ゆっくり実況動画や解説動画で人気のキャラクター「ずんだもん」を動かしながら喋らせたい方いませんか。
この記事では、初心者でも簡単にできる「ゆっくりムービーメーカー4(YMM4)」を使った動画制作手順をわかりやすく解説します。
立ち絵の設定や音声の導入、口パクの作成などを順を追って説明します。
ゆっくりムービーメーカー (YMM)で「ずんだもん」の立ち絵を喋らせる手順
「ずんだもん」動画のメリットは三つあります。
- 動画が作りやすい(作っている人が多いので真似しやすい)
- 自動音声なのに人の喋りに近い自然な音声
- 無料の「ゆっくりムービーメーカー」と連携している
なので、動画制作初心者はまず触ってみて様子をみるのにもってこいです。
必要なツールを準備しよう
ゆっくりムービーメーカー(YMM4 Lite)
「ゆっくりMovieMaker4(YMM)」はゆっくり実況プレイ動画用の動画編集ソフトです。
ゆっくりMovieMaker4 | 饅頭遣いのおもちゃ箱からダウンロードできます。
Macでゆっくりムービーメーカー(YMM)を使いたい場合は、「Parallels」というソフトを導入すれば解決できます。
Parallels:Mac および Windows の仮想化、リモートアプリケーションサーバー、Mac 管理ソリューション
Parallelsとは、Mac上でWindowsやLinuxなどを動作できる仮想化ソフトであり、Chromebook版もあります。ゆっくりムービーメーカー(YMM)を使いたい場合は最初に無料版のTrialを試し、有料のStandardかProを選ぶことになります。
音声はVOICEVOXを使うことから今回は「ゆっくりMovieMaker4 Lite」をダウンロードします。
ダウンロードしたZIPファイルを展開します。
YukkuriMovieMaker.exeを起動すると、「ゆっくりMovieMaker4を起動中」という表時の後、プロジェクトが立ち上がります。(このアプリがデバイスに変更を加えることを許可しますかに、はいを選択)
ゆっくりMovieMaker v4.35.0.0.Liteが表示されればOKです。
ゆっくりMovieMaker4には音声サービスが付属したYMM4と通常のYMM4から、商用利用の際にライセンスの購入が必要になるAquesTalk1、AquesTalk2、AquesTalk10を取り除いた状態で配布しているYMM4Liteの二種類があります。AquesTalkがインストールされていないYMM4Lite本体は商用・非商用問わず無料でご利用できます。
VOICEVOX(無料音声ソフト)
VOICEVOXはキャラクターの声が詰め込まれたサービスです。「有料のAquesTalkは無理」という方にはお勧めの無料で使えて商用OKの音声生成ツールです。
ゆっくりMovieMaker との連携も簡単にできます。なので使わないと損ですね。
VOICEVOX公式サイトからインストール。
特に希望がなければ表示のまま先に進みます。
インストーラーを使うとセキュリティの警告が出ますが構わず先ら進みます。
利用許諾に同意するとホーム画面が表示されます。好みのキャラクターを選びましょう。
ずんだもんの音声は無料ソフト「VOICEVOX」で生成できます。
設定画面で「VOICEVOX.exe」のパスを指定して連携します。
「ゆっくりMovie Maker4 Lite」を起動して、「ファイル」→「設定」を選択します。
左メニュー「VOICEVOX連携」→アプリケーション一覧「SHAREVOX」→「実行ファイルのフォルダアイコン」をクリックし、SHAREVOX.exeを選択します。
設定を閉じて「ファイル」→「キャラクターの編集」を選択します。
最後に「新しいキャラクター」をクリックして「ずんだもん」に入れ替えれば完了です。
実行ファイル欄右側のフォルダアイコンボタンをクリックし、VOICEVOX.exeのパスを選択する(VOICEVOXをインストーラーを使ってインストールし、インストール場所をデフォルトから変更していない場合、設定する必要はありません。)
ずんだもんの立ち絵をダウンロード
「坂本アヒル ずんだもん」で検索し、公式サイトから立ち絵素材(PSDファイル)をダウンロード。
ZIPファイルを解凍し、立ち絵フォルダを保存します。
YMM4で立ち絵と音声を設定する
立ち絵の導入
- YMM4を開き、「キャラクター編集」→「新規作成」からずんだもんを追加。
- 名前や声質を設定し、立ち絵に解凍したPSDファイルを指定。
ゆっくりムービーメーカーを開き、「キャラクター編集」を選択。
セリフ入力欄左側のキャラクター設定ボタンをクリックする。
新規作成ボタンをクリックし、キャラクターを追加する。
全般→名前欄に任意の名前を入力する。
ボイス→声質欄で、利用する声質を選択する。
タイムライン下のキャラクター一覧でキャラクターずんだもんをを選択。
セリフを入力し、追加ボタンをクリックする。
リスト内の「立ち絵」項目でZIPファイル内にあるPSDファイルを指定して適用。
音声の導入
- VOICEVOXで「ずんだもん」を選択し、セリフを入力。
- WAV形式で音声ファイルをエクスポート。
- YMM4に戻り、タイムラインに音声ファイルをドラッグ&ドロップ。
ボイス→声質欄で、利用する声質を選択する
タイムライン下のキャラクター一覧でキャラクターずんだもんをを選択後、セリフを入力し、追加ボタンをクリックする
表情と口パクの設定
- 口パク設定: 「立ち絵素材マネージャー」から、口のパーツを「口パク」に設定。
- 表情変更: セリフごとに目や口の形を調整。
- ポーズ変更: 腕の位置や細かい動きを加えてリアルさをアップ!
動画を完成させよう
- 背景とBGMの追加: フリー素材サイトからダウンロードしてタイムラインに配置。
- 動画出力: 完成した動画を「ファイル」→「動画出力」で保存。
チュートリアル動画
「ずんだもん」の音声はさまざまなサービスで提供されています。その違いを知りたい人はこちらの動画をご覧ください。
まとめ
これで「ずんだもん」が喋る可愛い解説動画の完成です!動画を編集する際は、背景やBGM、演出を工夫してオリジナル作品を目指しましょう。ぜひ挑戦してみてください!質問があればコメントでどうぞ!
こんにちは、フルタニです。放送局で番組作りをしてました。 ゆっくりムービーメーカー (YMM)で「ずんだもん」の立ち絵を喋らせる手順を書きます。