絵を描く技術やデザインの知識がない場合、自分の想像を形にすることは困難。
そんな時使えるのがChatGPTです。ChatGPTは個々のニーズに合わせて機能をカスタマイズする「GPTs(ジーピーティーズ)」というツールが追加されました。目的によって様々な「GPTs」が公開されています。
中でも注目なのが「image generator」です。
「image generator」とは、一言でいうとユーザーと対話しながらアイデアを画像に具現化するツールで、「GPTs」を集めた革新的なプラットフォーム「GPT Store」の中から入手することができます。ChatGPTは基本無料なのでimage generatorも無料ですが、生成できる枚数は1日2枚までに限られています。
画像を GPT に書かせるimage generatorとは
「image generator」は、GPTの機能を使ってユーザーが想像するさまざまなシナリオやアイデアを視覚的に具現化し、クリエイティブな画像を簡単に生成することができます。
たとえば、「夕暮れ時の静かな湖に浮かぶ小舟」といった情景を伝えることで、そのイメージに応じた画像が生み出されます。
ChatGPTのGPTs「image generator」の使い方
下記のリンクをクリックすると「image generator」が立ち上がります。
「image generator」から立ち上げる場合は次のステップで進みます。
- ChatGPTにログインして、「GPTを探索する(Explore GPTs)」をクリックします。
- 検索ボックスから「image generator」と入力します。
- 「image generator」GPTの箇所をクリックします。
- 画面下の[Start Chat]ボタンをクリックします。
- アクセスに成功すると、メイン画面が表示されます。
「image generator」GPTの使い方
画像を生成するには、つくりたい画像のアイデアを「プロンプト(命令文)」に書いて送信します。すると数秒で反応があり画面にイメージが生成されます。
生成された画像が満足いかない場合はプロンプト欄に修正点を記入して送信します。GPTは最初の質問を覚えていて、修正意見にあわせた回答を返してきます。
「イメージを適切なテキストにするのが難しい」「モデルになる画像がある」「著作権をクリアしたい」などの希望がある場合は、プロンプト欄にモデルとなる画像をドラッグ&ドロップします。
すると画像データがアップロードされ、生成がはじまります。
生成がうまくいかないようならば、プロンプトをコビーし、その内容を質問欄に貼り付け、再生成します。
ちよっと田舎くさく感じたので、元の画像に忠実に再現してもらいました。
看板が変わり、バイクが追加されて少し雰囲気が変わりました。
「image generator」GPTは、画像生成に特化したChatGPTのバージョンです。ChatGPTにはDALL·Eという画像生成ツールがありますが、基本的な性能は変わりません。
違うのはユーザーとの関係です。DALL·Eは画像生成技術そのものであるのに対し、「image generator」GPTは、画像生成に加えて、ユーザーとのやり取りやフィードバックに基づいてリクエストを精緻化する役割も担っています。
AIのことはあまり詳しくないし、思うような画像が手に入ればいいという人は、「image generator」GPT一択で大丈夫です。
デメリットもあります。無料版で生成できるのは2枚が限度。
2時間ほど時間を置くか、有料版を使うか検討が必要です。
まとめ
初心者にとって作りたいイメージをプロンプトにすること。つまり「言語化する」作業は思った以上に手間がかかります。
なので、はじめのうちは好きな写真や画像をバンバンアップロードして、プロンプトにしてもらう方が楽です。使っているうちにプロンプトの意味がわかってきます。
GPTとの対話を通じ、細かい修正を加えながら、理想の画像を作り上げましょう。
こんにちは、フルタニです。放送局で番組作りをしてました。 Neiro Studio を書きます。