などがありましたら教えてください。
動画を作成したいと考えた場合ビデオカメラのおすすめはありますでしょうか。内容は海外や旅行先での風景・人物などです。今週末から海外行くため、その前にどれがいいか選んで購入したいと考えております。
身の回りの記録程度の動画撮影であればiPhneなどスマホで十分です。スマホの機能が上がってきたのでカメラメーカーも苦戦していますが、ユーザーから見るとそこそこの動画を撮影することができれば機材は道具の一つに過ぎません。
最低限必要なのはマイクが使えること
手持ちのジンバルカメラはそこそこの機能を発揮してくれるのですが、決定的に弱いのが音声です。インタビューなどに使えるガンマイクが装着できるビデオカメラを探しにカメラ店に行きました。
店員さんに聞くと安いビデオカメラにはマイクの取り付け口がないものもあるそうです。オススメのクラスは SONY ビデオカメラ FDR-AX40あたりになるそうです。
それにしても五万円近くかけてサブカメラを調達するのも考えもの。だってカメラマニアでもなく、綺麗な映像を撮りたいわけではないからです。
撮りたいのは音声。それも少し離れた場所に三脚を置いて撮るカメラです。
レンタルカメラという選択肢
そこで考えたのがレンタルカメラ。撮影するときだけレンタルするタイプのカメラだといくらの費用で借りられるのでしょうか。レンタルカメラのデメリットはレンタル費が高いことですが、それなりのメリットもあります。
- 必要な時に必要なものが選べる
- 最新の機械が試せる
- 機器の保管がラク
- 必要経費として落とせる
在庫次第という条件もありますが、撮影テーマによって撮影機材が選べることが最大の魅力。さらに故障時の対応や保管場所などに困ることはありません。レンタル費は確定申告の際に全額経費として落とせるのでいくら高額でも固定資産にする必要はありません。
ビデオカメラをレンタルする会社は数少なく、次の二社から仕事場に近い渋谷にあるビデオエイペックスを調べました。
ビデオカメラをレンタルする会社は数少なく、次の二社から仕事場に近い渋谷にあるビデオエイペックスを調べました。
- Rentio
- 株式会社ビデオエイペックス
購入すると七万円近いSONY ビデオカメラ FDR-AX40の料金を見ると、
一泊二日¥6,200 延滞1,240
ウェブサイトからの予約(仮予約)で店頭受け取りができる。※サイト上で予約が確定して2時間後に店頭に行くことが条件。申し込み当日の引き取りも、16時までのご予約でかつ在庫があれば利用可。
まとめ
映像制作をしていると、自分の制作スタイルがだんだんわかってきます。私の場合はジクバルカメラで動きのある素材を撮ることでした。普段使いの機械は自分の手足のようなものですから機能をしっかり見極める必要があります。
しかし、たまにしか使わないカメラを自前で揃えるのは経費の無駄遣いです。必要な時に必要な機材を調達する。最新の機器の使い勝手を試しに借りて様子を見るなど、合理的な使い方をして行くことが映像制作を長続きさせる秘訣です。