YouTubeで稼ぐには条件[1]チャンネル登録者、視聴時間がきついので無理、と思っている人がいませんか。
でもそれは誤解です。
顔出ししなくても、編集テクニックがなくても、チャンネル登録数が少なくても稼ぐ方法があります。
その方法とは、YouTubeショートを使うことです。
YouTubeショートを使ったもう一つの収益化
YouTubeは知っていてもYouTubeショートは知らないという人は結構います。
YouTubeを見ていると、たまに縦長で1分程度の動画を見ることがあると思いますが、これがYouTubeショートです。
YouTubeショートとは2021年にスタートしたYouTubeのサービスです。
長さは1分以内、縦型の画面というのが基本デザインのYouTube版のTikTokです。
隙間時間に楽しめることから、YouTubeショートは再生回数が伸ばしやすいのが特徴です。
- 再生回数が圧倒的に多い
- チャンネル登録者が増えやすい
- 短い動画なので作りやすい
しかしYouTubeショートは尺が短いので、通常サイズにないデメリットもあります。
- 短尺なので再生時間が稼げない
- 収益化条件である総再生時間が4000時間以上の条件に加算されない
- 広告が挟めない
YouTubeの収益条件は
- 直近12ヶ月の総再生時間が4000時間以上
- チャンネル登録者が1000人以上
- 18歳以上であること
- 広告掲載に適したコンテンツであること
の4点です。
ショート動画で登録者を増やしながら長尺動画で再生時間を稼ぐ。
これからYouTubeを始める人にとっては戦略を立てながら投稿動画をつくり続けることが求められているのです。
YouTubeの収益条件に縛られず収益を上げる方法はないのでしょうか。
考えられるもう一つの方法は商品の販売。アフィリエイトを使うことです。
広告収入ではなくて「自分の商品販売につなげる」「他の会社と組み、その会社の商品販売につなげて手数料をもらう(アフィリエイトする)」などのように考えてビジネスモデルを組めば、収益が青天井になります。広告収入に頼るときに比べて、100倍以上の収益額になるのは普通です。
YouTubeの広告収入は稼げない!月30万再生のチャンネルでの実例|ビジネス思考への転換:ネット副業で高単価に稼ぐ
YouTubeショートは2021年8月から収益化。
つまりアフィリエイトが解禁されました。
商品を売って稼ぐことができるようになったのです。
動画をみて商品に関心を持った人の中には、概要欄を見に行く人が一定数います。
この概要欄には商品の内容だけでなく、商品リンクを貼ることができます。
ざっくりした流れは次の通りです。
Amazonのアソシエイトリンクを貼る
例えば、Amazonの場合はアソシエイト登録をした上で登録URLを追加し、発行された商品リンク(短縮リンク)を概要欄に貼り付けます。
YouTubeショート に Amazon アフィリエイト 広告を貼る手順 | ぶいろぐ
商品リンクが腫れるのはAmazonだけではありません。楽天もYahooもOK。
「A.8」や「もしも」、「バリューコマース」などのASP(アフィリエイトサービス)も登録可能です。
アフィリエイトの流れは次の通りです。
- ASPに登録します
- 商品リンクはサイト別に発行されるため、自分のYouTubeショートのチャンネルを登録します
- ASPから売りたい商品を検索し商品を決定します
- 商品リンクが発行されます。通常のリンクは長いのでSNSおよびYouTube用の短縮リンクを選択します。
- 各SNSの規約を必ず守った上、短縮リンクを登録した自分のチャンネルの投稿動画の概要欄に貼り付けます
- 動画の視聴者が概要欄を開いて、その広告リンクから商品が売れると販売価格の一部が報酬として支払われます
YouTubeショートは、YouTubeよりも再生回数が桁違いに多いのが特徴。
そのため通常のYouTube動画に比べ、視聴者がリンクにたどり着く確率が高く、成果も期待できます。
別の方法
アフィリエイト収益で稼ぐ方法にはもう一つ荒技があります。
それは他人のコンテンツを再利用することです。
YouTube上には第三者の再利用を許可した動画があります。
そうした誰でも自由に再利用できる動画です。
再生回数が多いもののなかから、商品やサービスの販売に繋がりそうな事例を探してアフィリエイトするという技です。
具体的にいうと、再利用可能な動画はcreative commonsというタグで絞り込みができます。
こうした再利用許可の動画をダウンロードし、自分のチャンネルからタイトルの横に「 #short」を追加した上で再投稿します。
そして、投稿画像の概要欄にアフィリエイトリンクを貼るのです。
再生回数が多い動画を再利用することで視聴回数が期待でき、その中の一定数がアフィリエイトをたどってくれるだろうという目論見です。
理論上は魅力的に見える方法ですが、再利用されたと思われるショート動画を探してみると意外と再生回数が伸びていないものが多いのが現実です。
まとめ
商品動画を作るだけのスキルや時間がない人でもショート動画を使って収益化は可能です。
ただし、ショート動画はあくまでチラ見するメディア。概要欄までたどってくれる視聴者はそう期待できません。
いかに固定客を増やし、視聴者の期待に応える動画を提供できるか。
鍵を握るのは「合計再生回数」と「平均視聴時間」です。
平均視聴時間が、動画時間の10%以下だと素通りしているユーザーが多いと考えられます。
平均視聴時間が長い動画の方が多くの視聴者にメリットが大きいと考えられています。
興味がある人は、ショート動画を使ったアフィリエイトに挑戦してみてはいかがでしょうか。
References
↑1 | チャンネル登録者、視聴時間 |
---|
こんにちは、フルタニです。放送局で番組作りをしてました。 YouTubeショート を書きます。