メタバースの魅力の一つが360度動画です。
自分がカメラの動きの中心にいるため、視線を変えて風景全体を見渡すことができるのが特徴です。
アクションカメラの進化が止まらない気がします。
これまでスポーツ系動画撮影の定番と言われてきたGoPro Hero4。小型で高画質の映像をワンタッチで撮影できることから人気でした。
ところがそのGoPro Heroをしのぐカメラが発売され話題をさらっています。
新製品の名前はInsta360 ONE R。
これまでのアクションカメラとどう違うのでしょうか。
アップデートと改善点
basara669さんによるとinsta360は実際に使用いてみると気になる点があるようです。
- カメラの起動
- iphoneでの出力
- 映像のクオリティ
- ヒスノイズ
レピュー動画が参考になります。
Insta360 ONE Rとはどんなカメラ
公式サイトを見るとわかるのが製品は一つではないということ。
商品は360度撮影が可能な本体と交換レンズがセットになったツイン版と、 1インチ広角撮影用レンズが付属し た1インチ版、広角モジュール版の3種類です。
後からパーツをそろえることもできるので、360度レンズが不要なら4K広角モジュールセットの付いた広角モジュール版がおススメです。
レンズを付け替えるだけで、360度撮影カメラから標準アクションカメラに変身できる合体ロボットのようなデザインがセールスポイントです。
- 超高画質5.7K
- 360度撮影
- 4K広角
- H.264をしのぐH.265の画質
- 手ブレ補正
- 防水
このほかにもHDRと呼ばれる色補正機能も入っているので、うす暗い写真も補正でくっきりさせることができます。つまり演出の幅も広がります。
本体の撮影機能をオプションのパーツで強化する仕様です。バッテリーや広角レンズ、音声など必要に応じて実装するとかなりメカニカル感満載の風貌になりますが、撮影できる効果も広がります。
情報発信源をたどってみると。日本の代理店にたどり着きました。
プレスリリースによると、メーカーはShenzhen Arashi Vision社ということがわかります。本社は中国 深圳で、代表取締役はLiu Jingkang 。2014年に設立された中国のテックペンチャー企業の持つ商品開発力の強さを感じます。
このカメラの特徴は、もともと180度視野を持つVR向けの技術を使い、必要なレンズを被せることで様々な撮影に応用できることです。
Insta360Rを扱う代理店のハコスコとはいったいどういう会社なのでしょう。
株式会社ハコスコは誰でも手軽にVR機器を入手・体験できるよう、ダンボール製のVRゴーグル「ハコスコ®」、専用アプリ、VRコンテンツからなる「VRサービス」を提供。VRゴーグルの出荷台数60万、動画投稿数1万、登録ユーザー数5万人と国内最大級のVR配信プラットフォームです。2016年日本アドバタイザーズ協会 Webグランプリ WEB人賞、先進映像協会 グッドプラクティスアワード2016 奨励賞受賞、2014年グッドデザイン賞受賞。
Insta360 Pro、Pro2に新機能「180度3D」が追加。初の180度及び360度を同時撮影をできるプロ向けVRカメラとなりました。 | ハコスコ
代表取締役 CEOの藤井直敬さんは東北大学医学部卒業。マサチューセッツ工科大学(MIT)などで研究後、起業した脳科学者です。適応知性および社会的脳機能解明が専門というのですから研究で得たレベルの高さがわかります。 取締役 COOの太田良恵子さんは筑波大卒。MBAを取得した経営のプロです。
中国系のプロダクツは玉石混交。場合によってはバパをつかむ可能性もありますが、実力が見て取れる代理店が間に入ると信用度の高さも期待できます。
デメリットは
製品が出回り始めてまもないことからレビューはまだあまり見当たりませんが、機能についての評価は高いようです。
しかし、筐体が合体式でかさばることから、例えばカメラそのものの大きさが制限されるような用途などアクション主体の使い方では性能が発揮しきれない模様です。
まとめ
Insta360Rの販売は2月29日。ぼちぼちネットにも広告が出始めました。
気になるお値段は税込みおよそ4万円から7万円。
私はすでにDJI Osmo Pocketを使っていますので急いで購入する予定はありませんが、最重要課題にマークします。
アクションカメラより割高ですが、得られるパフォーマンスを考えると決して高い買い物でもないような気がします。
こんにちは、フルタニです。放送局で番組作りをしてました。 Insta360 を書きます。