自分とは別人のアバターを使って、自分の伝えたいことを喋らせる動画を作りたい。
そんな人におすすめしたいのが、無料のデザインツールCanvaを使う方法です。
実は、Canvaの中にはいくつかのトーキングフォト動画サービスが同梱されています。
その中の一つNeiro AIを使うことで、誰でも簡単にアバターを使ってトーキングフォト動画を作ることができます。
トーキングフォト動画には、D-ID、HeyGen、DeepBrainなどがありますが、これらのサービスは、有料だったり、ウォーターマークがついてしまうことがあります。
Neiro AIは無料で使え、ウォーターマークもつきません。
Neiro AIでアバターが話す動画を作る手順
Canvaを起動します。
Canvaの使い方については別記事を参照ください。
Neiro AIの起動方法は二つのルートがあります。好みのルートを選びましょう。
右サイドバーの[アプリ]をクリックして一覧の中から[AIを活用]のグループの中にある[Avatars by Neiro AI]を選択します。
インスタやTikTokなど、編集したい動画が決まっている場合はサービス一覧の中の動画アイコンをクリックして、好みのテンプレートを選択します。
すると編集画面になります。
編集画面の左サイドバーから[アプリ]を選択。[AIを活用]のグループの中にある[Avatars by Neiro AI]を選択します。
「このアプリを使用すると、利用規約およびプライバシーポリシーとアプリの権限に同意したこものとみなされます」という表示が出ますがそのまま進みます。
作業画面ではアバターの選択、読み上げテキスト、言語、声の選択などができます。
- キャラクター一覧
- テキスト入力枠
- 言語
- 声色
- 音声試聴
- 動画生成
初心者でも、上から順番に進めていけば、AIアバターがテキストを読み上げてくれる動画がつくれます。
その素材を使って誰でも簡単に動画作品を作ることができます。
まず「Pick an avatar」からテキストを読み上げてもらいたいキャラクターを選択します。
「What should they say?」に読み上げてほしいテキストを入力します。日本語でも大丈夫です。
「Select a language」でjp Jananeseを選択すると日本語になります。
「Choose voice」からは声色を選ぶことができます。
アバターに言わせたい言葉を入力して言語 を日本語に設定し、「Preview speech」をクリックします。
しばらく待つと生成された音声を視聴できます。(※環境によって視聴できないバグが出ることがありました)
音声が問題なければ、「Create your video」をクリックするとアバターが生成されます。
完成した動画サイズは小さいため、編集画面に合わせてサイズを調整します。
「共有」から「ダウンロード」を選択します。
再生して年代なければ動画が完成です。
入力した言葉をアバターが話してくれる動画を超簡単につくることができました。
フレームの枠内にアバターを配置する
編集画面の左サイドバーから[素材]を選択してスクロールダウンすると[フレーム]が現れます。
図形のデザインが山や雲になっているのは、ここに画像が嵌め込まれることを示しています。
任意の図形を編集画面にドラッグ&ドロップします。
次に、生成された動画をマウスで選択し、そのままフレームにドラッグします。
すると動画がフレーム枠に嵌め込まれました。
画像を配置する時に、フレームから外れるとマスクされないので、フレーム内にドラッグしてマスクされるところで離してください。
あとは適宜好きな場所に配置するだけでOKです。
チュートリアル動画
まとめ
Neiro AIでトーキングフォト動画を作るには、無料版Canvaとセットで学ぶのが早いです。
Canvaの操作で物足りない場合は、Neiro AIの公式ページで制作したアバター素材を加工する方法もあります。
他のサービスと比べNeiro AIのメリットは
- 無料で生成できる
- ウォーターマークがない
点です。
使ってみて不満だったのは
- オリジナルキャラクターが使いにくい
- 日本語のイントネーションが音声合成ソフトと比べ貧弱
- 生成画像の背景の透明処理ができない
などでした。でも初心者が使う分には合格点です。
自分の目的に合わせて挑戦してみてはいかがでしょうか。
こんにちは、フルタニです。放送局で番組作りをしてました。 Neiro AI を書きます。