【予算10万円】動画撮影・初動に必要な機材とは

こんにちは、フルタニです。放送局で番組づくりをしてました。

放送局ではプロ用の機材が使えましたが、フリーになると全て機材は自前で揃えなくてはなりません。カメラ店に行ってみて驚いたのですが、店先に並ぶのは高級機ばかり、仕事の現場でも使わないようなレフ板とかクレーンとかスライドドリーなんて機材もありました。結構高い機材が売れているんですね。

カメラマニアではないのでそこそこ使えるコストパフォーマンスの良い機材に価値を感じます。とりあえず最低限これだけ揃えればなんとかなる基本セットをまとめてみました。

ミラーレスカメラ

私はジンバル(防震装置)付きポケットカメラ一択で映像クリップを作っていますが、かなり特殊な使い方です。初めての人はベーシックな機材から映像制作を始めた方が安心です。

カメラ店に行くと最近人気の商品がミラーレスカメラです。ミラーレスとは外観は一眼レフカメラそっくりですが、カメラの構造が違います。そのメリットは次の3点です。

  • 動画撮影機能が標準装備されている
  • 軽くて扱いやすい
  • 交換レンズが使える

動画撮影機能が標準装備されている

HD動画撮影機能が搭載されていること。動画専用のムービーカメラと比較してミラーレスカメラはレンズが大きいこと(レンズ性能が高い)。各種補正機能が充実していることなどが挙げられます。

軽くて扱いやすい

一眼レフと比べ、ミラーレスは鏡が内蔵されていない分軽量コンパクト。小さく軽いということは撮影する際の機動力が生かせることです。

交換レンズ

コンパクトデジカメやスマホと違って、レンズが交換できるのも魅力の一つです。撮影する目的に合わせて望遠やマクロなど使い分けができることからバリエーションある映像が撮影できます。

注意する点

連続動画撮影時間に注意 : 1世代前のミラーレスカメラは撮影時間制限がかけられています。ワンカット29分59秒までという制限です。これは欧州諸国との取り決めで30分を超えるとビデオカメラに該当し、関税が高くなってしまう名残です。1)関税の内容が見直されて2019年2月以降発売のカメラであれば無制限で撮影できるものが増えています。

カメラ選びに迷った時は、カメラのレンタルサービスを使って気になるカメラを短期使用することで、そのカメラが自分に合っているかどうかを見極めることができます。

ビデオカメラ

交換レンズ

ズームレンズ

広角28ミリから100ミリ程度の望遠サイズを網羅したズームレンズを標準ズームレンズと言います。幅広いレンズサイズを一本のズームレンズでカバーできるのがメリットです。デメリットはレンズのF値が暗くなりがちなこと。明るいF値のレンズは高価で重くなりがちということが挙げられます。ほとんどのズームレンズは手動式ですが、電動式の自動ズーム機能を持ったレンズも登場しています。

単焦点レンズ

交換用の単焦点レンズもあります。単焦点レンズは狙った焦点距離に合わせてレンズが設計されているため、レンズの歪みの影響が少ないこと、F値が明るいことからボケ味などの効果が期待できることが挙げられます。

F値とはレンズの絞りの単位で[F4]などと表記します。数字が小さいほど絞りが開きます。絞りが開いた状態で撮影すると遠近のピントの差がはっきりと出てきます。http://tatsumo77.hatenablog.com/entry/2018/11/18/184642

マウントアダプターが使える

一眼レフの場合、マウントが異なるレンズを取り付けることはできませんでした。しかし、ミラーレスの場合マウントアダプターと呼ばれる器具を使えば異なるレンズの使い回しができるようになりました。

三脚

動画撮影に欠かせないのが三脚です。安定した映像が撮れないと編集で困るからです。三脚には写真撮影用とビデオ用の二種類があります。外見はよく似ていますが、写真用はそれぞれの足が独立して伸び縮みさせることができるのに対し、ビデオ用は三本同時に伸縮させられるのが特徴です。

三脚選びのポイントは次の三点

  • カメラを支える耐荷重
  • 自分に適した重さ
  • 雲台

持ち運びのことだけを考えて軽い三脚を選ぶと、撮影時にカメラを支えられなかったり倒れてしまうことがあります。また、動画撮影は様々なシーンを撮る必要条移動する場合が多いので自分の行動力を損ねない重さを選びたいものです。動画はパンやズームなどカメラをスムーズに動かす必要が静止画撮影以上に重要になります。可動部分に適度な抵抗があり、滑らかな動きができる雲台がベストです。

マイク

動画撮影ではカメラ内蔵のマイクでも音は拾えます。しかし周囲の音も拾ってしまうことから雑音が入りがちです。さらに風の影響も無視できません。ポップノイズという風の音も視聴の邪魔になります。音を正確に拾うためには外付けマイクを使った収録が万全です。

外付けマイク

録音する範囲や指向性が選べるのが外付けマイクの強みです。カメラのフラッシュシューに取り付けて使うのがガンマイクと呼ばれる外付けマイクです。ガンマイクはマイクの正面の音を中心に録るのか、周辺の音まで含めて録流のか指向性をスイッチで切り替えることができます。風が強い環境では防風用の毛状のカバーを取り付けることで風の影響を抑えることができます。

注意点は、カメラとの互換性です。使用する際は互換性を確認して使用しましょう。

照明

カメラの性能は向上しているため、光量不足で撮影できないことはなくなりました。しかし撮影対象によっては十分な光量がないと結果に影響が出る場合があります。補助用の光源としてライトを用意しておくと撮影に余裕が出ます。

References   [ + ]

1. 関税の内容が見直されて2019年2月以降発売のカメラであれば無制限で撮影できるものが増えています。