Premiere Proで動画の編集をするとき、まず最初に設定しなくてはならないのが動画の設定です。
これをシーケンスといいます。
シーケンスとは
項目は[フレームサイズ][フレームレート][フィールド・フレーム][プログレッシブ等]があります。
フレームレートは縦横比。
ふつう使われている動画は16対9です。
instagramなど縦長や正方形の画角もあります。
基本は「1080p 29.97」
Premiere Pro では、[ファイル][新規][シーケンス]で設定します。
私の場合、基本はARRI、1080p、29.97fpsにしています。
商売で動画を作るにはシーケンス設定をきっちりしておかなくてはなりませんが、動画投稿はアバウトでOKです。
というのもYouTubeはかなり幅広いフォーマットの動画が投稿できるのです。
YouTubeでは投稿された高画質の動画を、中解像度や低解像度の動画にYouTubeが自動的に変換してしまいます。
シーケンス設定で選ぶ項目は数多いため、見た目で圧倒されてしまいますが、私のような動画制作者が選ぶ項目は決まっています。一般的に使われている値を選択してさっさと動画を作り始めましょう。
YouTubeにできるだけ高画質の動画をUPしたい
YouTubeは投稿された動画をYouTube側で自動変換します。その際、YouTubeは二通りの方法で圧縮すると言われています。
- 高画質→vp09
- 低画質→acv1
VP9 は Google が開発している圧縮の仕様です。デラックス版にあたります。一方avc1はH.264、MPEG-4 AVCと呼ばれる動画圧縮規格です。
YouTubeの動画を右クリックし、「詳細統計情報」の項目をクリックするとどちらが適用されているかわかります。
YouTubeでは再生数が多い動画をvp09で優先して変換すると言われています。
YouTube – 以前はビデオコーデックがH.263(音声MP3)だったが、2011年ごろからはH.264(音声AAC)のデータ形式が標準となっていた。2018年現在、VP9(音声Opus)への再エンコードが進んでおり、4KはVP9でしか視聴できない。
ウィキペディア
視聴者から高い評価を受ける動画は高画質で再生されるようになっているのです。
ではどのようにしたらvp09で変換してもらえるか。投稿する側でも様々なチャレンジが行われているようなので、参考情報をリンクします。
【あなたの動画をより綺麗に!】YouTubeに通常より高画質で動画をアップロードする方法 |
まとめ
放送局時代は技術の専門家に丸投げしていました。
しかし動画制作は技術によって実現されるので、どうしても技術の違いを理解する必要に迫られます。
どうしても突き詰めたくなる人がいるかもしれません。
自分に関係する必要最小限のことを押さえれば先に進みます。
目的と手段を間違えないようにしましょう。
こんにちは、フルタニです。放送局で番組作りをしてました。 動画【キーワード】を書きます。