
日常風景を漫然と撮っただけでは編集するとき困ることがあります。
そんなとき「手軽に作れる自分が得意なテーマ」をいくつか持っておくことをお勧めします。
先日こんな動画を投稿しました。
地域で開催されたイベントの動画です。タイトルもスーパーもナレーションもありません。ただ撮影した映像を編集して尺にしただけのものです。
目次
初心者は イベント撮影 から始めよう
それでも公開したところ見てくれる人がいました。
数字にしたら些細な動画ですが笑ってはいけません。続けることが動画制作を習慣化するカギ。映像制作者の存在感をアピールする手段だからです。
作った自分がいうのもアレですが、それでも平均視聴時間4分強というのは驚き。最後まで見てくれた人がいるという証拠です。ニーズは掘り起こしてみなければわかりません。
この視聴者とはいったい誰かというと、撮影の現場にいた人たちです。撮影しながら声をかけて動画の公開を宣伝した効果ともいえます。
撮影は簡単
動画の撮影をするとき相手の了解をえる必要があります。しかし、こうしたイベントでは相手側としても自分をアピールしたい場合がほとんどです。取材の意図と掲載するメディアを名乗るだけで簡単に撮影の許可をいただけます。
制作テクニックについて
テーマに悩む初心者の方には、素材に近いこの映像クリップを作ってみることをお勧めします。いくつかのコツがあるのでそれを頭に入れながら撮ると編集が楽になります。
イベント撮影用に威力を発揮してくれるのはジンバル付きポケットカメラ。ぶれない絵が撮れるうえ、カメラの存在感がないので自然な振る舞いが撮れるので便利です。
映像づくりのコツ
- 構成は頭とお尻を決めて撮る
- 撮影中面白いと感じたものは近くに寄る
- 見せたい映像は息を止めて動かさない
- 音の出るものにこだわる
- オープニングとエンディングにはBGMを使う
注意するのは漫然ととるのではなく、物語を意識すること。始めと終わりそして展開をユルく考えながら撮ることです。会場で面白い映像に遭遇したら立ち止まりしばらく観察するように撮りましょう。撮るときは”留め”を意識すること。カメラをいったん動かし始めたら躊躇しないこと。つまりためらわないことです。
こうして撮影した映像を編集画面で見ながら情報量が少ない部分を大胆にカットしていくとテンポが生れます。
注意するのは音楽
撮影中に注意するのは背景に市販の音楽がかかっていないかどうか。YouTubeは著作権の厳しいので背景に流れる音楽を検知して警告が出る場合があります。
ではこの映像クリップ。冒頭のシーンで子供たちが演奏していた曲です。漫画・ワンピースのテーマですが、この場合はセーフ。市販されている楽曲とはコンテンツが一致しないからアウトになりません。
まとめ
タイトルもスーパーもナレーションも必要なし。だからその分編集も早く上がります。必要な説明はYouTubeの解説画面に書き込めばいいので、加筆修正も楽です。ぜひ挑戦してみてください。