DJI Pocket 2を選ばない三つの理由

DJI Pocket 2
フルタニ
こんにちは、フルタニです。放送局で番組作りをしてました。 DJI Pocket 2 を書きます。

DJI Pocket 2が発売されました。DJI Osmo Pocketの後継機種にあたるジンバル付きポケットカメラです。

比較した見た結果、私なら選べません。その理由は三つあります。

DJI Pocket 2 – さあ、その手に魔法を – DJI

DJI Pocket 2 を選ばない理由

動画制作者としての私のポジションは取材系の動画制作です。クリエイターのように高画質映像で勝負する動画ではなく、伝達手段として映像と音声を使う動画づくりを目指しています。

DJI Osmo Pocketも軽量コンパクト、それに三脚なしでも手振れしにくい映像が撮れるという点を評価しました。新製品の評価は、旧機種の使用実績をもとに行いました。

1.音声収録系

DJI Osmo Pocketの弱点は外部マイクが使えないこと。内蔵マイクは満足な風防がないためノイズを拾いやすく、悪天候下での撮影は期待できません。

ワイヤレスマイクを画接続できれば問題は解決します。ところが本体のUSB端子経由でマイクの接続ができないのです。外部マイクを使うためには高額な別売のマイクアダプターを取り付けなくてはならない点が不満です。

2.電源系

バッテリーは旧機種と同じ内容です。875mAhの容量の本体埋め込み型。メーカーは最大駆動時間は140分と言いますが、体感的には2時間収録が安全圏です。

そのため屋外取材のような充電が期待できない場所での撮影用にスマホ用の予備バッテリーは不可欠です。私は何度か撮影の合間に外部バッテリーをUSB経由で充電してしのぎました。

劣化した場合は本体ごとメーカー(中国)に修理を依頼せざるを得ない仕組みになっています。((将来交換にかかるコストを考えると新品を購入した方がいいかもしれないとマジで思います))

3.コスパ

インターフェースは以前と同じ。ということは静止画と動画の切り替えミスが起こりやすい点は改善されていないということです。

スマホアプリ「DJI Mimo」と連動しての動作も、初代とかわりはありません。

「Creatorコンボ」は64,900円(税込)。スタンダードタイプも旧機種の定価45,650円と比較してDJI Pocket 2は8%値段が高い49,500円です。旧機種はネット上を探すと38,600円という値付けもあるので、約5割高い商品です。

足りない点は豊富なアクセサリによって拡張できるといわれていますが、外部マイクは割高な純正アクセサリーを通じてしか接続できないということを意味します。

さらなる高画質になったといいますが、プロのテレビ制作者から見ても4K8Kのような高画質がないと死んでしまう時代ではありません。商用に作りこむのが目的でないならばフルハイビジョン品質で十分勝負になります。

現行機種でそこそこ満足。割安なDJI Osmo Pocketを使い倒した方がお得だと感じます。

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DJI Pocket 2 が評価されている点

私にとってのデメリットを先に述べましたが、新機種です。旧機種の弱点を補強した改良が随所に施されているため、初心者が最初に選ぶのであればかなりの高得点を得られる製品だと思います。

  • デザインは初代と大きく変わらない。
  • 4方向それぞれにマイクが一つずつ付けられており、音声収録機能が大幅に強化されている。
  • ワイヤレスマイクまで付属している。
  • レンズは35mm換算で20mmとなっており、初代の26mmからさらにワイドになっている。
  • センサーが1/1.7インチCMOSになり、有効画素数が64Mに増えている。
  • 静止画の最大画素数は4608×3256とアップしている。
  • デジタルズームに対応している。
  • ワイドコンバージョンレンズも付属している。
  • ライブ配信ができる。
  • RTMPにも対応している。((RTMPとは、米アドビ(Adobe)社の「Flash」で利用できるプロトコル(通信規約)の一つで、動画や音声のストリーミング配信・再生を行うためのもの。サーバとクライアントの間で連続的にメディアデータの伝送を行うことができる))
  • ☆☆☆底部がキャップ状になっていて、これを外して三脚取り付け用のマウントに付け替えることができる。ミニ三脚も付属している。
  • 本体のみでジンバルの上下左右コントロールとデジタルズーム動作が行なえる。
  • 「Do-It-Allハンドル」など豊富なアクセサリによって拡張できる。

レビュー

まとめ

私は収録に使うメイン機種を一台、遊軍的なカメラとしてDJI Osmo Pocketという構成で取材活動を行っています。

インタビューや遠景・ズーム撮影はビデオカメラで、接近戦はDJI Osmo Pocketという使い分けをしています。

主力機に万が一のトラブルが発生しても、対応することができるのでDJI Osmo Pocketを手放すわけにはいきません。
初心者がまず初めの機種としてえらぶのでしたらかなりポイントが高い機種だと思います。

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ABOUTこの記事をかいた人

元テレビ番組制作者。再就職→窓際→WEBコンテンツ制作で復活。64歳にして動画制作に自分の価値を見いだしました。目指すのは地域に根ざした"伝える系"の動画制作です。スキルアップと感謝の気持ちを持ちながら楽しく生きていきます。編集のお手伝いも始める予定です。