よく聞かれるのが「オススメ無料編集ソフトってない」という質問。
動画編集ソフトについての質問です!おすすめのソフトを教えてくださ… – Yahoo!知恵袋
- 動画のシーンに人物だけ切り取った画像を貼り付けたいのですが、おすすめの画像編集ソフトはありますか?
- 今インストールしようと思っているのはAffinity Photoというソフトなのですが、使いやすい画像編集ソフトがあったら教えていただけると嬉しいです!
- これから会社の商品PR動画やSNS用のCMを撮影し編集したいと思っています。Adobe製品いいよ!もしくはそれよりこっちがいいよ!等ありましたらアドバイス頂けると嬉しいです。
有料でよければAdobe Premiere。無料だとDavinch Resolve。その理由をまとめました。
無料動画編集ソフト は”ダヴィンチ・リゾルヴ”を推します
編集ソフトは星の数ほど出ているので初心者にとって選ぶのは一苦労です。
スマホのカメラで撮ったものをサクッと編集したいだけならば操作が簡単な無料ソフトから選べばOKです。
パソコンで動画を簡単に編集するなら、Windows10に同梱されたMicrosoftフォトが超便利です。
Windowsユーザーはまずこのソフトを使ってみて、慣れたら上を目指しましょう。
YouTubeでの投稿を続けたり、YouTube編集代行などを目指すのなら有料ソフト一択です。
仕事で使うなら、プロジェクトファイルの互換性が高いAdobe Premiereしかありません。
なぜなら、クラウドワークスなどの案件を見ればわかります。
しかし、世の中にはお金がないけど、スキルを上げたい人もいると思います。
使いやすくてコスパの良い編集ソフトを調べて行き着いたのがDavinch Resolveでした。
動画編集ソフトは山のようにあります
当然、スマホアプリでも編集できるし、安いし、簡単に絵を繋ぐだけならそれでも十分だからです。
しかし、説明資料を動画にしたり、YouTubeに投稿したいのが目的であるなら、編集ソフトを使わないとできないことが多すぎます。
サイトを検索するとムービーメーカーがいいとか、 フリーならばaviutlがいいという記事を目にします。
aviutlなどの高機能フリーソフト。
でも、aviutlは例えるなら飛行機の操縦席に座ってるような感じ。メカニック感が前に出過ぎている上に、自分で組み立てなくてはならないところが多すぎます。
では何を選ぶべきなのか。
YouTuber周辺で話題となっているのがこのソフト。Blackmagic Design社のDaVinci Resolve(ダヴィンチ・リゾルヴ)と言う動画編集ソフトです。
Blackmagic Design社は毎年秋、幕張で開催される放送産業の見本市「Inter BEE 国際放送機器展」の常連出品業者です。
この会社が作った編集ソフトがDaVinci Resolve(ダヴィンチ・リゾルヴ)。
インストールして実際に使っています。メチャ使い勝手がいい。
情報系の動画はシンプルな編集機能さえあれば十分なのでDaVinci Resolve(ダヴィンチ・リゾルヴ)は結構ポイントが高いソフトだと思います。
無料ソフトなのに機能は充実
DaVinci Resolve」は無料で期間制限なく使えます。
これに対して「Premiere Pro」は月額2,180円(税別)かかります。
Macユーザーでは「Final Cut Pro X」は買い切りで32,223円(税別)です。
DaVinci Resolve(ダヴィンチ・リゾルヴ)高性能でありながら、殆どの機能が無料で使える編集ソフトです。
さらにWindowsでもMacでもLinuxでも使えるようになっている点も評価できます。
[inside DaVinci 15]Vol.03 私はDaVinci Resolve 15をこう使う〜岡田太一氏(スタッド 代表)の場合 – PRONEWS
コマーシャル映像制作のプロダクションなどでも使われていて、信頼性の高さも評価されています。
有償版と無償版、どちらを選ぶか
有償版のDaVinci Resolve Studio(¥33,980)もあります。
結論を先に言うと、あえて有償版を選ぶ必要はありません。
DaVinci Resolve Studioは4K以上のサポートを追加。120fpsまでのフレームレートにも対応しています。 ノイズリダクション 。HDR機能。また、無償バージョンには含まれない、数多くのイメージ処理機能やフィルターを使用できます。フィルムグレイン、時間的/空間的ノイズ除去、顔を強調する新ツール、レンズフレア、レンズ歪み補正、オプティカル・クオリティのブラー/ミストエフェクト、マッチムーブ、ワーピングなど、様々な機能を搭載!
①4K以上のサポート・・・もっとも使用されるアスペクト比は4096×2160。YouTube動画は1920×1080が一般的です。
②120fpsまでのフレームレート・・・一般的なテレビは30fpsです。スローモーションの編集が必要でなければ120fpsは必要ありません。
③HDR機能・・・放送技術の現場で一昨年から話題となっている画質分野の昨日。明るい被写体は輝くように、暗い部分は漆黒にという輝度の再現力に圧倒的な存在感を示す新技術です。美術番組や化粧品CMなどの質感で勝負するなら別ですが、なければ困る機能ではありません。
④数多くのイメージ処理機能やフィルターを使用できます。フィルムグレイン、時間的/空間的ノイズ除去、顔を強調する新ツール、レンズフレア、レンズ歪み補正、オプティカル・クオリティのブラー/ミストエフェクト、マッチムーブ、ワーピングなど・・・映像加工で重宝するのはモザイク処理、フェード機能、白とばしです。
この他にも有償版では暗闇で撮影した時に生じるノイズをとる機能や複数の人が編集に参加できる機能、手ぶれを軽減させる機能などが入っています。
しかし、 アート作品を作りたいなら別ですが、趣味で映像編集をするには無償版で十分です。
無償版で困る点をあえて言うなら
物足りないのがスーパーする文字。日本語フォントの数が少ないことです。
日本人相手に作る動画では英語フォントはほとんど使わないので、英語を削って日本語を増やして欲しいと思うほど、使えるフォントが限られています。
「Windows」のFontフォルダに入っているフォントは使えません。[1]Photoshopなどで字幕スーパーを別途作った画像データを当てる技もありますが手間がかかりすぎます
また、稀にではありますが、作業中に落ちることがあります。こまめにプロジェクトファイルを保存すれば大事故には至りませんが、メモリーを食い過ぎると起きる現象のようです。
タダより安いものはない
Inter BEE のブースで見たBlackmagic Design社の製品は、高額なものばかりだった印象でした。
その路線を大きく変えたのはこれから始まる高速通信時代を読んでのことではないかと思います。
動画データを湯水のごとく送受信できるこれからの時代、映像編集は普及が期待できます。ユーザーを1人でも多く獲得した方が勝ちなのはフリーミアムの定石です。
編集ソフトの使い方はどのソフトも基本的な部分では同じです。
ユーザーとしては大きな流れに乗った方が安心なので、注目に値する編集ソフトになるかもしれません。
興味を持った方は公式ホームページから試して見てはいかがでしょうか。
References
↑1 | Photoshopなどで字幕スーパーを別途作った画像データを当てる技もありますが手間がかかりすぎます |
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こんにちは、フルタニです。放送局で番組作りをしてました。 無料動画編集ソフト を書きます。