ぼやけた 画像を鮮明 にする HitPaw Photo Enhancer (ヒットポーフォトエンハンサー)レビュー

フルタニ

こんにちは、フルタニです。放送局で番組作りをしてました。 HitPaw Photo Enhancer (ヒットポーフォトエンハンサー)を書きます。

「撮影した写真を見たら、ピントがボケていたどうしよう」

「一昔前の携帯電話で撮影した写真が粗くて見にくい」

そんなお悩みありませんか。

  • ピンボケを補正したい
  • ノイズやモレアを除去したい
  • 自然な美肌に修正したい
  • 画質を全く落とさずに画像を拡大したい

以上のようなお悩みは画像高画質化ソフトHitPaw Photo Enhancer (ヒットポーフォトエンハンサー)が解決してくれます。

HitPaw Photo Enhancer (ヒットポーフォトエンハンサー)

ぼやけた画像がどれくらい鮮明な画像に修正できるかというと、こんな具合です。

画面上のちよっとしたノイズや乱れもワンタッチで解決してくれます。

画像の補正はPhotoshopを使いこなせばできますが、習得するには時間がかかります。プロを目指さないのであれば、わざわざ時間をかけて操作方法を学ぶ必要はありません。

試用版もあるので、興味のある人は検討してみてください。

ぼやけた 画像を鮮明 にする HitPaw Photo Enhancer(ヒットポーフォトエンハンサー)レビュー

HitPaw とは

今回ご紹介するHitPaw Photo Enhancer(ヒットポーフォトエンハンサー)は、中国に本拠を置く HitPaw社が提供する有料の画像高画質化ソフトです。

HitPaw社は効率的なマルチメディアツールを革新し続けるスタートアップ企業です。

AIの分野にも一歩踏み込んで新しいサービスの提供を始めました。

[公式] HitPaw: 強力な動画編集、オーディオ、および画像ソリューションを提供する

そして開発したのが画像高画質化ソフトです。

従来の画像高画質ソフトと違うのは、AIが画像を解析してくれる点です。

解析したデータをもとに、ユーザーが手に入れたい画像のイメージを合成してくれます。

HitPaw Photo Enhancerの特徴

大人気!動画・画像を高画質化・鮮明化ソフト

HitPaw AI Photo Enhancerの特徴は以下のようなもの。

  • ワンクリックで写真を補正できる
  • 複雑な作業は不要
  • 4つのAIモデルを搭載。写真に適したモードが選択可能
  • 画像の解像度を最大2K/4Kまで対応
  • バッチによる複数データの連続処理が可能。一度に複数の画像処理が可能
  • 日本語を含む14カ国語で利用可能

最新のニュースでは、さらにいくつかの機能が追加されました。

「HitPaw Photo Enhancer」が新バージョンをリリース3月16日
1. 高速・汎用モデルを新たに追加
2.フェイスモデルに新しいエフェクトを追加
3.単一画像処理ページに画像のプレビューを残す機能を追加

できあがった画像のイメージは、既存の画像を土台に高品質な画像を上塗りしてくれるようなイメージです。

ノイズの乗った画像はノイズが取り除かれ、ぼやけた輪郭がはっきりとした境界線に置き換えられます。

なので、画像の加工が得意なPhotoshopなどの編集ソフトを組み合わせれば、より思いのままに写真を編集することができます。

HitPaw Photo Enhancerの主な画像高画質化機能
✓プレビューできる
✓マルチモデル(顔や漫画の専用モデル)
✓コスパがいい
✓AI搭載
✓自動バッチ処理
✓Win&Macに対応
✓モノクロ写真カラー化
✓日本語を含む14カ国語に対応
✓24時間7日サポート

HitPaw Photo Enhancerのスペック

動作環境はCPUとGPUそれに仮想メモリに依存します。

windows10,11

  • Intel i3 第4世代またはAMD Ryzen 3相当以上
  • NVIDIA GTX 950またはAMD Radeon 460相当以上

Mac10.15

  • Intel i3 第4世代またはApple M1相当以上
  • Intel UHD 630またはApple M1相当以上

HitPaw Photo Enhancerの技術スペック 必要なハードウェア、サポートされるフォーマット

注意点

初めての人はうっかり見すごしてしまうかもしれません。注意してほしい点は次のとおりです。

利用できるのはWindowsとMacのみ

アップロード用のソフトを使用する環境にインストールする必要があります。用意されているのはWindowsとMacのみです。なのでスマホやタブレットからの利用はできません。

動画ファイルの形式に注意

サポートしているのは、PNG、JPEG、JPG、WEBPの4つの入力形式です。

これ以外の形式はメディア変換ツールなどを使って変換する必要があります。

公開されている技術情報が少ない

公式ページに記載されているものは操作方法などが中心です。

深層学習モデル、サーバー稼働率、技術サポート情報、データのプライバシーとセキュリティなどは不明な部分が多いので、気になる人はさらに情報を収集する必要がありそうです。

HitPaw Photo Enhancerの導入方法

実際に画像修正してみましょう。

HitPaw AI Photo Enhancerの使い方は超簡単です。

まず、公式サイトを開きます。

トップページの「無料体験」からアップロード用のソフトをダウンロードします。

修正したい画像をソフトを使ってアップロードするだけです。

ソフトを起動すると下記の画面になります。

中央のボタンからファイルを選択するか、ファイルをドラッグ&ドロップするとファイルが読み込まれ、クラウド上での解説が始まります。

修正できるモードは四つあり、画面右のサイドバーに整理されています。

このメニューを選択するだけで好みに応じて画像の高画質化をすることができます。

試用版でできるのはアップロードした画像をモニター上で確認するだけです。

高画質化したコンテンツを書き出すには有料版のライセンスを取得する必要があります。

HitPaw Photo Enhancerの使い方

アップロードした画像はパネルを使って、好みの状態に高画質化することができます。

メニューは以下のような内容です。

  • ジェネラルモデル
  • デノイズモデル
  • フェイスモデル
  • カラーモデル

ジェネラルモデル

風景、建物、動物、花など、形や見た目が明確な素材を高画質するのに適したモードです。

金属の肌合などの修正には抜群な力を発揮します。

デノイズモデル

コピーを重ねて輪郭がボケた画像や、画面の一部がもやもやして見える画像、フィルムの傷や汚れといったノイズを除去します。

高ISOまたは低照度の画像処理や漫画の画像も鮮明にできます。

フェイスモデル

ピンボケした人物写真や​​古い写真の輪郭をはっきりをさせたい場合に使えます。

フェースモデルを使用すると、ポートレート画像や古い写真のぼやけを大幅に減らすことができます。

カラー化モデル

白黒写真をカラーにするモードです。

コピーを重ねて劣化した輪郭線や彩色されていないパーツなども、AIが蓄積されたデータを解析して最適な結論を導き出します。

画像の状況によっては複数のま処理を使ったほうがいい場合があります。

古い写真などゴミや傷がついた映像などです。

修正する場合は、まずカラー化してからデノイズモデルを使ってノイズ除去すると、昔のものと思えない仕上がりに修正してくれます。

解像度

低解像度で撮影した画像を高画質化するモードです。処理には時間がかかります

アクセル

画像処理速度を上げるものです。速度が上がる分品質が低下します。

注意点

クラウド上のAIが解析したものを手持ちのPCのパワーを使って書き出す仕組みです。なので、パソコンにかなり負荷がかかります。

ある程度PCのパワーがないと高画質化する時など作業が終わらない場合もあります。

実際に試した結果をレポートします

ピントをシャープに修正する

ややフォーカスが甘い写真をフェースモードで修正しました。

毛足の部分が補正されていることがわかります。

低解像度のモノクロ画像を変換する

327×327サイズのモノクロ画像を着色・拡大しました。

肌色や背景の緑、それに着物の色が違和感なく加わっていることがわかります。

輪郭線などが補正されているため拡大しても見やすなっています。

着物の色彩など参照できる素材がないものは、AIが判断して彩色します。

色が付いただけで画像にいのちが宿ったように見えます。

画像のノイズを除去する

サイズダウンした画像を無理やり拡大するとぼやけて見えます。

このような画像は輪郭線がザラザラになったり、モアレが発生して見にくなります。

HitPaw Photo Enhancerが進化を発揮するのがこのような画像の修正です。

フェイスモデルを使うことで肌のムラや目元やあごの輪郭線を補正します。

肌や髪の毛など、質感が変わることで見栄えがぐっと良くなりました。

モザイクを除去する

モザイクのかかった画像は修正できませんでした。

公式サイトが歌っているモザイク除去は、「Tinder Gold」というマッチングアプリでかけたモザイクのことを意味しているようです。

パッチ処理をする

同時に複数の画像を処理することをバッド処理といいます。

「ファイル選択」をクリックして、高画質化したい画像を見つけたらCtrlキーを押しながら選択すると複数の画像がアップロードできます。

選択した画像は上記のようにパネル上に並びます。

エクスポートボタンを押すと順次処理が始まります。

画像ごとに異なるモデルは選べません。

なので、選択の際あらかじめ同じタイプの画像を選ぶのがコツです。

完了すると、高画質化された画像が完成リストに表示されます。

HitPaw Photo Enhancerのプランと価格

HitPaw Photo Enhancerは変換までお試しはできるけど書き出しができない無料体験版と、全てのサービスが利用できる製品版があります。

利用できるプラットフォームはWindows とMacです。

利用はライセンス契約で、サブスクリプションタイプ(一ヶ月版と一年間版)と永久利用タイプの二通りが用意されています。製品版の価格はプラットフォームにより異なります。

一か月プラン/1PC:989(税込)・1Mac:2,529円(税込)
一年プラン/1PC:3,278円(税込)・1Mac:9,129円(税込)
永久プラン/1PC:6,578円(税込)・1Mac:15,399円(税込)

AIで画像を高画質化・鮮明化する有料ソフト&サイトおすすめ

名称内容価格連絡先
HitPaw Photo Enhancer画像高画質化ソフト2,859‬‬円/win版/月
9,459円/win版/年
14,959‬‬円/win版//無制限
Mac版はこちら
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ライセンスの登録

無料体験飯を見て導入が決まったら、ライセンスを購入しましょう。

ライセンスを購入することで試用版の制限を解除することができます。

ライセンスは複数のデバイスに適用されるうえ、バージョンアップ後も有効です。

購入手順は簡単です。

すでにアップロードなどができるコントロール用のソフトはインストールしているので、利用権を買うだけです。

利用権、つまりライセンスはメイン画面の右上から手続きできます。

鍵のアイコンから購入したライセンスの登録を行います。

購入画面から自分のメールアドレスを登録すると、アドレス宛にライセンスキーが届きます。

登録画面を開きます。

ライセンス購入時に入力したメールアドレスと送られてきたライセンスコードをそれぞれ入力し右下の登録をクリック。これで有料版になります。

登録済みアカウント情報が表示され、公式サイトのデザインが変わります。

これで有料版になりました。

認証コードは問い合わせの際必要になるのでメモしておきましょう。

まとめ 

ぼやけた 画像を鮮明 にする HitPaw Photo Enhancer (ヒットポーフォトエンハンサー)について解説してきました。

傷だらけの古い写真やピントの甘い写真をお持ちの方。モノクロ写真をカラー化したいと思っている方!

大人気!動画・画像を高画質化・鮮明化ソフト

興味をお持ちの方は一度無料版を試してみてはいかがでしょうか。

画面上のノイズや、ボケた輪郭線が修正されただけでクオリティが数倍高まったように体感できるはずです。

また、モノクロをカラー化すると被写体のリアリティが格段に上がることで説得力が出るはずです。

HitPaw Photo Enhancerに関するよくある質問

解像度が低い写真を拡大するとボケて見える理由は
画像は小さな粒の集合体です。高画質の画像はスペース内に粒がぎっしり詰め込まれているため、拡大してもくっきり見えます。しかし、小さい写真は粒の数がもともと少ないため、拡大すると粒と粒の隙間の情報が少ないため解像度が低くなり荒く見えます。