グラビアで集客アップ サムネイルに使える AI画像生成 ツール4選

フルタニ

こんにちは、フルタニです。放送局で番組作りをしてました。 AI画像生成 を書きます。

投稿した動画を生かすも殺すもサムネイル次第。

サムネイルとは、週刊誌の表紙のようなもの。

週刊誌の場合、文字と写真を組み合わせることで売れ行きが大きく変わります。

なので画像には凝りたいものです。

デザイナーに頼んだり、モデルさんの写真を使うのはコストがかかります。

最近はよくできたAI画像生成ツールがあるのでうまく使いこなしたいですね。

そこで、話題のAI画像生成ツールを紹介します。

Web版 Stable Diffusion

アイキャッチに使えるサムネイル。自動化できるとコスト削減につながりますよね。

そこで画像生成AIを使ってデザインやグラビア部分作りにチャレンジする人が増えています。

私の場合は、グラビアに使える人物画像をAI生成のものに差し替えたところ、印象がガラリと変わった上、素材探しの手間が減りました。

若い女性のイメージは引きが強烈で、思わず立ち止まってしまいます。

Stable Diffusionとは

Stable Diffusion(ステーブル・ディフュージョン)は、イギリスのスタートアップ企業Stability AIによるサービスです。

欲しい画像のイメージを言語化した指示書に基づき、AIが自動で絵を描いてくれます。

Stable Diffusion

細かい調整が必要な場合は有料サービスが用意されていますが、簡単なものなら公式のデモページもしくはstable diffusion playgroundなどのWebサービスから利用できます。

Stable Diffusion 2-1 – a Hugging Face Space by stabilityai

Stable Diffusion Online

使い方

サイトをスクロールをしていくと入力画面が現れます。

「Genarate Image」の枠内にある「Enter your prompt」の欄に、生成したい画像のイメージを英語入力(プロンプト入力)して「Generate Image」をクリックします。

※以下のサンプルは私がテキトーなプロンプトで生成したものです。なので化け物のようなイメージになっています。
シュッとしたものにするにはそれなりの勉強が必要です。

プロンプトのサンプルはこちら 画像生成AIで本当に可愛いイラストを生成する呪文

するとAIが4つの画像を生成してくれます。

欲しい画像を絞り込みたいときは、画像をそのままキープした上で、「Enter your prompt」の空欄に追加のキーワードを入力します。

キーワードはカンマ(,)で区切ることで複数入力できます。

すると追加キーワードによって絞り込まれた画像が四つ表示されます。

このキーワードのことを「プロンプト」と呼びます。AI画像生成の世界では普通に使われる用語なので覚えておきましょう。プロンプトは別名「呪文」とも呼ばれています。意味はおなじです。

重要なキーワードから順番に入力することで、AIに細かく指示を出すことができます。

逆にいうと、適切なキーワードを順序正しくに有力することがAIを使いこなす秘訣になります。

画像は右クリックで保存も可能です。

サービスの特徴は、入力の度にAIが新たに画像を生成すること。つまり、同じ画像は二度と生成されません。

生成されたように見えても微妙にどこかが違っています。

なので、これだと思った画像はしっかり保存しましょう。

生成した画像は基本ライセンスフリーです。

日本の場合、著作権は人間がつくったものに適用されるためAIが生成した画像は著作権に当たらないからです。

Stable Diffusionの特徴

Stable Diffusion Onlineは固有名詞に強いという特徴があります。

動物や人、絵画などの固有名詞の再現率が高いため、誰が見ても違和感を感じない画像が生成されます。

反対に、アニメなど国や地域によってイメージが異なる画像は、知る人が見るとどこかに違和感を感じる画像が作られやすくなります。

さらに、文字の表記や指の本数など細かく見るとおかしなパーツが生成されることがあるので注意が必要です。

Stable diffusion reimagine

Stable diffusionは便利ですが、使いこなすには知識と技術が必要です。

AIに描いてほしい画像イメージを伝えるには質問を作らなくてはなりません。

質問作りが面倒とお悩みの方向けに、作ってほしい画像を読み込ませるサービスが登場しました。

「似た画像」を無限生成できるStability AI公式ウェブアプリ「Stable diffusion reimagine」です。

運営サイトはCrip Dropとあります。Stable diffusion reimagine

Stable diffusion reimagineの使い方

Clipdrop」のサイトを開き、一覧の最下部にある「Stable diffusion reimagine」をクリックします。

参照になるサンプル画像を真ん中の「Click,paste,or dop・・」にドラッグ&ドロップしてアップロードします。

すると元の画像を参照して新たに画像を4つ生成してくれます。

サンプルはフリーの素材サイトからダウンロードしたものを使いました。

生成された画像はどれも微妙なものばかり。プロの利用者も「当たりを引くのはわずか」と語っています。

なので、気に入った画像がなければ当たりが出るまで何度も再生成して待つのが当たり前なのだとか。

幸運にも気に入った画像が見つかったら解像度を上げましょう。

画像の下部にあるメニューボタンをクリックします。

エンハンスアップスケールを選択します。

クリックすると拡大画面に切り替わります。

後は右下のダウンロードボタンをクリックすれば

無料でダウンロードすることができます。

Stable diffusion reimagineチュートリアル動画

Playground AI

Playground AIとは

アップロードした画像やフィルター機能を使って画像を編集してくれるAIツールです。

無料で商用利用も可能です。

公式ページはこちら。Playground AIから入ります。

「Get Started」をクリックするとログインページが開きます。

Googleアカウントでログインします。

ログイン画面の「Create」をクリックして編集画面に入ります。

Playground AIの使い方

サイトを開くと、まず他のユーザーが生成したおすすめ画像の一覧が表示されます。

画像を生成するには、画面左上の「Filter」をクリックして画風を決めます。

イメージは36種もあるので選ぶのは大変です。

Prompt枠の中に生成したい画像のイメージを文字で入力します。

日本語入力に対応していますが、英語の方が生成される画像の精度が高くなります。

手元に参照したい画像があればImageから画像をアップロードできます。

Generateを押すたびに新しく画像を生成し直してくれます。

画面右側のツールパネルには、画像の解像度などを選択することができます。

利用できるモデルは、Stable DiffusionとDALL-Eです。DALL-Eは有料です。

画像の編集

生成した画像を編集するには、画像の上から「Edit」をクリックします。

手持ちの画像は「+IMPORT IMAGE」をクリックすることで編集したい画像を選択することができます。

「Edit Instruction」の欄に編集したいイメージをテキストを入力するだけです。

編集したくない部分がある場合は、マスク機能を使ってその部分をさわれないようにすることができます。

「Add Mask」クリックして編集したい部分だけ塗りつぶします。

この状態で編集したい内容をテキストで指示をすると反映されます。

手持ちの画像風に編集する

ユニークなのが、手持ちの画像のティストを生成画像に反映できることです。

生成された画像の肌合を変えたいときは、変えたい肌合の画像を別途用意します。

その画像を編集画面左下の「Image to Image」の項目にアップロードしてインポート・付け加えます。

Craiyon

テキストから画像を生成するAIサービスです。

OpenAIのDALL・Eが原型で、Hugging Face上のページから利用できました。

本家のDALL・Eよりも「27分の1」のモデルサイズらしいといわれます。

OpenAI公式のDALL・EやDALL・E 2とは別物であるので、混乱や誤解を避けるためにCraiyonという名称になりました。

アンドロイド向けのスマートフォンアプリもあり、Google Play Storeからダウンロードが可能です。

基本的に無料で、有料プランも選択可能です。

が商用利用は有料登録していない場合は、ライセンスを明記する事が必須です。

Craiyonの使い方

「What image do you want to generate…」と書かれている欄にキーワードを入力し「Draw」をクリックすると画像候補が9つ生成されます。

ダウンロードする際に有料プラン選択の画面に切り替わります。

利用できるのは英語に限られるので、利用する際はGoogle翻訳やDeepLなどで英文にする必要があります。DeepL翻訳:高精度な翻訳ツール

まとめ

AI画像生成・編集ツールはこれ以外にも続々登場しています。

AIはモデルにしたデータがそれぞれ異なることもあり、描かれている内容は正しくても受ける感じが微妙な場合も少なくありません。

なので、生成したい画像に合わせてAIツールを使い分けるのが吉です。

以上のツールよりも優れたものが出てくる事も予想されるので、アンテナを貼り続ける姿勢が大切です。

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