StableDiffusionでアジア系AI美少女を作る chilled_remix の設定方法

フルタニ

こんにちは、フルタニです。放送局で番組作りをしてました。 chilled_remix を書きます。

StableDiffusionを使って日本人美人を生成しようとしても、欧米系のデータが学習されているためそのままではうまくいきません。

そんな時は、モデルを変えてみるのが一番です。

モデルはいわば特定の画像を集中して学んだブースターパックです。

アジア人ならアジア人の画像を集中してぶことで、AIの能力が高まります。

リアルなアジア系美少女が作れるモデルにはChilloutMixやBRAなどがあります。

StableDiffusion上で動かすことができる美女生成に特化したモデルchilled_remixを紹介します。

chilled_remix とは

4/19に公開されたばかりのモデルです。

作者は鎖城郎郭さん。

生成した画像の販売やモデル自体の改変・販売も可能というかなり自由な作りになっています。

画像のタッチはこんな感じです。

google colaboratoryへの導入方法

最も簡単な導入方法です。

google colaboratoryを使用してStableDiffusion WebUIを起動します。

StableDiffusion WebUIの起動については別記事にまとめました。

※概要はつぎのとおりです。

  • Colaboratory へようこそ – Colaboratoryを開きます。
  • Colabへようこその画面が開き、「ノートブック」と呼ばれる作業スペースの管理画面がポップアップします。
  • ノートブックの最初の行に下記のコードをコピペします。

!pip install -q torch==2.0.0+cu118 torchvision==0.15.1+cu118 torchaudio==2.0.1+cu118 torchtext==0.15.1 torchdata==0.6.0 –extra-index-url https://download.pytorch.org/whl/cu118 -U
!pip install -q xformers==0.0.18 triton==2.0.0 -U

!git clone https://github.com/AUTOMATIC1111/stable-diffusion-webui
%cd /content/stable-diffusion-webui

!wget https://huggingface.co/sazyou-roukaku/chilled_remix/resolve/main/chilled_remix_v1vae.safetensors -O /content/stable-diffusion-webui/models/Stable-diffusion/chilled_remix_v1vae.safetensors

!python launch.py –share –xformers –enable-insecure-extension-access

これでStableDiffusion WebUIの準備が完了です。

あとはいつも通りの方法でプロンプトなどを入力して画像生成します。

PC環境での導入方法

google colaboratoryを使わず、StableDiffusion WebUIを自力で自分のPCに導入する方法です。

  • HuggingFaceにアクセス
  • [Files and versions]をクリックします。
  • そこから「chilled_remix_v1vae.safetensors」をクリック
  • downloadをクリックしてモデルデータをダウンロード
  • ダウンロードしたモデルは「stable-diffusion-webui/models/Stable-diffusion」のフォルダに格納

以上です。

チュートリアル動画

まとめ

特筆すべきは、chilled_remix作者の鎖城郎郭さんがTwitterで画像生成AIについて積極的な発言を続けていることです。

権利の問題も含めて、フロントランナーの皆さんがどのようなことを考え行動に移しているか知ることは。ユーザーにとってもメリットがあるので注目です。

chilled_remix についてよくある質問

低容量版のchilled_remixb_v1vae.safetensorsは使えますか
低容量版のchilled_remixb_v1vae.safetensorsは無料のgoogleサービスなどで容量に制限がある場合の制限対応版です。快適に使いたいのであればフルスペック版をお勧めします。