動画編集において「画面の広さ」は命です。特に無料かつ高機能な編集ソフト「DaVinci Resolve 20」では、デュアルディスプレイ環境を活用することで、編集効率が劇的にアップします。
この記事では、初心者でも簡単にできるデュアルディスプレイの設定方法から、活用のコツ・注意点まで、わかりやすく解説していきます。
DaVinci Resolve 20をデュアルディスプレイで使い倒す方法
✅ デュアルディスプレイの3大メリット
① 作業効率が爆上がり!
• タイムラインやメディアプールを広く表示できる
• 複数のウィンドウを並べて表示可能
• 「選んで→編集して→確認」の流れがスムーズ
② カラーグレーディングやテキスト作業の精度向上
• スコープや波形モニターを広く表示できるため、色調整がやりやすい
• テキスト入力・調整も視認性UPでミスを減らせる
③ マルチカメラ編集が快適!
• 複数カメラ映像の同時表示で、クリック切り替え編集が楽に
• 小さい画面では気付けないミスにも、大きな画面ならすぐ気付ける
🛠 DaVinci Resolve 20 デュアルディスプレイの設定方法
▶ 設定は超簡単!
1. [ワークスペース] メニューをクリック
2. 「デュアルスクリーン」→「オン」を選択
3. サブモニターが自動で認識され、サブ画面として機能開始!

「デュアルスクリーン」を「オン」にするだけで、セカンドディスプレイがサブ画面として機能します。この設定を忘れるとデュアルディスプレイが有効にならないため、確認を忘れずに。

※カットページとデリバーページはデュアル対応外ですので注意
💡 ページ別の活用法と使い方

■ エディットページ
• メイン:タイムライン+プレビュー
• サブ:メディアプール・エフェクトパネル
• [フルスクリーンタイムライン] を併用すれば超快適!

■ フュージョンページ
• キーフレームパネルをサブに表示すれば、アニメーション調整がしやすくなる
■ カラーページ
• メイン:映像全体
• サブ:ベクトルスコープや波形モニター、ノード構成
• 細かい色調整をするには、デュアルが最適
■ フェアライトページ
• 音量・音圧のクリップミキサーや波形が大きく見やすい
• 音声のノイズ除去やBGM調整も視認性抜群!
📺 おすすめモニター環境
• 最低でもフルHD(1920×1080)
• できれば4K(3840×2160)ディスプレイでさらに快適
• モニター接続も簡単!
HDMIやDisplayPortでOK、設定もPC側で認識されれば即利用可能
⚠ デュアルディスプレイのデメリットは?
デメリット 対処法・アドバイス
- 設置スペースが必要・・・ モニターアームを活用
- PCの性能に負荷がかかる・・・GPU搭載のPC推奨
- 視線移動が増える・・・ウィンドウ配置を調整
- 初期設定がやや手間
🔁 よくある質問(FAQ)

ノートパソコンでもデュアルディスプレイにできますか?
A. はい、できます!HDMIやUSB-Cで外部モニターと接続可能です。

解像度が違うモニターでも大丈夫ですか?
A. 問題ありませんが、解像度が違うと見づらいです。また、マウスで移動すると境目での動きが微妙です。同じ解像度の方が表示にズレが出にくくおすすめです。
📝 まとめ
DaVinci Resolve 20は、デュアルディスプレイでこそ本領発揮します。
画面を広く使えることで、
• 作業効率UP
• 編集精度UP
• ミスの早期発見
と、メリットが多数。
「画面が狭くてやりづらいな…」と感じている方は、ぜひデュアルディスプレイ環境を取り入れてみてください!
デュアルディスプレイ用モニターアーム 人気ベスト3
以下は、動画編集や作業効率アップに最適なデュアルディスプレイ用モニターアームの人気ベスト3です。特に安定性・可動性・対応インチ数・設置のしやすさなどを基準に、動画編集者にも評価の高いモデルを厳選しています(すべてVESA対応)。
🥇 第1位:エルゴトロン LX デュアルモニターアーム
✅ 特徴
- アーム界の王道、プロユースにも耐える剛性
- 最大32インチ/11.3kgまで対応
- なめらかな動きと微調整が可能
- USBハブ付きも選べる
価格はやや高めですが長期間の安定運用を考えれば間違いなく元が取れる製品です。配線整理もしやすく、デスクが美しく保てます。
🥈 第2位:Amazonベーシック デュアルモニターアーム
✅ 特徴
- 実は中身はエルゴトロンOEM(中身同じ)
- 最大27インチ/9.1kgまで対応
- コスパ抜群の安定モデル
「エルゴトロンは高い…」という方のベストチョイス。なめらかな稼働と組み立てやすさも魅力。
🥉 第3位:HUANUO ガススプリング式 デュアルモニターアーム
✅ 特徴
- 価格帯は5,000円〜と手頃
- 13〜27インチまで対応(1枚6.5kg程度)
- クランプ・グロメット両対応
初心者やライトな動画編集者に◎「まず1本導入してみたい」人におすすめのエントリーモデル
🎥 モニターアームを導入するメリットまとめ
メリット | 詳細 |
---|---|
デスクが広く使える | スタンド不要で作業スペースがすっきり |
モニター高さを自由調整可 | 首・肩・目の負担軽減、長時間編集でも疲れにくい |
2画面の同時作業が快適 | プレビューと編集を分離できて効率アップ |
ケーブル管理がしやすい | アーム内部にケーブル収納できるモデルが多 |
映像制作において「快適な作業環境」はパフォーマンスに直結します。モニターアームは一度使うと戻れないレベルの神アイテム。特にデュアルディスプレイ環境を構築するなら、投資する価値は十分あります!
こんにちは、フルタニです。放送局で番組作りをしてました。 DaVinci Resolve 20を デュアルディスプレイ で使い倒す方法を書きます。